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ヘザウィック・スタジオ展③電気自動車[エアロ],Google新社屋ほか

 六本木ヒルズ展望台(東京シティビュー)で開催中の「ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築」@東京シティビュー

 今回は【セクション2】と【セクション3】から、印象的だった作品・プロジェクトを振り返っていく。

セクション2「みんなとつながる」
人々が自然に集い、会話が始まるような開放的な空間。ヘザウィック・スタジオのデザインには、閉鎖的になりがちな空間を開き、隣接する空間と繋げていくことで、自然の光や空気に触れながら、人と人が自ずと出会えるような意匠的配慮がみられます。

展覧会を構成する6つのセクション より

エアロ(電気自動車)

 会場入口に原寸大モデル画展示され、とにかく人目を引いていたのが「エアロ」だ。

 シャープなのに、なぜか温かみのある印象。上記の「より野心的な環境への貢献」といった言葉ひとつとっても、コンセプトとしてあたためられてきた言葉が、デザインの線一本一本に活かされているのだな、ということを妄想する。


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グーグル・ベイ・ビュー

 Google社の新社屋。竣工2023年、とあった。


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マギーズ・ヨークシャー

 2020年竣工、とあった。植込みの模型も。


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セクション3「彫刻的空間を体感する」
ヘザウィック・スタジオのデザインの特筆すべき特徴のひとつが、彫刻的なかたちです。空間を体感することのできる建築物も、ヒューマン・スケールで発案されており、彫刻がそのまま大きくなった空間とも言えるでしょう。形状だけでなく、素材やそのテクスチャーにもアーティストや職人による手作業の温もりが残されています。

展覧会を構成する6つのセクション より

ヴェッセル

 竣工2019年とあった。ビル?いや、上記説明のように「構造物」「構造体」とされると、しっくりくる。


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バンド金融センター

 入口に煙突のような輝く筒が展示されていて、気になっていた。

 こちらが全貌だ。


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海南舞台芸術センター

 最終回の次回は、セクション 5、6と、壁一面に展示されていたスケッチ群を振り返っていきたい。


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