Chisato ABE

自分メモと閲覧ばかり。 2023年はアウトプットスキル向上をめざして年間10本以上書く…

Chisato ABE

自分メモと閲覧ばかり。 2023年はアウトプットスキル向上をめざして年間10本以上書くぞ!オーー!内容は仕事関連(ラジオ)のことになると思います。

記事一覧

脱兎と臥龍。

脱兎のごとく、個人的な大事なことからは逃げ回っていた2023年だった。仕事だけは逃げずにやっていたと思うけど。(それは私が判断することではない。) 臥龍とは龍が…

Chisato ABE
6か月前
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4年ぶりにロッカーから引っ張り出した瀧さんのヘッドホン!

ラジオの出演者は、パーソナリティとか、ナビゲーターとか、パートナー、だったり、アシスタントだったり、番組によっていろんな立場、呼ばれ方の人がいるけれど、スタジオ…

Chisato ABE
11か月前
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公共的に死ぬ。

『生き物はなぜ死ぬのか』 小林武彦 著 私欲に生きて、公共的に死んでゆく。 小林武彦さんの著書にある忘れられない言葉だ。 その言葉を知るきっかけはラジオである。 …

Chisato ABE
1年前
9

有線放送の思い出。

初めて一人暮らしをしたアパートには有線放送が付いていた。 居住のサービスで聞けたのか、料金が最初から家賃に組み込まれていたのか、その辺りの絡繰りはわからないが、…

Chisato ABE
1年前
9

小田嶋さんのワニ。

正直に白状しよう。 30代後半、私は「読書スランプ」に陥っていた。 ところが半年ほど前、突然「読書熱」が戻ってきて、小説やエッセイを立て続けに10冊くらい読んだ…

Chisato ABE
1年前
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山田うどんのラジオドラマ

2014年5月。 『みんなの山田うどん』に掲載された角田光代さんの小説をラジオドラマにする仕事をした。 2022年12月。 およそ8年半の時を超え、私はこのラジオドラマを聞き…

Chisato ABE
1年前
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脱兎と臥龍。

脱兎と臥龍。

脱兎のごとく、個人的な大事なことからは逃げ回っていた2023年だった。仕事だけは逃げずにやっていたと思うけど。(それは私が判断することではない。)

臥龍とは龍が伏せた状態だそうだ。
で、あなたはいつまで伏せているのか?と聞かれそうだな。
立ち上がったところでたがか知れている。

noteの記事を10本書くことを目標としていたが4本しか公開できず、中国語の試験も4月に1度受けたきり、12月は受けら

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4年ぶりにロッカーから引っ張り出した瀧さんのヘッドホン!

4年ぶりにロッカーから引っ張り出した瀧さんのヘッドホン!

ラジオの出演者は、パーソナリティとか、ナビゲーターとか、パートナー、だったり、アシスタントだったり、番組によっていろんな立場、呼ばれ方の人がいるけれど、スタジオの内側でマイクに向かってしゃべる人たちは、ほとんどの場合、耳にイヤホン・ヘッドホンをしている。

そのイヤホンからは番組中にかけた曲やBGMが流れたり、副調整室(サブ)からディレクターの指示が聞こえたりする。なので、生放送では欠かせないアイ

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公共的に死ぬ。

公共的に死ぬ。

『生き物はなぜ死ぬのか』
小林武彦 著

私欲に生きて、公共的に死んでゆく。

小林武彦さんの著書にある忘れられない言葉だ。

その言葉を知るきっかけはラジオである。
当時「アシタノカレッジ」(今は「プレ金ナイト」)のコーナーゲストで小林武彦さんがTBSラジオに来たときのこと。私はただのアテンド係(講談社の営業担当だから)で近くにいたのだが、武田砂鉄さんと小林武彦さんがそんな話をしていて、不意に私

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有線放送の思い出。

有線放送の思い出。

初めて一人暮らしをしたアパートには有線放送が付いていた。

居住のサービスで聞けたのか、料金が最初から家賃に組み込まれていたのか、その辺りの絡繰りはわからないが、巡り巡って、かなり廻った結果、いま私はTBSラジオで働いている、ような気がしている。

コンクリート打ちっぱなしのマンション・・・といえば聞こえはいいが、実際は建物の1階に〝超〟の付く寂れたサーフショップがあって、海の近くでもないのに「な

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小田嶋さんのワニ。

小田嶋さんのワニ。

正直に白状しよう。
30代後半、私は「読書スランプ」に陥っていた。

ところが半年ほど前、突然「読書熱」が戻ってきて、小説やエッセイを立て続けに10冊くらい読んだ。読書熱の復活に小躍りするほど嬉しかったのに、ブームはあっという間に去ってゆき、私は再び「読書スランプ」に陥っている。

こんな言い訳をツラツラ書いたのは、小田嶋隆さんの遺稿集『小田嶋隆のコラムの向こう側』を頭から読み始めることが出来なか

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山田うどんのラジオドラマ

山田うどんのラジオドラマ

2014年5月。
『みんなの山田うどん』に掲載された角田光代さんの小説をラジオドラマにする仕事をした。

2022年12月。
およそ8年半の時を超え、私はこのラジオドラマを聞き直すことになるのだがそのことについて書きたい。

きっかけは、「Adam byGMO presents ゲージュツ爆発チャンネル!」の収録だった。12月の月替わりパーソナリティ・漫画家の瀧波ユカリさんがゲストとして番組にお招

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