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「幸せ」はスキル

3連休に車で出かけていましたが、案の定渋滞に巻き込まれたので・・いろいろなPODCASTを聞いて楽しんでいました。アメリカのBECOMING WISEというPODCASTでは「HAPPINESS IS PRACTICE - 幸せであると感じるのには、練習が必要である」という話があり、ちょっと興味深く思いました。NPRのHIDDEN BRAINでは、どんなお金持ちでも人は自分よりも上の人と比較をする傾向があるので、たとえ自分が国内で上位5%に入る年収があったとしても、自分はお金に満足していると感じないとのこと。

「幸せ」って物質的なものも、精神的なものもあります。そして、幸せは人それぞれの尺度があり、みんな違うと思います。ある人にとっての幸せは、他の人にとっての幸せではない。また、ある人が目指していた「幸せ像」があり、そこにたどりついても幸せとは感じなかった、ということもあるのかもしれません。自分が「幸せ」と感じることって難しいと思いますか?

私は、幸せと感じることの近道は、「感謝する心」だと思っています。今の自分の生活も足りないものがあるし、自分も不完全だし、もっと良い暮らしだったり、仕事だったり、人間関係があるんじゃないかと・・・と考えだしたら、キリがない。足りないところを見ると、私は幸せじゃない、と思ったりもします。でも足りていないところに着目をするのではなく、今あるものに着目をして、今あるものに対して感謝をする。そうすると「私は幸せだなー」と気づくことができます。

今、この瞬間にも、目の前にあるものに感謝できます。今、私はNOTEを書くためのパソコンを所有していて、よくタイプできる指があること。テラスにいて、鳥のさえずりが聞こえてきて、暖かいジャケットもあるので寒くは感じないこと。そして、書きながらハーブティーを飲んでいるので、一口飲むとホッとできること。贅沢な時間、幸せな時間。この時間があることに、感謝だな、幸せだな、と感じます。

幸せを感じるのに、練習が必要だというのは、こういう感謝する心を育むことだと思います。セルフコンパッションでは、GRATITUDE JOURNAL ー感謝の日記を書くことを勧めています。この感謝の日記は、様々な研究がされておりウェルビーングを高める、幸せ度に貢献する、など多くの実績があります。効果は4週間から出るようなので、1ヶ月試せる方がいたら是非、やってみてください!箇条書きでもいいです。枕元にノートを置いておいて、寝る前に1−2分振り返って、今日感謝したいことを書いてみてください。

私は、つらい日は特に今日の感謝できることは何だったかな?と考えるようにしています。どんなにつらい日でも、感謝できることってあります。なければ作ってしまってもいいと思います!美味しいものを買ってきたり、暖かいお風呂に入ったり。それでも十分に今日、感謝できることになると思います。

最初のPODCASTの話に戻しますが、幸せを感じるには、練習が必要なのだと思います。人は、自分より何かを持っている人と比較する傾向があるので、どうしても足りないものに着目しがちです。だから、今、目の前にあるものに着目して、感謝をする。こう考えると、幸せって、スキルなのかもしれません。スキルなので、練習とともに高まっていきます。今、目の前にあるものを見つめ、感謝する心を身につけて、幸せスキルを高めてみてください!

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