消化・吸収の勉強に!でんぷん分解実験🌾🍁
9月に突入し、あっという間に秋になりましたね。
皆さんは秋といえば何を思い浮かべますか?
・読書の秋
・スポーツの秋
・食欲の秋..
秋はお芋や栗、かぼちゃなどが美味しい季節ですよね!🌰🍠🎃
そこで、今回は消化や吸収の勉強にもなる!でんぷんの分解実験をやってみました〜!
必要なもの
まずは道具のご紹介!!
・透明プラスチックカップ(色がわかればコップなどでもOK)
・スポイト
・水
・片栗粉(小麦粉or炊いたご飯でも大丈夫です!)
・イソジン(ヨウ素液)
・胃腸薬(錠剤/粉)
前回の実験はこちらから↓
実験開始!
まずは、片栗粉に水を入れスポイトで混ぜます。
そして片栗粉と水を混ぜたものを、4つの透明プラスチックカップに、スポイト5mlずつ分けていれていきます。
1つ目はヨウ素液を入れます。
片栗粉はじゃかいものデンプン(糖の一種)のため、ヨウ素が茶色から青紫色に変化するのです!
・・・
2つ目には唾液を入れます。
唾液には、
・口内を守る
・食べ物を壊す 機能があります。
唾液の中には、でんぷんを分解する酵素「アミラーゼ」があります。
アミラーゼの他にも身体の中には消化のための酵素(消化酵素)があり、食べたものを分解して体に吸収しやすくしてくれます!
(草食動物には基本的にアミラーゼがあります🦓🦒🐄🐫)
3つ目は胃腸薬の錠剤を入れます。
胃腸薬は胃を守るためだけでなく、唾液と同様に食べ物を壊す消化酵素も入っていることがあります。
上の写真の、タカヂア錠は、唾液の中にあるアミラーゼ自体を薬にしているようなものと考えて良いそうです..!🤔
食べ物の消化・吸収を助けてくれます。
4つ目は胃腸薬の粉タイプを入れます。
4つを一列に並べてみると、最初はこんな感じでしたが...
まとめ
食べ物をよく噛むことは、食べ物を物理的に小さくすると共に、唾液の中の消化酵素による分解がされます(口では特にデンプンなど糖)。
そしてそれが体内への負担を軽減し、吸収を良くすることにつながります。
また、よく噛むことで脳の満腹中枢が刺激され、必要以上の量を食べなくても良い状態にしてくれるのです..!
食欲の秋は、消化・吸収のためにもよく噛んで秋の味覚を楽しみましょう🤤
咀嚼にまつわる研究結果
・早稲田大学
・生理学研究所
実験教室の詳細
早船がA-Co-Laboとは別で行っている実験教室の概要はこちら↓
A-Co-Laboについて
弊社は、弊社は研究者が持つ、研究経験・研究知識・研究スキルを活かして企業の課題を解決することを目的としています。
詳細はこちらの自己紹介記事をご覧ください。
興味が湧いた企業の方、研究者の方がいらっしゃいましたらこちらからお問い合わせ下さい。
ご登録希望の研究者の方はこちらから登録申請していただけます。
[関連記事]
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?