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#宿命の泡沫紋章 第Ⅸ章第88節

さて、今節にて第Ⅸ章は終わりとなり、遂に次回から(ほぼ)最終章である第Ⅹ章へと入って参ります。

始まりがあれば終わりもある、約一年かけて投稿してきた「宿命物語」もラストスパートです。



サンダルフォンの言う「かつて堕天させられてしまったあの天使」というのは、無論ルシフェル=サタンの事を指しています。

正義云々を語るつもりは一切ありませんが、「それぞれの視点で見た物事の違い」というのは、人間が存在し続ける限り永遠に議論され続ける命題のひとつかもしれませんね。


挿絵の中央の「七芒星」は魔法円「シジル・オブ・アエメト」の一部にも描かれているもので、シジル・オブ・アエメトという魔法円は「光」や「不可能を可能にする」といった意味を持っているそうです。

(子供の頃にある本で読んで知り、デザイン的にもなんとなく好きなのでここで使ってみました。)



今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございました m(_ _)m







中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。