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#宿命の泡沫紋章 第Ⅵ章第59節

閉ざされた村に潜入してバレてしまった状態からのスタート、今節は結構長めです(そして情報量多い;)

ただし今回のお話は、結構酷い事を言ってくる人がいるのと、若干血が出るシーンがあるので、そういったものが苦手な方はご注意くださいませ m(_ _)m



夢魔エインヘリヤル族の人には、月が緋色に見える特性があるようです。

ゼラフィーにも第Ⅲ章第24節で密かにそういう事があったのですが、本人はその時の事を忘れていました。

でもそれ以前はゼラフィーにも月は白のような黄色のような色に見えていたので、やはりクリス島でヴァナディースに捕まった時の出来事が怪しいですね。

(この世界ではある土地や環境が人に影響を与える事があるという事は正編の第Ⅸ章第84節辺りにも書きましたが、今回のゼラフィーもそれと近いような例ですね。)


レモンバームは、人を落ち着かせる呼吸法を警察で習ったんだと思います。

(この辺りは、どちらかと言うとゼラフィーの分野だと思いますが。)

以前にも書いた通りレモンバームはとても強く、人の気配を読んだりも出来るのですが、一つのことに集中すると他が分からなくなる事がたまにあります。

なのでゼラフィーが背後から狙われている事を教えてくれていなかったら、もっと酷いことになっていたかもしれません;



今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m





中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。