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#宿命の泡沫紋章 第Ⅲ章第15節

さて、現在獣の国に滞在中の一行。

ここから、どのように物語が進んでいくのでしょうか。



前節の解説文で書き忘れていたのですが、獣牙アウズフムラ族の歴史聖書を”正式”に読めるのは族長だけと書いていますが、「歴史聖書の原典」が門外不出なだけで抄訳版みたいなものはギンヌンガガプ市の図書館で誰でも読めるようになっています。

ただしあくまでも簡略・省略版なので、ライズの語った光翼ダーナ族の話は原典にしか出てきません。



今節の表紙絵は歴史聖書の話を聞かせくれたライズ達にお礼の料理を作るアポロ(街に来た日の夜なので、まだ獣耳じゃない)ですが、挿絵の端のメモ書きに「料理を作っていたら、料理下手(しかも周りに禁止されてる)な人が羨ましそうに見てきてちょっかいかけてきたの図」と書いてありました(この表紙絵を書いた頃、自分で書いたはずなのですが)。

つまりメリッサ、実は料理がめちゃくちゃ苦手(嫌いなわけではない)で謎のものを作って爆発させかけてしまった過去があるらしい(何を入れれば爆発するのかまでは、著者は知りません(笑))。



今回のお話でゼラフィーとウィンが話をしている場面でウィンがゼラフィーに無線機を見せていますが、多分この時近くにヴァナディース達はいないのでただの脅しと思われます。

さすがのゼラフィーもその辺りのことは分からなかったようで、万が一にでもギンヌンガガプ市がまた傷つけられるといけないと思った故の判断です。


そういえば「いつか描く」と言っていたウィンさんの機械を、今回の挿絵に描いてみました。

スチームパンク的なデザインの機械等がとても好きなのですが、いざ自分が描くとなると「コレジャナイ」感が半端ないです(笑)

ただスチームパンクといったらこの色!みたいなイメージはあるので、配色は考えやすかったかもしれません。



昨日は仕事で体力を使ってしまい、すぐに寝落ちしてしまった為に投稿出来ず申し訳ありませんでした m(_ _)m

今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございました (^_^)ゞ




中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。