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#宿命の泡沫紋章 第Ⅹ章第99節

彼らの宿命を巡る物語も、もうすぐ終わりですね。

この節の最後に次回以降の投稿に関するちょっとしたお知らせがあるので、ご一読いただけると幸いです。



今節の冒頭に出てくる白亜の教会というのは、フランスのマルセイユにある「ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ大聖堂」をイメージモデルにしています。

マルセイユの中でも一番目立つ場所にある美しいランドマークなので、この物語をしめるにはピッタリの場所かと思います。

(ゼラフィーが白スーツを着ているのは、なんとなく似合いそうだと思ったからです(笑)

 前節でレモンバームに黒(正確には濃い灰色)のスーツを着せているのも同じ理由からですが、冗談半分で白スーツを着せようとしたら秒で断られました。)


ミオがゼラフィーを「名前に君付け」で呼んでいる部分がありますが(今までは「若」と呼んでいた)、これからは義兄妹になるんだからという理由でゼラフィーがわざわざカノン姉妹にもっと好きに呼んでくれて良い、と言ったからのようです。

ただしミクは「若」という呼び方がとても気に入っているようなので、そのまま呼んでいます。

・・・余談ですが、ゼラフィーを「若」と呼ぶのを広めた犯人はブレインさんです(笑)

(そういえば途中で「フローラ」という今まで不出の人物が出て来ていますが、彼女はオペラの母親フローラ・ミンティアさんです。

 外伝との兼ね合いで登場シーンを誤ってしまった、単純に著者のミスです σ(^_^;

 すぐ後に出てくるローラさんとは別人なので、ご注意くださいませ。)

あと今節のタイトルである四字熟語「華燭之典」は、結婚式の事を上品に言う時の言い方らしいです。



さて、冒頭に書いた「お知らせ」についてですが、簡単に言うと次節(つまり最終節)である「第∞章第100節」をupする前に、外伝からupしようと思っているという事です。

というのも、外伝を改めて読み直してみると、どう考えても本編最終話より先に外伝をupした方が、読者の皆様にとって話の流れが圧倒的に理解しやすいだろうと感じたからです。

ただし外伝は話数が正編よりも多くなるかもしれないという事と、まだ少し整えないといけない箇所があるのですぐには投稿出来ない事があるかと思いますが、少しずつでもupしていきますので、宜しくお願い致します m(_ _)m


本日も、ご愛読いただき誠にありがとうございました (・∀・)







中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。