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連載 #夢で見た中二物語 60

どこか見知らぬ暗い空間、その中に仄明るく見える無機質な箱のような立方体が複数個、鎖に吊され宙に浮かんでいる。

その立方体の上を渡り歩き、梯子を伝って上り下り、時々立方体の中の空間に出入りし、この宇宙のような空間の外は無いものかと延々扉を探してみるが見つからない。

宇宙空間には星の光が浮かび、時折人の気配がしたかと思うと誰かの影が横切る。

少年か少女か、いずれにしても自分と同じ年頃の者であろう人影を探し追いかけるのは一人の少女。

この不可思議な空間で、時が過ぎるのも分からずにあてなくさまよう夢の中。

☆☆☆



久しぶりの夢物語、今回のものは他のものに輪をかけて「夢の中」と呼ぶのに相応しく、それを見ている自分自身「あ、これ夢だわ」と早い段階で分かるものでした。

世の中でよく聞く話では、追いかけられる夢をよく見るというものが一例としてありますが、自分は追いかけられる類の夢はほとんど見たことがなく、むしろ追いかける夢はよく見るようです。

(ただし空を飛ぶ夢とかはよく見ます、そして空を飛ぶ時にどんな夢でも必ず助走をつけないと飛ぶ事が出来ないというのが自分らしいなぁと思っています(笑))

今回こういった夢を見たのは、多分ここ2~3年ほどハマっている探索型ホラーゲーム実況みたいなものをYouTubeでよく見ている為かと思います。

その中には名作ゲームと名高い、まさに「ゆめにっき」というタイトルの探索ゲームもあるのですが、その中に今回夢で見たようなステージっぽい場所があるのです。

自分は昔からゲームは自分でやるより見ている派(自分にクリア技術がないから)だったので、あまり見過ぎて時間を浪費してしまわないようにはしているのですが、やはりたまに懐かしいゲームの実況やらドットタイプのRPG系ゲーム実況やらを延々と見てしまう事がありますね。


そういえば今回のタイトルを書いていて気付いたのですが #夢で見た中二物語 シリーズももう60回目ですね。

このシリーズから始めたnoteだったのですが、多くの方に覗いていただいており、とても嬉しいです。

改めて、感謝申し上げます。

これからも、宜しくお願い致します m(_ _)m

今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございました (^_^)ゞ




中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。