#宿命の泡沫紋章 第Ⅷ章第80節
さて、今節にて第Ⅷ章は終わりとなります。
次章から、物語は一気に終盤へと向けて進み始めることになるでしょう。
続編第Ⅱ章第11節に初出の「Point Nemo」という言葉が再び出てきましたが、これはリアル現実にも存在する「到達不能極」と呼ばれるエリアの事。
そのエリアは一番近くにある島から計っても、2700キロも離れている海上にあたります(つまり地球上に存在する陸地から最も離れた海上の地点という事)。
(その「近くにある島」というのも、他の大陸からメチャクチャ離れた場所にあるワケですが;)
ただゼラフィー達の住んでいる「ノア」という星は地球の十分の一くらいの大きさを想定しているので、ポイントネモまで海上を270キロといったところでしょうか。
(ポイントネモの名前の由来は、私が大好きなフランスの作家であるジュール・ヴェルヌの作品『海底二万里』に出てくるネモ船長という正体不明の存在から取られているそうです。)
フランシスさんとセイウィルさんのくだりは、ただ単に著者が書きたかっただけです。
癒しの時間も必要です、本当(他意はないですが)。
これから更に寒さの厳しい季節がやって参りますので、皆さんも体調にお気をつけくださいませ m(_ _)m
次章開始まで少し時間が空いてしまうかもしれませんが、その間に #夢で見た中二物語 と #夢筆の抽象画 を投稿したいと思っております。
今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございました (^_^)ゞ
中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。