人は心のどこかで「変化」を求めるものなのかな。
今日、聞き捨てならないセリフを聞いた。
「うちに来るお客さん、みんな10年とか通ってくれてるんだけと、結婚したりなんだりで変わっていくんだよね。僕は同じような仕事で…生活で…自分だけ変わんないな〜って思うんです。」
かかりつけのカイロプラクティックの先生。腕が良いので半年に一度くらいしか行かなくて良いんだけど。
ほぼ同い年なので、いろんな話をする。
こんなセリフを言うけど、先生だってこの3年くらいで再婚したり、トラブルにあったり、この2年の外出自粛などで客足が減って悩んだり、数日前まで"死ぬかと思った"程の痛みに襲われたりしてる。
それになんと言っても、お店の営業について。
すごく儲かっているわけじゃないけと困ることもないレべルの収入をずーっと10年以上保ち続けている。
お客様は口コミばかり。腕が良い証拠。ちょっとおしゃべりだけど接客も心地よい。
思わず言ってしまった。
「え〜それってスゴくないてすか?私もフリーランス始めたから普通レベルをずっと保つのって、それが一番大変だと思うけど。」
先生「う〜ん、まあねぇ。確かにそれは有難い事なんだけど。」
施術をしながらだから、どこまで本気かはわからないけど、ポロッと口にするくらいだから、少しは本音が混じってると思う。
それに、この安定を得るまでに試行錯誤したのも聞いている。
月に7桁の稼ぎをして体を壊したとか、プライベートであんなことやこんな事があったとか…。
そんなに大変な状況だったことをお忘れなんですかね…。
変化って大変だと思わないのかな…。
あれ?
最近、少し似たような話をどこかで聞いたような…。
あ。あさがおさんの創業ストーリーかな。
あさがおさんは、勤めていた会社は居心地が良かったそう。
でも”自分が本当にやりたいこと”について考えるようになって、独立を決意したという話。
あさがおさんは正統派で変化を起こした人のように見える。
ちなみにわたしも創業ストーリー書かせてもらったけど、わたしはほぼこの数年の状況に流されるようにフリーランスになった。
でも、ちょっと考えてみた。
パートの会社を辞める決断はまぁありがちだけど、それでフリーランスを選んだのって「変化」に自ら飛び込んでるよね。
ちょうどその時期やっていたnoteには、フリーランスやその他、自分の変化について記事にしている人が多かったような気がする。
触発されたかも。
それとも、自分の中に眠っていた思いが出てくるきっかけになったのかも。
怖いもの見たさかな。
気付けばフリーランスになる手順を調べてたし。
実際、起業しなければ知り合えなかった人、見えなかった景色は新鮮。
心のどこかで変化を求めていたのかもしれない。
そんなことを思った夜でした。