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1歳3歳児の父です。 オンライン授業の進化を応援しています。青春はオフライン、習熟はオ…

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1歳3歳児の父です。 オンライン授業の進化を応援しています。青春はオフライン、習熟はオンライン^_^

最近の記事

東京大学広報の「東大オンライン授業の現在地」を読んでみる

コロナ禍の影響から、オンライン授業化を素早く整備し始め、マニュアルをGithub に公開した東京大学ですが、学内広報で現在地を振り替えているので早速読んでみます。 下記ブログで学ばせてもらった東京大学の情報公開は3月頃で、そこから約半年。いろいろ知見だけでなく、課題も感じられているかと思います。 まず、5000科目超のオンライン授業化に貢献した要因は下記。 ・オンライン化にあたり、各担当が具体的な検討を始める前に、こうすればできるという情報を説明したこと ・東大では早い

    • 令和2年4月未来投資会議の「学校現場におけるオーダーメイド型教育(ギガ・スクール)」を読んでみる

      学校でのIT先端事例を調べていると、首相官邸の未来投資会議の議事が検索ヒットしたので、早速読んでみます。 未来投資会議は、毎月様々なテーマを官邸、有識者の方々が議論しているそうですが、今回の「オーダーメイド型教育」テーマは、第37回令和2年4月3日のもので、論点要旨は下記にまとめられていてわかりやすいです。 一部を引用すると。。 ‧ 現行制度上(学校教育法施行規則)においては、各教科につき、学年ごとの標準となる 授業時間を定めている(「標準授業時数」)。 ‧ 先端技術の

      • フル活用期待の「学校における先端技術の活用に関する実証事業」を読んでみる

        高等学校情報科「情報Ⅱ」教員研修用教材が話題ですね。 教員向けの研修用教材で、がっつり「情報」を学べる機会に期待ですが、文科省は小中学校向けの先端技術の実証実験もやっているみたいなので、関連資料を読んでみました。 サイト添付のPDFのタイトルは、「新時代の学びにおける先端技術の導入」。 この実験は、埼玉、岐阜、京都、大阪、香川の参加校33校での先端技術活用モデルを参考にして、ノウハウの蓄積やガイドライン化を提言していくようです。 教員や児童だけでなく、保護者や行政との連携

        • 「学習者用デジタル教科書の効果的な活用の在り方等に関するガイドライン」を読んでみる

          令和2年度の教科書展示会が始まっていますね。 私も地元の展示会を他用のついでにチラ見してみましたが、カラフルで親しみやすいイラストの教科書が大量に積んでありました:-) 気になったのが、デジタル教科書に関する情報がなく、紙オンリーの展示だったので、チラ見ついでに、文科省のデジタル教科書について調べてみようと思いました。 早速ですが、冒頭の以下の記載。 学習者用デジタル教科書を制度化する「学校教育法等の一部を改正する法律」等関係法令が平成31年4月から施行 法律関連がす

        東京大学広報の「東大オンライン授業の現在地」を読んでみる

        • 令和2年4月未来投資会議の「学校現場におけるオーダーメイド型教育(ギガ・スクール)」を読んでみる

        • フル活用期待の「学校における先端技術の活用に関する実証事業」を読んでみる

        • 「学習者用デジタル教科書の効果的な活用の在り方等に関するガイドライン」を読んでみる

          Microsoft のオンライン監督試験(ピアソンVUE)のルールを読んでみる

          授業の進行チェックのために試験がありますが、オンライン試験、それも「オンライン監督試験」となると、どのような形があるのでしょうか。 いろいろなサービスがインターネット上に情報としてありましたが、ここでは、マイクロソフトのオンライン試験が「自宅やオフィスでの受験」も可能とのことなので、ピアソン(試験プロバイダ)の受験ルールを読んでみようと思います。 過去に同業界のIT試験で、AWS という技術に関するオンライン試験を専用会場で受けたことがあります。 そこでは、「専用の部屋、

          Microsoft のオンライン監督試験(ピアソンVUE)のルールを読んでみる

          「9月入学」「義務教育5歳から」のNewsを見て、義務教育の基本情報を読んでみる

          9月入学を議論する自民党ワーキングチーム。直近の9月入学は見送るにせよ、議論は継続し、義務教育を「5歳5カ月に前倒しする案」も検討しているみたいですね。 私は3歳1歳(共に5月生まれ)の父親をやっていますが、9月入学や義務教育の前倒し案は、将来、何らかの影響を受けるかもしれません。 がっつり教育者ではないですが、改めて、義務教育とか今の制度の小学生(特に1年生)が何を学んでいるのか基本情報に目を通しておこうと思います。 まず「義務教育」とは。 ①憲法第26条第2項から

          「9月入学」「義務教育5歳から」のNewsを見て、義務教育の基本情報を読んでみる

          スーパーシティ法案成立、教育分野の構想を読んでみる

          2020年5月27日、改正国家戦略特区法成立。スーパーシティ実現を目指す。。 行政、医療、移動など様々な分野を、引っくるめて検討していく構想ですが、さて、「教育」の分野に関する言及は現時点でどの程度でしょうか。 上記リンクは、内閣府の構想PDFですが、各国の先端事例を紹介しつつ、日本では技術はあっても「まるごと未来都市」を実践する場はないとしています。 「まるごと」の具体的な分野として、①移動、②物流、③支払い、④行政、⑤医療・介護、⑥教育、⑦エネルギー・水、⑧環境・ゴ

          スーパーシティ法案成立、教育分野の構想を読んでみる

          学習の手足となるツールを解説する「GIGAスクール構想の実現 標準仕様書」を読んでみる

          教育のICT化のインフラ整備、推進の旗が振られています。 コロナ禍の第二波がくれば、即オンライン体制に切り替えられないといけないですしね。 さて、生徒たちはどのようなコンピュータを使うことを想定されているのでしょうか。下記の文科省の資料には、学習者用のコンピュータおよび、校内LAN に関する調達の指針が書かれているので早速読んでみます。 この手の調達で避けて欲しいのは、調達の数年後に陳腐化、老朽化し、メンテもされずホコリをかぶる、、もしくは、老朽化コンピュータを使わせられ

          学習の手足となるツールを解説する「GIGAスクール構想の実現 標準仕様書」を読んでみる

          「Microsoft Teams でオンライン授業をするための手引き書(小・中学校向け)」を読んでみる

          オンラインの定着に向け、ツールの進化がものすごく速いですね。 さて、今回読んでみる Microsoft 社の Teams は、チャットやビデオ通話はもちろん高機能ですが、情報を蓄積できるwiki も使えるところが気に入ってます。チャットだけだと共有したい情報が流れてしまうこともあるので。 その Microsoft Teams は、先月4月にオンライン授業の手引き書を公開していたので、どのような個性があるのか、チェックしてみます。小中向けと題している点も気になります。 T

          「Microsoft Teams でオンライン授業をするための手引き書(小・中学校向け)」を読んでみる

          ゲーマー向けの枠を超える「Discordを授業に使う方法」を読んでみる

          Discord もオンライン授業について、3月ごろにブログを公開していたのでチェックしてみました。 Discord はゲーム特化のテキスト・ボイスチャットツールが有名ですが、今ではゲーマーの枠を超えたコミュニティツールとして使われているそうです。 また、チャットだけでなく、ゲーム配信機能の Go Live やグループビデオ通話と、新機能をリリースしています。 そんな Discord のオンライン授業方式は、Go Live による画面配信です。ゲーム画面の配信機能を授業に応

          ゲーマー向けの枠を超える「Discordを授業に使う方法」を読んでみる

          東京大学の「オンライン授業を受けるための準備」を読んでみる

          オンライン授業の活用が急速に進みそうですね。 1歳と3歳の子をもつ親の立場からは、将来に向け、授業のオンライン活用の現状を学んでおこうと思います。環境整備は、親の役割ですし。 参考になりそうなのは、オンライン授業を本格導入するという東京大学の公開情報。学生ではないけど、学ばせていただきます。 まず、オンライン授業とは。 ・リアルタイムで双方向のやり取り ・録画配信+メール、掲示板等での質問 ・資料配信+メール、掲示板等での質問 ・自習+メール、掲示板等での質問 1つ

          東京大学の「オンライン授業を受けるための準備」を読んでみる