言葉の選択肢が増えると、人生の選択肢が増える。
同世代の人たちと比較すると、わりと読書家な方かなと思っていて、年にだいたい100冊以上は読書をしています。
ただ別に本が好きだから読んでいるという感じではありません。自分にとってメリットがあるから読んでいます。
本を読むメリットはいくつかありますが、まず世の中のルールや仕組みを知れば知るほど不安が消えて、生きやすくなります。知識があれば不安を解消し、壁を乗り越える方法がわかってくるからです。投資や税金の知識がある人とない人では生きやすさが全然違います。
また本を読むことで、表現する言葉のストックが増えて、物事や感情を伝える力・理解する力が培われます。
例えば、不安、葛藤、なんとなく感じる閉塞感といった曖昧な感情の動きも、論理的に言語化できれば「いまの自分が感じている不安は〇〇である」と客観視することができます。客観視できれば「こうしてみよう」と解決方法に向かうこともできます。
子供でも、よく本を読んでいる子の方がどこか大人びた印象があるのは、自分と世の中を理解するための言葉とか表現が豊富なので、色々なことを受け入れることができているからなのかなと思ったりもします。
要するに、表現する言葉のストックが増えると、感情とうまく付き合えるようになります。
そもそもですが、世の中にはポジティブな言葉やネガティブな言葉があり、どんな言葉を使うかは本人の自由です。ただそれがどんな言葉だったとしても、自分が選択した言葉によって周囲の反応は変わります。
ポジティブな言葉を中心に使えば、物事をポジティブに捉えようとするし、似たような発想の人が集まってきます。ネガティブな言葉を中心に使えば、やはり物事をネガティブに捉え、同じような発想の人が集まってくる。それは自分の人生の方向性を決めることになります。
つまり言葉の選択とは、何を中心に自分の生き方を展開していきたいかを考えること。どういう言葉を使って生きるのか、その選択がこれからの自分自身、そして自分の人生をつくっていくことになります。
だからこそ自分の中に、表現する言葉のストックが増やしていくことはめちゃめちゃ大切なことです。そのために本を読んでいます。
だって言葉の選択肢が増えれば、人生の選択肢も増えるからです。
ぜひ週末、本屋に立ち寄って1冊手に取ってみてください。
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