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高梨蒼の創作の話

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【漫画感想文】『六畳間の魔女(安原宏和先生)』を読んで大事なことを思い出した【2014年5月】

【漫画感想文】『六畳間の魔女(安原宏和先生)』を読んで大事なことを思い出した【2014年5月】

いい漫画は5年半越しに読んでも最高だぜ!!の話です。

とりあえず読んで。とにかく読んで。2014年5月、ジャンプNEXT!(週刊少年ジャンプ系列の新人集合お祭り特別号)に掲載された最高の漫画が5年半を経てTwitterに登場だ!

六畳間の魔女、ここが好き語り🍴ミトさま可愛い

ヒロインが可愛いことは何よりも大切。
無法ではちゃめちゃで、でも高貴で丁寧で、箱入り娘で甘ったれてるけど、ちゃんと考

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【逆噴射高梨蒼】逆噴射小説大賞を振り返り、そしてGUNを手入れする

よく来たな。俺は逆噴射高梨蒼だ。

おれはここまで『逆噴射小説大賞』で7本投稿した。この辺りで一度投稿咲くのおさらいをしてみようと思う。

7本は非常にキリの悪い数字だが、ラッキーセブンという考え方もあるので、7本投稿した今が最高にキリがいい。いわば銃弾六つにナイフを一振りだ。MEXICOでは懐にナイフを偲ばせねばしぬ。

1本目:FMラジオを聞く死神男は若き依頼人に問いかける。「この曲、最近流行

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【蒼混記】あの瞬間を目指して /「ニンジャスレイヤー」「映画大好きポンポさん2」より

物語には「魅せ場」というものが基本的にあるもので、それは時として「それ単体」で降って来たり、湧いて出たり、光り輝いたりする。

創作を生業とする/したい僕らは、そういう断片をキャッチして、「それ」へ辿り着こうとする。「それ」を形にしたくて、一瞬の瞬きを求めて、手探りで荒野あるいは大海はたまた天空を彷徨う。

そうして出来上がった作品は、時に「これが”それ”か」と、絶対的な説得力を以て読者、観客に感

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