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リトアニアの大学に入学した経緯と感想🇱🇹

Labas:) こんにちは。リトアニア在住の大学生です!

さっそくですが、皆さんはリトアニアという国を知っていますか?
リトアニアはバルト三国にある人口約279.0万人という小さな国です🇱🇹

公用語はリトアニア語ですが、旧ソ連だったこともあり年齢が高い人はロシア語やポーランド語も話せる方が多いです!しかし、英語はあまり話せません😭 若い子たちは、ロシア語の代わりに英語がほとんどペラペラです!! また羨ましいことに、学校で色々な言語を選択科目として勉強できるので3ヶ国語を操れる人も珍しくないのです。日本は英語だ、け、、?笑、

話す言語で歴史の背景や育った環境などが分かるのも
ヨーロッパならではの魅力ですよね^^

さて気を取り直して、
今回はなぜ私がリトアニアの大学に入学したのかを書かせていただきます(*^^*)

1- 一歩踏み出した先にあったもの

私は公立高校に通っていましたが、一年生後半で精神面に限界が来てしまい通信制に転校した経験があります。当時の私は【大人は皆敵】という言葉に取り憑かれながら生活をしていました。

二人の兄は国立大学に在籍していて成績も優秀。小学生の頃の私は、毎日先生に怒られ母親を学校に呼ばれる。不注意から宿題をランドセルに入れ忘れ、また怒られる。監視されながら親と一緒にしたのに。やっても意味ない。などを理由に自分は何もできないと諦めてしまったのです。

周りからの圧や兄への劣等感、両親への不信感から

’’自分の立ち位置は自分で作らないといけない’’

と自分を守るために必死にもがき反抗していました。
当時の私が子供らしく暮らすには、周りの環境と私自身の能力に
ギャップがありすぎたのです。

また私は病院で検診はしていませんが、軽度のチック症や不注意などがあるため現在も生活をしている中でとてもストレスに感じています😭
腕の関節、足の関節、脇や肩に症状があるため、じっとしていることが難しいです。また、チックはとても体力を使います。寝る時以外、筋肉や神経を休めることもできません。それだけでなく、チックが恥ずかしくて我慢しようとすると余計にひどくなります。

私が今まで一番苦痛だったのが授業や集会などの静かな場でした。

周りは動いていないのに私だけじっとできずに目立ってしまう。考えすぎて、呼吸の仕方を忘れてしまう。自分の呼吸音ですら他人に変に思われてしまうのではないのかと。とても辛かったです。

そこで事件が起きたのです、、
高校の授業中にその日は疲れが溜まっていたのかチックがいつもよりひどく、息が上手くできなかったため具合が悪くなり机に伏せてしまいました。
当時の私は勉強もあまりしてなかった為、先生にきつく注意されたのです。
〇〇は勉強できねぇんだし、せめて授業くらいちゃんと聞けよ。あ??
私は我慢の限界で涙を止めることができずに、保健室に逃げ込みそれ以降その先生の授業に出るのをやめました。

両親はとても厳しく、反抗期も酷かったので仲が良いとは言えませんが、母はようやく事の重大さに気づき、支えてくれました。それを機に、

高校を通信制に転校した私の人生は薔薇色に変わりました🌹

母と会話を交わす時間ができ、色々な話をしました。時にはドライブにいき二人で泣きながらサンボマスターを熱唱し、今では仲良しです^^

また当時からアイ•カーリーの大ファンだった私は海外の自由さ、みんなの生き生きした姿や家族同士の関係に憧れを抱いていたので、ニュージーランドに一年間留学に行きたいと思うようになりました。

高校を転校したこと、留学で得た知識が将来を明るくしてくれました!

ニュージーランド留学についてはまた別の記事で書きますね😆

友人の中には、高校を辞めるのは”逃げだ”という人もいましたが、逃げかどうかは自分が決めることです。少なくとも私は逃げとは思いません。
今の自分に満足をしていますし沢山のことに挑戦したからです。
皆さんも、辛いことがあったら離れてみてください。大事なものに気づくかもしれません。重要なのは、その後にどう行動するかです。
少なくとも私は、高校から抜け出し一歩を踏み出し
今充実した生活を送っています✊

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2- 大学選びと経済的事情

皆さんは日本の大学の学費をご存知ですか?

国立•公立大学の場合 ••• 30万円(入学料) + 54万円(授業費1年間)
私立大学の場合 ••• 24万円(入学料) + 75万円(文系の授業費1年間)                      25万円(入学料) + 105万円(理系の授業費1年間)

また日本の奨学金制度は主に給付型と貸与型に分けられています。現在、給付型は返金不要のため競争率が高く、日本の9割の学生が貸与型、返金が必要な奨学金を使っています。

海外の大学だけでなく日本の大学に通うことも視野に入れていましたが、
①ニュージーランド留学に300万円ほど使ってしまった。
②一人目の兄は国立大学進学
③二人目の兄は国立大学卒業後、現在大学院在学中
④借金をしてまで日本の大学に進学はしたくない
これらのことから、海外の大学を本格的に調べ始めました。

留学後は通信制高校に通いながら扶養を超えない程度で働き、隙間時間で日本語語学学校のボランティアに励んで、沢山の国際交流を作りました。そこでできたドイツ人の友人がとても親切なのです😭

とてもよくしてくれて大学のヒントもくれましたㅜㅜ

今まで英語圏の国しか視野に入れてませんでしたが、初めてヨーロッパ内の英語圏ではない国に英語で授業を受けられる大学があることを知りました!そしてヨーロッパ内の国の大学費用をほぼ全部調べ上げ、リトアニアに辿り着いたのです!🇱🇹

ヨーロッパの大学事情と費用についてもまた別でかきますね!

3- リトアニアを選んだ理由と実際に来てみて

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🇱🇹リトアニアを選んだ理由🇱🇹
①学費だけではなく物価がとにかく安い
(国によっては学費無料もあるが物価はそこそこ高い)
②EU圏内だから旅行がしやすい
③入学は書類審査と面接のみで試験なし
(私自身海外のあり方や文化は好きですが英語は得意ではありません)
④学びたい学部があった
(私の学びたかった学部は基本博士で、学士過程では滅多に見つからない)
⑤マイナーな国だから日本人が少なく自分を追い込み成長できる
⑥柔道部がある
😲リトアニアに来てみて気づいたこと😲
①日本人というよりアジア人が少ないため情報収集が難しい
(コロナ禍ということもあるが、ドイツなどに比べ圧倒的に少ない)
②物価が安い為旧ソ連や小さく裕福ではない国々からも留学生が来る
(メジャーな国では滅多に触れられない価値観や文化に出会う)
③建物が古い、寮が、、長期には、、、
(また別に書きますが、、日本人には大学寮は厳しいでしょう😅)
④娯楽は少なく田舎ではあるが、自然豊かで住みやすい
⑤交通費が驚くほど安い
⑥他言語を無料で受けることができる
(私は韓国語に申請しましたが、その他にもフランス語等があります)
⑦スーパーなどに売っている商品は説明に英語があまり書かれていない
⑧大学が交換留学やインターンシップの情報を沢山提供してくれる
⑨留学生が多いためサポートも十分である
⑩年齢が上の人は英語が話せない
(若い人は話せるので生活に問題はほぼなし)

今のところリトアニアに留学しないのは勿体ない!!!

と思うほど満足していますしここが大好きです:))
皆さんもぜひ興味がある方はいいねフォローの方
よろしくお願いします🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^*)
また次回お会いしましょう!

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