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ASDはなぜ難しい言葉を使うか
ASDは難しい言葉を使いがちだといわれる。
私にも確かに、結構そういうところがある。
それがなぜなのか、ASDの私なりに説明してみる。
但し、難しい言葉を使う人=ASD なわけではないし、あくまで傾向なので、ASDでも定型でも、どれだけ難しい言葉を使うかは人による。
ASDは、こだわりが強く、間違いや誤解を容認し難いことが多い。
それで、正確に説明や表現をしようとすればするほど、難しい表現は増え
ASDの、嫌なことへの4重の困難
ASDは、特性によって、嫌なことに直面しやすく、また嫌なことがあると辛く感じやすい。
ASDの多くにある特性や特性の結果起きる、嫌なことに対しての4重の困難について解説する。
単純に嫌な場面が多い
ASDは、別に定型より嫌だと感じることが特別多いというわけではない。
ただ、社会は定型に合わせて設計されているので、そこに合わなくて嫌な思いをしやすい。
あと、基本的に周囲に定型の人の方が多いので、
「発達障害なんだ」と言われたら、どう返す?
自分や子どもに発達障害があると言うと、一見優しいが、実は相手を傷つける“励まし”がよく返ってくる。
その一つ一つを、なぜ傷つくか解説したい。
そして、では、「発達障害がある」と言われたときに何と返したら良いのか。
(目次は長いですが、1項目が短いです)
実は傷つく“励まし”とその理由あなたは障害者じゃない
あなたがそう言ったところで、相手が障害者であることは変わらない。
そして、それが励まし
“普通”の人とASDの、お互いから見たお互い
“普通”の人、つまり定型の、ASDに対する印象は、あまり良くないことが多い。
でも、「ASDは酷い」と思うのは、せめてこの記事を読み終わるまで、待ってほしい。
お互いに対してお互いが持ちやすい感情を、私の経験に即して説明していく。
そして、ASDは酷いのでも駄目なのでもなく、あくまで定型と“違う”だけなのだと伝えたい。
定型から見たASD
定型がASDを見て持ちやすい印象は、言い方がきつい、