境界性パーソナリティ障害

公に書いたことはないが
私は境界性パーソナリティ障害だ

人との関わりで苦手とするものがたくさんある
日常それを隠すようには生きてこれているけれど
近しい人には隠しきれず
その状態を見せることになる

それを受け止めてもらえる人に出会えてこなかったので
ずっと孤独を感じていた

この病気の特徴そのままに当てはまり、それがわかっても自分でコントロールができないのだ
この状態の私を受け止められる人というのはなかなかいないのが普通だと思う



(以下「」内ネットより抜粋)

「この病気の人は、見捨てられそうだと感じると一般に恐れを抱き、怒ります。
例えば、自分にとって重要な人が約束に数分遅れたり、約束をキャンセルしたりするとパニック状態に陥ったり、激怒したりすることがあります。
患者はこのような間違いが、自分とは関係のない事情ではなく、自分について相手がどのよう感じているかが原因であるとみなします。
患者は約束がキャンセルされたのは、相手が自分を拒絶しており、自分が悪いからだと考えることがあります。
その反応の強さは、患者の拒絶に対する敏感さを反映しています。」



拒絶されていると感じることにとても敏感で
相手にはそのつもりがなくても小さな感情の変化を感じ取ってしまい、過剰に反応してしまう

日常の中でそういうことがあると
その出来事にすべてを支配されてしまい
その事しか考えられなくなってしまう
仕事も日常生活もままならなくなり
恐怖に囚われたまま時を過ごすことになる

そこから抜けたくて
拒絶されていないんだということを納得したくて
相手に詰め寄ってしまうこともある


大抵の人は
そんな私を『頭のおかしい人』という括りをする


私が自ら好んでこの病気になったのではないということをわかってほしいと思う


ネットからになるが
この病気は遺伝、もしくは幼少期のストレス、養育者に対する愛着の不安定さが発症に関わっている可能性があるという

こういうことが明らかになってはいるが
ひと粒飲めば良くなる、などという激的に効果のあるお薬はない


そしてこの病気は衝動的な行動をとることが多く、自傷行為に至る人もいる


「自己破壊的行為は、近しい人により拒絶されたこと、見捨てられたという思い込み、または近しい人への失望により引き起こされる。
また患者は、自分が悪い人間であるという感情を表現するため、または自分が現実のものではないと感じたり、自分から切り離されていると感じたりする（解離と呼ばれる）場合に感じる能力を取り戻すために、自傷行為を行っている可能性があります。」


「極度のストレスを感じると、短期的に妄想や幻覚など、解離の症状が現れることがあります。
そのストレスは、通常は誰も自分を気遣ってくれないという感情（見捨てられて孤独になった感情）や打ちひしがれた、無価値であるという感情により引き起こされます。
解離が起きると、現実感が感じられなくなったり、自分の体や思考から切り離された感覚がします（離人感と呼ばれる）。」


こういう状態になる私を
当たり前のように受け止められる人はいない

誰もが自分の価値観や経験から物事を捉えるものだから
経験のないものは、理解のできないものは、実際に在るものではなく、受け付けてもらうことすらできない


もう何度繰り返しただろう

私を『私』のまま受け止めてもらいたい
それがこんなにも難しい

私の考え方として括られ、性格としてみられてしまう
うつ病や双極性障害すら病気として見られないことが多いのに
こんな性格と紙一重な病気は、『言い訳』として捉えられてしまうのだろう


この病気に苦しむ人は少なくないのに

理解してくれる人はとても少ない





境界性パーソナリティ障害の診断
参考までに↓

・見捨てられること（実際のものまたは想像上のもの） を避けるため必死で努力する。

・不安定で激しい人間関係をもち、相手の理想化と低評価との間を揺れ動く。

・自己像または自己感覚が頻繁に変化する。

・自らに害が生じる可能性のある2領域以上で衝動的に行動する（安全ではない性行為、過食、向こう見ずな運転など）。

・自殺企図、自殺の脅し、自傷行為などの自殺関連行動を繰り返し行う。

・気分が急激に変化する（通常は数時間しか続かず、数日以上続くことはまれ）。

・慢性的に空虚感を抱いている。

・不適切かつ強い怒りを抱いたり、怒りのコントロールに問題を抱えていたりする。

・ストレスにより引き起こされる、一時的な妄想性思考または重度の解離症状（非現実的または自分と切り離されているような感覚）がある。

いくつ当てはまりましたか？

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