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サイダー(シードル)を掘る作業


前回のつづきです

元々、各地にある醸造家さんはメインがワイン造りなので、ワインは熟成期間も必要で、そのつなぎとして原料が変わるだけというのと、ワインよりもびっくりするくらいの短期間で商品化出来てしまうので今更という認識でした。
ニッカウイスキーの創業期でも似たような話を聞いたなと。

日本でも実はずーっと酒屋さんやコンビニで商品として並んでたんです。

20年くらい前のCMで、リンゴから作ったお酒というキャッチコピーで聞き覚えもある方もいると思います。

作り方が出てこないのはワインと製法が同じだからで、そんなに流通させていないからという結論に至りました。長野、青森に行けばお土産物屋さんなどで沢山の種類がありますが、全国のニーズが中々高まっていないのと、サイダーギークが少なかった事が流通していない要因ではないかなと思います。

本物のPubになりたくて

最初に事業計画を書くにあたって、原料となるリンゴジュース探しから始めました。と同時に醸造家の方との接点も持てたら良いなという期待もあり、長野、青森など現地に行って農家の方とお話しさせていただきました。

実際にお話しさせて頂いて、皆さん本当にプライドを持って作っていらっしゃるという事がひしひしと伝わってきました。

サイダーに適したリンゴは日本では作られておらず、日本のリンゴで作るなら熟す前のものがいいという事を教えて頂いたり、現地のリンゴジュースを飲ませて頂いたり、本当に良くして頂きました。


言い方、伝え方も分からないまま現地にすっ飛んで行ったので、台風で落ちたモノ、傷モノ、B級品、地面に落ちたやつなどなど失礼にあたる誤解を産んでしまう様な表現を多々用いていた自分を今では恥ずかしく思います。
そんな事言われたら農家の方も安く買い叩きに来たのか?などと思ってしまうなと今では反省しています。決してそんなつもりはなく、実際の相場も良く知らないので、ストレートにデリカシー無く聞いてしまいました。
今では摘果したもの、加工用などの言葉を覚えました。

ただ、で、どれくらい必要なの?と聞かれた時に言葉に詰まってしまう自分もいました。何故ならば、醸造設備がないので、具体的な数字がだせないという事もあり、農家の方からすると必要な数は確保するけど、一体いくら必要なの?と言うシンプルな問題でした。

量を決めないと先に進まないなと思い、次に動いたのは、サイダー作る場所を作ろうと調べ始めました。

まずはサイダーを作るにあたっての酒税を調べました。なんと、ビールにかかる酒税の約1/3の税額という事が分かりました。

酒類の免許は国税の管轄なので、直接品川の酒類指導官に聞きに行ったり、またまたインターネットで設備の事を調べたりしましたが、これも中々情報が出てきませんでした。本屋さんや図書館に行き片っ端から調べましたがこれと言ったものもヒットせず、海外のサイト、特にアメリカのサイトを良く見てました。
本当にシンプルな事が書いてあり、下手したら梅酒レベルで作れるんじゃないかと目を疑う様な書き方でした。

日本では醸すのは免許がないと出来ないので、実際に作った事はなく、日々妄想の中でこんなのがあったらいいな、ラベルはこんなので、ビンじゃなくてペットボトルもありかななんて話を日々現場に立ちながらお客様と話していました。

    つづきます

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