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佛教大学 社会学部 現代社会学科(通信教育課程) ☆1年次で取れた単位とレポートの重さ正直レビュー、学費の合計

大人になってから大学生になった、美容師とかやっているSakiです。
今さら全力で勉強できるの?と思いつつ過ごした1年目で、取得した授業と感想を公開します。どうか後世の社会人学生の参考となりますように。

※ちなみにこの1年間で
 ・カナダから日本へ帰国
 ・日本で友達の家に居候しながらの時短サロン勤務
 ・カナダへの引っ越し
 ・リモートワークへの転職活動&就職
を同時進行しました。(白目)

1年間で認定された合計単位数

1.テキスト履修編

自立学習入門 2
心理学入門 2
文学入門 4
英語コミュニケーション 2
スポーツ論入門 2
Total 14

2.オンライン授業編

【全科共通科目】
ブッダの教え
こころの健康
現代社会と法律
世界の教育
ジェンダー
くらしと自然
地理と風土
情報と社会
英語Ⅰ
総合Ⅰ(単位数1)

【社会学部専門科目】
基礎ゼミナール
現代社会論
公共性と社会
Total 25 (各科目2単位)

3.合計単位数は?大変だった?

1年間で39単位
4年間で取らなければならない卒業要件単位数124単位なので、単純に3分の1は取っておくことができました。
これが多いほうなのか少ないほうなのかが分かりませんが、夏休みの宿題は最初に終わらせるタイプなのかも?生き急いでいました。
テキスト履修に関しては、1年次で取れる科目をオールクリアしました。

Q.大変だった?
A.大変だった。忙しかった。特に9時間ずーっと同じ科目の講義を受け続けるオンライン授業は、そのスケジュールのおかげで、やっとの休日が椅子におしりをくっつけたまま終わります。
ただカメラoffでもよい授業では時々コーヒーを淹れたり、ストレッチをしたり、グミを食べたりできました。

グループワークが多い授業では、様々なバックグラウンドの方々とコミュニケーションが取れて面白かったです。私の親世代にあたる学友の皆さんなんかも、ZOOMを使いこなしていてびっくりしました。

オンライン授業は、開講スケジュールの都合上1年次に全て受講するのは難しいと思いました。私はなるべく多く取ろうとしましたが、この単位数くらいが限界かな。

テキスト履修は、近所に図書館があり引用や調べ物をするのに助かった。
現在はカナダに住んでいるため、図書館の代わりに
・Google Scholar(https://scholar.google.co.jp/schhp?hl=ja
・Maruzen eBook Libraryを利用してレポートを書いていまーす。


レポートの重さはどうだった?

〇レポートが書きやすかった科目

★テキスト履修編
心理学入門
 指定教材と参考文献1冊(私は『基礎講義アタッチメント』を使用。メルカリありがとう)内容が面白く、記述したい内容も教材にしっかり書かれているので逆に短くまとめる作業といった感じ。試験では遭遇したことのあるヤバ人達をカテゴライズし回答。

スポーツ論入門
 指定教材と経験からエッセイ風に書いた。スポーツ経験が”負けられない戦いが、小学生にもある!”でおなじみ30人31脚くらいしかない私でも、指定文字数書けた。(全国大会まで出場してちゃっかりテレビ出たよー)
あと一時期続いていた3kmランニングがネタ。


★オンライン授業編
こころの健康
 現役でカウンセラーをしている講師による授業内容が面白く、受講者が集中していたし沢山の質問が飛び交った。やっぱり自己分析する人多いんだな。先生が私たちのレポートを読むのを楽しみに待っててくれたのが伝わったし、好きな作品について書けたのでやりやすかった。

地理と風土
 授業は淡々と進んでいったが、しっかり聞いていれば自分の知っている地域に関して分析して書けると思う。私は長野県のわさびについて書いた。

くらしと自然
 強キャラおもしろ講師による授業。先生が頑張りすぎたため、生徒が若干自由にやりすぎた感があるが、みんなでリアルタイムにアンケートをとったりできるサーバーを使っての参加型授業で飽きずに楽しめた。
授業を聞きながらWordやGoogleドキュメントにメモを取っていくように指示があり、最後にまとめて提出するタイプ。

基礎ゼミナール
 これは絶対入学したすぐ後に受けるべきだった。レポート・論文の書き方を0から教えてくれる。これを受けないと本当に手探りのレポート作成になってしまう(当事者がここに)ので、絶対に初期に受けるべき。先生の説明わかりやすすぎ。

英語Ⅰ
 最初の頃はのんきに「中国語勉強してみよっかな~♪」とか周りに言ってましたが、編入でもなく4年間かけて卒業目指す人間が効率よく単位取らなくてどうするってことで英語選択。中学の授業ちゃんと受けてれば余裕。カナダで生活できてりゃもっと余裕です。作業は翻訳がメイン。

△レポートが大変だった科目

★テキスト履修編
文学入門
 これほんとに入門!?聞かれていることの多さにつまずき再提出。ただしフィードバックがしっかり貰えた。短編を使っているのに相当じっくり分析しなくてはならず、図書館に1日こもった。全然関係なさそうな「ヨーロッパ史」の本とか使って書き上げ。試験はさらに設問が増えた。試験よりレポートを重視してるのかも?

★オンライン授業編
現代社会と法律
 授業内容もさることながら、レポートではどれだけ論理的に設問を論破するかが求められる。先生のロジカルにぴったりハマれるくらいの理解度じゃないと先生を説得できないと思う。もう、弁護士じゃないと難しいと思う。

情報と社会
 授業内容の理解度は問題なかったが、レポートに書いた内容の中の1点(言葉のニュアンス)を集中的にフィードバックされており、大きく減点となっていた。質問を送ってみたところ嫌味っぽい回答をされてしまう。もうこの先生の授業は取りたくない。

学費は結局いくらだった?

学費に関しては「請求・入金状況照会」というページがあったので恐る恐る確認してみました。
気になる合計は…30万6500円!
内訳は、
・一年目学費(入学費込み) 18万3000円
・スクーリング受講料    12万3500円

どうりで貯金額が増えなかったわけだ!
(ちなみに教科書はメルカリで買ってメルカリで売ってます。同じくメルカリに生息している大学生の皆様と助け合っている。)
それでもこの授業料で、どんなシチュエーションにおいても学ぶ機会を提供してくれている佛教大学に感謝です。

おとなの大学1年生を終えた感想

一言で、面白かったです。
こうやってポイント(単位)を着実に集めていったり、自分の限界っぽいラインを無理やり押し上げたりするのがもともと好きだからか、今は達成感でいっぱいです。
2年次からはもっと社会学について専門的に学べるので、楽しみ。

他の大学と何度も比較して入学を決めた佛教大学ですが、
「何歳でも、どんな生活をしていても学びのチャンスを与えてくれる」
といった印象と共に、学費やサポート面含め、本当にありがたいなと思いました。
(Bnetという在校生用のサイトは、使いやすく改良してほしいです。)

ご質問や同じように学ばれている方のコメントやアドバイス、ぜひお待ちしております!


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