見出し画像

ピル飲むのがめんどくさいのでカナダで腕にインプラント入れてもらった話②インプラント挿入当日

↑①はこちら
そんなこんなでピルが使えなくなった。
代わりに処方されたミニピルを服用し始めてからは副作用がなく快適に。

しかし私はこの「ミレーナかインプラント」について考えていた。
ミレーナは日本でも扱われているが、検索すればするほど痛いという感想ばかり書いてある。
出産を経験した人でさえ痛いらしい。
もちろん医療は女に冷たいので、いつもの如く麻酔なし

もともと日本にいた時から腕に埋め込むタイプの方法があるのは知っており、ただそれは「避妊インプラント」と呼ばれていたので、今回のようなピルが継続できないが生理による症状を軽くしたいケースに適応されるとは知らなかった。
ただ、日本には無いのか、残念とは感じていた。

あとは単純に「日本に戻ったらもう出会えないかも」という気持ちがあった。
いつまで続くかわからない毎日の服薬、飲み忘れたときの罪悪感や不安から解放されるかも、副作用もなくメリットなのでは?とも。

日本の選択肢の無さへの抗議心もあった。

医師からは「決心ができたらインプラントを薬局で買ってこれるように」と処方箋を作成してもらっていたので、早速薬剤師のところへ行った。
数日後、受け取りと支払い。

薬局で受け取ったNexplanon

この箱を持ってクリニックへ。
「インプラント日本には無いから日本人に見せたい」と説明すると、先生が快く撮影に協力してくれた。

箱の中身を見せてくれる先生
この針の中にインプラントが入っている

腕にインプラントを埋め込むマシンは太いペンのようになっている。
インプラント自体は綿棒くらいのサイズ。

診察台に寝て、腕にマーキング

腕の内側に挿入するので、マーカーで印をつけて部分麻酔を打ってもらう。(麻酔が一番痛い)

そのあとは先生が狙いを定めて、このペンのハンドルをガッチャンと引く。
押すと力が加わりすぎるので、引いて挿入するようにできているとのこと。
麻酔のおかげで、何の痛みもなくピアスを開けるくらいの圧で完了!


包帯ぐるぐる

めちゃくちゃ簡単にインプラントの埋め込みが終わったので採血の後処理みたいに絆創膏ペタッで終わるかと思いきや、包帯を何周も巻かれ困惑。

衝撃から守らないといけないらしい。

こうして何の苦痛もなく埋め込みが完了した皮下インプラント。
3年間は有効だそうで、3年後の取り出し日が書かれたカードをもらいました。

次の記事からは経過観察と感想・体調の変化です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?