薬を飲んでくれないおじいさんの現在の様子 R3.2.26
俺は薬を飲まないと騒いでいたおじいさん
私が飲ませた後は誰も飲ませるのに成功していません。
薬を粉砕してご飯に入れるなど工夫をしましたが、見事に見破り残します。
毒が入ったご飯はいらない。お茶もいらない。
何もいらない。
被毒妄想かなと思いたくなりますが、ご飯に薬が混ぜられて不思議な味がしたら言いたくなりますよね。
そんな飲まず食わずのおじいさんですが、なぜか元気は人一倍。
相変わらず行動は落ち着かず、暴言・暴力、立ち上がり歩き出す行為が見られています。
暴言はまだいいとしても、暴力や危険行為は見過ごせません。
2.24 家族に連絡して体幹抑制、両手の抑制が開始となりました。
飲まず食わずで脱水になるのではと心配する看護師がいますが、点滴をしようものならソッコー抜き去ることが想像できます。
抑制をしても腕を動かすため、押さえつけて針を刺すのは危ないと判断。もっとぐったりしてから行うことになりました。
2.25 予定ではぐったりするまで2日は要すると思っていましたが、暴れすぎてガス欠状態になり、点滴しようかと聞いたら素直に受け入れてくれました。
点滴を抜かれるのは時間の問題かも知れませんが、腕より脚に刺した方が見えにくいため抜かれにくいと判断し、実施しました。
脚を組んだりバタつかせたりをしますが、今のところ抜けたり漏れたりはしていません。
点滴が入ったことにより多少の活気が出たおじいさんは、夜通し騒いでいました。
うるさくて仮眠時間に夢の中に旅立つことが出来ず、殴ってやろうかと思いました。
2.26 空が白んできた朝6時
うとうとしている彼に触れてはならぬと思い直しました。
起きたらうるさいから😅
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