ヨシダミツエ

日中の人々をコーチングでつなぐコーチ。メディアを通じて中華圏と日本をつなぐ仕事に20年…

ヨシダミツエ

日中の人々をコーチングでつなぐコーチ。メディアを通じて中華圏と日本をつなぐ仕事に20年以上携わっており、中華圏に強い。日本コーチングプレス認定コーチ、中国coach8で国際資格PCCを取得中。株式会社フライメディア顧問。SFは目標着想、最上志向、未来志向、学習欲、調和性

最近の記事

コーチングでもクリティカルシンキング

コーチングでは、 よく「クライアントさんの使った言葉の内容を確認しなさい」と 指導される。 人それぞれ、使っている言葉の内容は、それぞれ微妙に違う。 「言葉の定義をしっかり確認してコーチングを進めなさい」ということを 何度も言われていたのだが、 今日、なんとなく引っかかっていた疑問が解けたように感じた。 私は自分でいいのもなんなんだが、結構素直だ。 家族には、「騙されやすそう」とか「怪しい壺を買ってきそう」とか、 しょっちゅう人のよさをいじられている。 ストレングスでは、共

    • コーチングの質問は池に投げ込む石

      「この質問は、失敗だぁ~」 コーチング中、そんなことを思う瞬間は度々ある。 「あの時、なんであんな質問してしまったのか?」 後悔することも多々…。 今日、メンターコーチから聞いた言葉が印象的だったので、 それを書き留めておきたい。 コーチはそれぞれ個性がある その個性を活かしたコーチングをすればいい 質問は池に投げ込む石 静かな水面に石を投げれば 大きな石は大きな波紋を 小さな石は小さな波紋を そして水面に無数の波紋が広がっていく どんな質問もダメな質問な訳ではない ふ

      • 原因を探ることにどんな意味がある?

        コーチングの話の中で、よくある話題。 「どうしてモチベーションが上がらないのか、理由を知りたいんです」 「やる気が出ないのは、どうしてか知りたいんです」 「私のどこか悪いのか、原因を知りたいんです」 などなど、よくある話だ。 コーチングという角度から考えてみた時、 「では、一緒に原因がなんなのか、考えてみてましょう」というのは、 ちょっと違うようだ。 コーチングは、クライアントさんの成長促進を促すもの。 原因は過去のもの、それをいくら掘り下げても、そこに果たしてクライアン

        • 潜在意識は、氷山の一角

          日本語でもよく「氷山の一角」という。 「氷山の一角」で辞書をひくと、 「物事のごくごく一部だけが外に現れているさまのたとえ。 重要な大部分は隠れたままであること」 氷山は海面下に隠れた部分のほうがはるかに大きく、海面上に現れているのは全体の七分の一から八分の一であるところから、こう言われるそうだ。 心理学では、フロイトが氷山を人の心のイメージになぞらえて、 表に出ているごく一部が顕在意識、海に沈んでいる大部分が潜在意識と表現している。 潜在意識は、自覚されていない割に、と

        コーチングでもクリティカルシンキング

          温かみがあるコーチング

          先日、オンラインの授業で、コーチングセッション練習を聞いていた時のこと、セッション後、メンターコーチから、フィードバックについて指導があった。 「あなたのフィードバックは心から素直に思ったことですか?」 私は、クライアントさんの話を聞いた後の、フィードバックが苦手だ。 どう話していいものか、迷うことも往々としてある。 過去に、ズバズバ言えるタイプのコーチにコーチングをしてもらった時、 「この人ははっきりフィードバックできて羨ましい」と思うことも何度かあった。色々考えてし

          温かみがあるコーチング

          コーチとしてどんなお手伝いができますか?

          コーチングには、必ずクライアントさんとコーチの間で、安心感、信頼感が必要と言われている。それがないとクライアントさんは決して本音を話してくれないし、最悪の時は、どんどん表情も暗く、言葉少なくなっていくこともある。 恥ずかしながら、私もこれまで多くの失敗を重ねてきた。 不用意に発した言葉が、クライアントさんを傷つけ、信頼感を壊してしまったこともあるし、信頼感ができる前に、色々先走り、勝手に進んでいってしまって、クライアントさんに何の成果ももたらさなかったという悲惨な結果もある

          コーチとしてどんなお手伝いができますか?

          未来のその時、どんな気持ちになっている?

          「未来のその時、どんな気持ちになっていますか?」 コーチングセッションを受けて、そんな質問を受けて、はたと気づいた。 最近使っていなかったけれど、とてもいい質問だ! コーチングでは、言葉を使って対話を進める。 でも時に、言葉には嘘も含まれることもある。 口ではやります!と宣言したものの、 結局やれなかったということも往々にしてある。 言語を司っているのは、左脳で、 言葉で考え、記憶し、情報を伝えていく。 それに対して、右脳は無意識の脳で、 イメージで考え、イメージで記憶し

          未来のその時、どんな気持ちになっている?

          大切な親友だと思って声をかける

          現在、国際コーチング連盟(ICF)の資格を目指して、スクールで勉強中。 実は、スクールでセッションの録画を提出する宿題で、なかなかうまく行かず、停滞期にいる。 現在の私の悩みは、「コーチングの国際資格を取得することを意識すればするほど、コーチングセッションがうまくいかない気がする」というもの。 それを打破するためには、ともかくコーチングを重ねるのみと思い、500時間を目標にして、実践、実践、また実践。しかし資格合格の指標を意識すればするほど、なんかちょっと堅苦しいものにな

          大切な親友だと思って声をかける

          中華圏の人々をコーチングでつなぐコーチ

          20年以上携わってきた会社生活にピリオドを打った。 子育てをしながら、会社の経営に携わり、海外出張もこなし、ずっと突っ走ってきた仕事人生に、ふと疑問を持ち始めたのは、コロナが起きる数年前のことだった。 家族の諸問題、自分の年齢、生活リズムの変化などなど、仕事がどんどん自分の理想のライフスタイルとかけ離れていく。 立場上、新しいチャレンジをすべきなのに、どんどんマイナス思考に陥っていく。 そこにコロナも加わり、悶々とする日々。 折り返し地点を過ぎた人生、残りの時間は心

          中華圏の人々をコーチングでつなぐコーチ