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中華圏の人々をコーチングでつなぐコーチ

20年以上携わってきた会社生活にピリオドを打った。

子育てをしながら、会社の経営に携わり、海外出張もこなし、ずっと突っ走ってきた仕事人生に、ふと疑問を持ち始めたのは、コロナが起きる数年前のことだった。

家族の諸問題、自分の年齢、生活リズムの変化などなど、仕事がどんどん自分の理想のライフスタイルとかけ離れていく。

立場上、新しいチャレンジをすべきなのに、どんどんマイナス思考に陥っていく。

そこにコロナも加わり、悶々とする日々。

折り返し地点を過ぎた人生、残りの時間は心の赴くままに生きてみたい。

湧いてきた願望。

ただ、何をやっていいのかわからない、これまでの仕事にも未練がある。
少しずつ自分を知り、自分の心を整理し、同時に、環境を整えてきた。

そして今、会社の代表の座を退任し、まっさらな自分で迎えている。

コーチングは、疑問が生じた時期、学び始めた。

仕事以外のことについて、これまではどことなく気持ちが入らず、仕事の二の次という感じ。
コミュニティーの人間関係も苦手意識が強く、深くは入れない。自身では愛想はいいと思っているけれど、夫に言わせると、どことなく人を一線を画す雰囲気を醸し出しているとのこと。

そんな私が、なぜかコーチングという場のコミュニティーは心地よかった。無理をしなくていい、ありのままでいい。

コーチング練習をする中で、お互い自分の抱えている問題を話し、自分を曝け出していくと、本当に心の距離が近くなっていく。

ただ、そんな中でもコーチングが私の人生のミッションになるとは思わなかった。

話すことも聞くことも誰だってできる、私が生かせるところは、ここではないのではないか…

そんな思いが変わったのは、今まで関わってきた中国とコーチングがリンクし始めた時だった。

私なりの貢献できるのではないか?

そんな期待から早速、ネットで中国のオンラインスクールを探し、中国語で、コーチングを学び始めた。
コロナで希望を失っていた、2021年6月のことだった。

そして、現在、中国のスクールで学び続け、コーチングの国際資格であるPCC取得を目指している。

中国語での学びはかなり心が折れることも多いが、それでもとても楽しく、新しい学びの機会に心踊らせている。

ということで、現在私が目指しているのは、日本語も中国語もできる国際資格を持ったコーチ。

・日本と関わる中華系の方へのコーチング
・中華圏と関わる日本人へのコーチング

近い将来には、
・これまでの企業経営の経験も活かして、日中企業向けのコーチング
・日本人と中国人が一緒に参加できるような、コーチングを通じて国際交流や語学習得ができるようなコーチングプラットフォーム設立
をしていきたい。

また、その先には世界の人々がコーチングで繋がり、人と人が心で繋がっていく平和な世界を作っていきたいという壮大な夢もある。

これからの人生、自分のベクトルをそこに向けて、私がこの世に生まれて、果たすべきミッションを達成したいと思っている。


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