資本主義とは?格差は広がっているのか?

この歳になるまで資本主義の仕組みを知らなかったのですが、
私のような人は多いんではないでしょうか。
日本で生まれて日本で育つと、
金融教育を受けることはほとんどないですから。
そのまま大人になっても、
日々の生活がカツカツだと学ぶ暇がないですよね。
最近では新NISAが話題になっていますが、
多くの人は「みんながやり始めたからやってみる」って感じですよね。
ということで資本主義の仕組みについて簡単にご紹介したいと思います。

こちらの動画は分かりやすかったです。
最後の方はコロナが陰謀論説的な話も出てくるので面白かったです。


⇩先日も紹介しましたが、
こちらの本も資本主義の仕組みについて書かれています。

お金はすべて、財布から財布の移動だと言う。

君のお金は誰のため:ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」

お金は移動するだけで増えも減りもしない。預金の増加は、お金自体の増加ではなく、お金の貸し借りの増加を表している。
現在の日本で、預金がそこまで増えているのは、借金が同じように増えているからだという。その借り手が政府なのだそうだ。

君のお金は誰のため:ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」


・世の中全体に流れるお金は、誰かの借金により増える

ということは、
借金を返済すると世の中全体に流れるお金は減少します。
もっといえば、
預金通帳にあるお金は、誰かの借金により流れてきたお金です。
自分で稼いだお金は自分のもの!と考えがちですが、
そうではないのかもしれません。
お金を通じて誰かと繋がっていると捉えることができます。

・現金は、お金の記録媒体にすぎない

現金は預金口座から預金口座へ移動するときの記録媒体にすぎません。
預金通帳分の現金が銀行に保管されているわけではないので
みんなが銀行に駆け込んで、
一気に現金を引き下ろすと現金は足りなくなります。

現金はそれ自体には価値はなく、
預金通帳から預金通帳へ移動するだけのものです。
これは衝撃でした‼️
私はお金は権力であり、
お金があれば大抵のことは何でもできると思っていましたから。
これまではその認識でも間違いはなかったのでしょうが、
動画の中でもあるように少子化する社会において、
経済成長には限界があります。

経済成長の限界を考えたら、将来お金があっても、
大して何もできない未来が訪れることもあり得るのです。



たしかに、稼いでいる所得や持っている資産の格差は広がっているかもしれん。せやけど、大事なのは、暮らしぶりやと僕は思うんや。

君のお金は誰のため:ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」


私は18歳まで田舎で育ちました。
当時はイオンみたいな大型ショッピングセンターすらありませんでした。
服を買うとなるとユニクロかしまむらかの2択でした。
お洋服が大好きだったので、渋谷の109にはすごく憧れを持っていました。
テレビをつけると高校生は渋谷109で買い物しているらしい。
でも、田舎暮らしの私はいけない。
どうして私は行けないのだろう?と悶々としていました。

今はいつでも東京に買いに行くことができる地域に住んでいるのに、
都内へお洋服を買いに行くことはほとんどありません。
全部ネットで買ってしまいます💦
あれだけ何にもなくて大嫌いだった地元ですが、
今やその地元にもイオンができたし、
実家から徒歩5分の近所にスタバもできました。笑
18歳の時にもう絶対に田舎には帰らない!
と決意して都会に出てきたわけですが、
もはや都会にいるメリットをあまり感じられず、
地方移住をしたいと思うくらいです。


教育面でも今はe-learningや良質な教材があります。
インターネットでは良質な情報にアクセスできます。
私立の教育機関に入れなくても、
学校の先生がしっかり勉強を教えてくれなくても、
自分で勉強ができる時代です。
塾に行ってもe-learning見るだけだったりしますよね。

資産の量に関しては格差は広がっているみたいですが、
生活の質の面での格差は、確実に狭くなっています。
そもそも、私が高校生の頃というのは、たかだか10年前のことです。
たった10年で都会と田舎の格差はかなり狭くなりました。
それは身をもって体感しています。
これはインターネットの恩恵だと思います。

そんなことを考えると、
資産量に関しての格差の広がりは気にならないと思いました。

老後2000万、いや4000万必要だ!とあまり悲観的にはならずに、
便利になった世の中に感謝して楽しく過ごしたいですね。


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