ラボインタビュー講座感想文【おさむし・藤原のインタビューライティング集中講座】
6~10月までの4ヵ月間、Webライターラボ内の有料講座『おさむし・藤原のインタビューライティング講座』を受講していました。
控え目に言っても、めちゃくちゃ良かったです。
何がどう良かったのかを、自分の備忘録のためにひたすら書きます。ゆえに、取っ散らかった内容になる模様。目次はつけるものの、思うがままにツラツラ書くのでまとまっているような、いやきっとまとまらないような。
もしかしたら第2期も開催される……かも……と風の噂で聞いたので、受講を検討される方にも参考になるかもしれません。参考にならなくても批判は受け付けません。なぜなら自分のために書き残しているから!!!
そして講義内容については一切触れません。あくまで私の感想と、説明会で話されていた内容のみで構成されています。
それではどうぞ。
受講を決めたきっかけ
私がWebライターラボに入会したのは、2024年5月。
その数週間後に『おさむし・藤原のインタビューライティング講座(以下、ラボインタビュー講座)』の説明会の案内がありました。
その時期の私は、ライターとして動き始めたばかりで、堂々と「ライターです!」と名乗ることに抵抗がありました(今もですが)。そしてクラウドソーシングで案件を受けていたのですが、どうもSEOが肌に合いませんでした。いや、もうちょっと直接的に言ってしまうと「おもんねーーー!」と思っていました(生業にしている人、本当にごめんなさい。でもこれって相性の問題だと思うんです)。
SEO以外の選択肢を考えているなかで、行き着いたのがインタビューライターでした。
社会人として働き始めてから前職までの約8年半、私は法人のルート営業をしていました。営業予算を達成することには正直興味なかったですが、商談などで担当している取引先と話すのは楽しかったなーと思い出したのです。一番やりたくなかったと言っても過言ではない営業職でしたが、振り返ると「人と話して、その人が欲しがっているものや要望を引き出すのは楽しかったかも」と気付きました。
ラボインタビュー講座の案内があったのは、ちょうどそんなことを思っていたタイミングでした。
しかし、ラボに入会したての私は、講師のお二人(おさむしさん・藤原さん)と自分の相性が合うかどうかがわからない。そして失礼ながらお二人のことを存じ上げなかった私には「この人たちは人に教えるほどの実績はあるのか? 教え方は上手いのか?」ということもわからなかったので(いやほんまに失礼、何様)、説明会には、ラボ内にあるお二人のアーカイブ講義を全部見てから臨みました。
その結果「自分に合いそう」と思ったので、説明会を聞いたうえで受講を決めました。
何が「自分に合いそう」と思ったのか
直感というか、なんとなくの感覚というか、そういうので講師お二人と自分が「合いそうだな」と思ったのですが、もうちょっと考えてみます。
喋り方にストレスを感じなかった
「一番最初に出てくるの、それかい」とお思いの方もいらっしゃるかと思います。でも、言っていることが正しくても「なんかちょっと嫌、苦手」と感じると、すぐに耳をシャットダウンしてしまう人種の私には、最重要事項でした。
今までオンライン・オフライン問わず、ジャンルもライティングに限らずさまざまな講座を受けてきましたが、テキスト上では特に何も感じず情報を受け取れても、いざその人の振る舞いや喋り方、言葉遣いを目の当たりにするとストレスに感じることも少なくありませんでした。そしてそれゆえにフェードアウトしてしまうことも。面倒な人間だ。
今回はラボのアーカイブ講義で、そのあたりは事前に確認できたのが良かったです。特に私みたいな新参者で「おさむし? 藤原? 誰や」状態の人には(ほんまに失礼、ごめんなさい)。
講師2人とテンションや考え方が合いそう
講師2人のSNSをひたすら遡って、どんな内容を発信されているのかチェックしました。
……さすがに全部はチェックしていませんよ。
でもやはり「おさむし? 藤原? だr(略)」状態なことと、加えて高すぎないけど安くもない受講料だったので、決断は慎重でした。
前述の「喋り方にストレス感じるか否か問題」に加えて、そもそも考え方やマインドの持ち方、日頃のテンションが合いそうか、という点もやはり大事です。
体育会系で育ってきた私とっては、藤原さんのマインドの持ち方や考え方は共感できる部分が多かったですし、かといってガチガチすぎると爆発しがちな若干メンヘラ(?)要素も持ち合わせているので、おさむしさんの月末恒例のゲス顔ポストや、定期的なコメダでモーニングしてるよポストのような緩さも欲しかった。
きっと、どちらか1人が講師だったとしても、私は受講していたと思います。でも、私にピッタリな2人の講師の講義を同時に受けられたのは、今回本当にラッキーでした。
「講師2人いるから視点も2倍論」はありますが、今振り返って思うのは、もし自分に合うのが藤原さんだけだった、おさむしさんだけだった、だと満足度も違っていたのかな? と思いました。
課題は合計4回で、講師2人がメインで2回ずつ添削してくれます。もし自分にとって合わない講師の添削回だったら、正直見る&聞く気なくしますよね、えぇ。ぶっちゃけ、半分ハズレ回といっても同然ですから。
ですので、偶然なのか必然なのか、自分にちょうど合う講師が×2人って、私めちゃくちゃ運いいなと思いました。ゆえに、添削は全部アタリ回です。「講師2人いるから視点も2倍論」に「自分に合う講師が2人だったから良かった論」が掛け合わさったから、私の満足度が過去最高になったのかもしれない……(いや、ほんまに終始上から目線)。
もし第2期が開催されるのであれば……タイミングによるとは思いますが、講師2人とラボトークしてみてもいいかもしれません。
私は偶然、藤原さんに申し込んでいて初回講義の数日後にラボトークさせてもらったのですが、「あ、この人の話は頭のなかに入ってくるな」と確信しました。やっぱり感覚的に合うか合わないかって、講義内容と同じくらい大事だと思うのです。
講座・事務含めてよかった点
受講料の支払いは、一括or分割で選べた
一括で払っても分割で払っても、合計金額は同じでした。
が、駆け出しライターで収入が不安定どころかほぼ無状態だった私。口座残高から一括でお金が消えると、精神的ダメージが大きそうだったので分割払いにしました。おかげさまでダメージ少なく受講完了できました。
ただし、もちろん振込手数料はその都度かかります。私は楽天銀行から手数料無料で振り込めたので問題なかったのですが、使っている銀行によっては手数料がちょっと痛いかもしれません。
ちなみに分割回数は4回です。
講師と講座生のみのDiscordを作ってくれる
ラボのDiscord部屋とは別に、ラボインタビュー講座のDiscordが別途作成され、そこにはラボと同じ雑談部屋や質問部屋もあります。
正直ラボだとこの内容投稿するの気が引ける……(なんせ1,000人以上が見ている)という内容でも、少人数なのでそのあたりのストレスは感じずに投稿できます。そして講師2人を含め、みなさん優しく反応してくれます。
雑談部屋は特にみなさんいろいろと投稿していて、私もそれに便乗してよく書き込みしていました。
「おさむしさんに倣ってモーニングコメダしようと思ったらいっぱいやったからスタバ来た。めっちゃガラガラ。課題の文字起こし頑張る」という、超絶どーーーーーでもいいことを雑談部屋に投下しても、反応があるんです。しかも講師から。
講座が終了した数日後、藤原さんとラボトークをしたのですが「あれ、まじでしょーもない内容だった」と言われ、思わず爆笑してしまいました。でも、それに一番乗りで返信してくれたのは藤原さん。有り難く感じつつ、しょーもないことにもいちいち反応させてしまって申し訳ないと少し反省しました。いつかモーニングコメダに成功したら、Xより先にラボインタビュー講座の雑談部屋に投下します(反省とは)。
Discordは講座終了後も残してくださるとのことなので、今後も受講生同士で交流が続けられると思うと嬉しかったです。
他の受講生に良い刺激がもらえる
他の受講生の皆さんとは、オフラインで会ったことない初めましての方たちばかりでした。しかし講師2人のDiscord内での心遣いや雰囲気作り、講座内で受講生同士話す機会も多く設けてくださったため、アットホームな雰囲気で4ヵ月間過ごせました。人数は17人でした。
アットホームといっても馴れ合っているわけではなく、DiscordやXで他の受講生が前に進んでいる様子を見て「私も!!! 動かねば!!!」と自然と尻蹴り上げられているような気持ちになる環境でした。
おかげさまでいくつか直営業してインタビュー案件が獲得できたり、気になっていた地元の出版社に電話して業務委託で採用されたりと、刺激をもらったことで良い方向に動き出せたと実感しています。
……とはいえ、私みたいに「負けてられん!!!」と動ける人ばかりでなく、逆に「それに比べて私は……ぴえん……」と感じる方もいらっしゃると思うので、やはり相性というか、考え方の問題というか、そういう面で合う合わないはあると思います。
実際、私の「電話かけた! 採用された!」という投稿に、ぴえんと感じた方も、もしかしたらいらっしゃったかもしれません。講師と自分が合うか合わないかと同じように、同じ受講生のなかでも「自分とタイプ似てるな」と思う人もいれば、「そういう考え方もあるのか」と新しい発見を与えてくれる人もいました。
あくまでも、私には合っていて、めちゃくちゃ良かったよ、っていう話です。ちなみに嫌いな人はいません。感じの悪い人もいませんでした。ラボ内の講座というだけあって、治安はめちゃくちゃ良いです。
話は若干逸れましたが、オフラインでもぜひいつかお会いしたいな~! と思える方が増えました。
添削が超絶丁寧
満足度が爆上がりしている要因はこれで、他の受講生の方に「何が一番良かった?」と聞いたとしても、恐らくほぼ全員の人が「添削がめちゃくちゃ丁寧だった」と答えると思う。それくらい丁寧でした。
受講生はインタビュー初心者がほとんどで、講座の対象もそうだったはず。添削は「甘口」「中辛」「辛口」の3つから毎回指定できます。カレーやないかい、と思いつつ、このセンスの緩さが私は好きでした。ちなみに、指定しなければ自動で中辛になります。
体育会系もといM気質の私は「どうせ金払っとるならビシバシに鍛えて欲しい!!!」との気合いから、毎回辛口でお願いしました。初回はハバネロ具合に一瞬「ひいぃっ!」となりましたが、あら不思議、その次は辛子明太子程度に感じ、最終的には美味しいカレーをいただくことができました。打たれ強くなったのか、講師2人の鞭の使い方が上手になったのか、はたまた両方なのか。
でも普通に考えて、初心者なんやから添削コメントが少ないわけない。初期の私、謎のプライドを持っていたのかもしれない。その変な謎プライドやマインドを変えられたのも、辛口添削で鍛えてもらったからかもしれない。
そして他の講座で恐らくないであろうものが、ドキュメントでの添削だけでなく「動画でのフィードバック」もあるところ。ドキュメントのコメントだけじゃなくて動画もあったことで理解度は格段に上がりましたし、若干へこんでいても「こういう意図でこう添削したんだよ」と言ってもらえることで腑に落ちることもありました(特に初回ハバネロ)。
課題は講師2人+自分だけの部屋でやり取りされ、添削に対する個別質問もできるので有り難かったです。添削をもとにリライトした記事も、そこに投下すると講師の手が空いたときに見てくださいました(※再度添削してもらえるというわけではなく、リライト記事を読んで感想をくれる感じです)。
とにかく丁寧。めちゃくちゃ丁寧。
辛口な分、講師2人からの愛もふんだんに感じられ(気持ち悪い?)、毎回感謝の気持ちでいっぱいになる添削でした。
悪かった点
特になし、以上。
某家具量販店のキャッチコピーじゃないけど、本当にお値段以上でした。
当初の予定になかったことが取り入れられることもあり、講師2人が本当に受講生のことを考えてくださっているのが、常にひしひしと伝わってきていました。
外部の下手な講座受けるぐらいなら、ラボの人は絶対にこれ受けた方がいい。
講座を修了してインタビュー未経験の私はどうなったのか
講座受講中~受講後で新たに獲得した案件は下記です。
まったくの未経験で、わからないことがありながらも、他の受講生に感化されながら「やーーーーー!!!!」と突き進んだ割には、仕事いただけているのではないでしょうか(と自分で言います)。
正直、もうちょっと行動できたと反省するところは大いにあるのですが、講座で学んだことを活かせる場を、自分で作れて良かったと思っています。
ちなみに直営業はもう少ししました。で、落とされました。
でも講座を通してマインドもさらに強くなったのでノーダメージです。ほんとです。
講座の説明会で言われていた「この講座が修了したら、自信を持ってインタビューライターを名乗れるように」には、正直達しなかったです。が、「講座が修了したら、4ヵ月前よりは『未経験ですけど勉強しました! だから仕事ください!!!』と言えるように」はなりました。
課題をポートフォリオにして提示したこともありましたし、最終課題もリライト後に載せる予定です。受講したから、少しだけ自信がついて、行動に移せました。
■課題で書いた記事はこちら。
同じ受講生の「ろこひた」さんにインタビューしました。課題でしたが、本当に良い話聞けて良かった……!
■最終課題も、リライト完成したらここに貼ります。たぶん11月初旬ぐらい。
■ちなみにちなみに、ろこひたさんが私について書いてくださった記事はこちら。
自分のことが書かれていると照れますね。そしてなんかめっちゃ仕事できる人に思える。実際は駆け出しなのに。これがライターの力なのだと感じました。
まとめ
・講師(おさむしさん、藤原さん)と合いそうなら受講おすすめ
・添削はいまだかつてないほど丁寧(個人的おすすめは辛口)
・ラボ内の講座なので治安良し、変な人いない
・講師からだけでなく、受講生同士でも刺激しあえる非常に良い環境
・本当に受講して良かった
受講した内容をどう活かしていくかは自分次第なので、これからも「やーーー!!!」と突き進んでいこうと思っている次第です。
講師のお二人には、たまにラボトークで勝手に近況報告などさせてもらおうと勝手に思っています。勝手に。
最後に
そしてこれを読んでいる方で「おさむしさんと藤原さんの教え子か。ちょっと1回、仕事依頼してみてもええかもな」とか、課題で書いた記事を読んで「なんかちょっと使えそうかもな」とか、そういったことを思った方。
仕事ください。
真面目です。締切守ります。報連相ちゃんとします。元気です。
問い合わせはXのDMか、メール(ayaka.kawabata.2992@gmail.com)までお願いします! 全力でお待ちしております!!!
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