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子育て夫婦に必要な「向き合う力」


今回はちょっとしんどい話です💦
新春の明るい気持ちを阻害する可能性があるので、適宜離脱してください!

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年末年始は、色々な奥さんから結婚生活に関するお話を聞く機会がありました。

なんの不満もなく上手く回してます!っていうのは相当レアケースで、大体は過去現在の不満大会(主に夫に対して)になり。。。。
「お母さんの皆さん、本当にお疲れ様です。」という気持ちでいっぱいになりました。

どんなに愛し合って覚悟を決めて結婚をした夫婦でも
「育ってきた環境が違うからすれ違いは否めない」し、
特に子どもができた瞬間にタスク量が爆発して、どちらか一人が頑張ってもどうにもまわらない状況になって、夫婦の関係が大変になってくる。

出産以外でも、人生って変化に富んでいて、たびたび訪れるさまざまな変化に対応しないといけないときに、夫婦の関係が問われてくるようにおもいます。

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わたしがきいてきた夫婦の抱えている問題を因数分解してみると、
「課題に向き合う」
「夫婦が向き合う」
の二つが重要なポイントかなと思いました。

1点目ですが、
夫婦どちらかに不満が溜まっているのはなぜなのか
家族に訪れた変化はなにで、そこからどんな課題が生まれたのか、
それをしっかりとお互いが認識することが必要なのかなと思います。

課題を発見するということ自体が、
一般に結構困難な作業(経営課題が常にクリアな企業が世の中にいったいどれだけあるか)ですし、
奥さんたちの不満爆発パターンでは
妻側が課題を発見しているけれど夫側が気付かない、
ないし無視している、指摘しても取り合おうとしない、
結果、(意識的ないし無意識に)妻側が我慢し続けてすり減っている、
ということのようです。

まずは夫婦どちらかが課題に気づければラッキーで(だれも気付けなくてどっちかがすり減り続けるパターンもある)、
課題の共有があったときには、しっかりと課題に向き合うことが必要だと思います。

2点目について、
課題が発見できたら、夫婦が向き合うことが必要だとおもいます。

大概において、夫婦それぞれにお互い言いたいことはめちゃくちゃあるし、いったらいいとおもうけど、相手の人間性を尊重して対話を重ねることが必要なんかないかと思います。

同じ方向を向けというのは結構ハードルがたかくて、別々の人間なんですからいつも同じ方向をむいて対応できないことだってあるとおもいます。

ただ、相手ともっといい関係を築きたい、その気持ちを持ってちゃんと向き合う。
どちらか一方がじゃなくて、双方が、聞く、話す。

正直、向き合ったところで課題解決の方向性がみえないこともたくさんあると思います。
(経営課題が見えたところで解決に向けた道筋が常に見えている企業が世の中にいったいどれだけあるか)

ですが、たとえその場で課題解決の方向性がみえなくても、
こうした向き合うプロセスは夫婦の信頼関係を深めるのには必須だと思います。
求めるべき最大のアウトプットは、課題解決じゃなくて信頼関係を深めることなのかなと。

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えらそうにいってますが、私に課題が見えていなかったり、私が課題を自己中心的に解決しようとして、パートナーに無理させていることもあるかもしれないし、自分ができているのかと言われればどうかなとおもいます。。。。
(家族を持つことはある種の人間修行なのだなとおもいます。)

ただ、奥さんたちの話を聞くにつけ、
少なくとも夫婦の双方(どちらか一方ではない)が
「課題に向き合う」
「夫婦が向き合う」
努力をできたら、すこしいい関係になるのかなとおもいました。

結局、不満を持っている側が「相手に向き合ってもらうためにがんばる」
ことがおおくなるのですが、、、、

日頃から気を配って相手に不満が溜まっていないか気づけるとベスト、
それが難しくても、少なくとも相手から課題の指摘があったら、
しっかりと向き合うことが必要なんじゃないかなとおもいます。

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個人的には「夫婦あるある」「男女の違いあるある」みたいなのも、結構有用なんじゃないかと思っていて。

もちろん個人は千差万別だし、感じる課題も望ましい解決策も千差万別ですが、
子どものおむつを夫に変えて欲しくない妻は少数派だし、
散らかってる部屋が好きな妻も少数派だとおもいます。

「あるある」は多くの人に当てはまるもの、もしくは一部の人に当てはまったことのあるものとして、知識として持っておくことで、我が家の課題発見や解決のスピードを早めてくれるとおもいます。

(「こういう部下にはこう接しろ!」みたいなビジネス書みたいなものかと。その本に書いてある方法がドンピシャ解決にならなくとも、繰り出す手のパターンは参考になりませんか?)

みんなに当てはまる法則なんてなかなかないので、
結局はトライアンドエラーなんですが、トライのネタをたくさんもっているのはいいことなかなとおもいます。

新春早々、重めの内容で申し訳なかったのですが、
妻たちの声に自分の中で整理をいったんつけたくて、
ジャーナリング的に文書にしてみました。
これも「あるパターンの知識」として何かしら参考になったら幸いです★

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