雨の日は、家にいる理由ができてちょっとだけホッとする
今朝は雨の音で目が覚めました。
一瞬、「あられが降ってるの⁇」と思うほどの強い雨でした。
実際にはあられではなかったのですが、「今日は雨の日なのね」とちょっとだけホッとしました。
気持ちが“おうちモード”に切り替わったからです。
「今日は家で何をしよう?」と。
テレビのお天気コーナーなんかを観ていると雨の日は「あいにくのお天気です」と表現されることが多いです。
雨の日は“うれしくない日”で、晴れの日が“うれしい日”というのは誰が決めたのでしょう?
“もったいない”の思いこみ
「せっかくのお天気の日に家にいるなんてもったいない」
こんな風に思ったことは誰でもあると思います。
でも、自分の家にいるのがもったいなんておかしな話です。
晴れでも雨でも家にいたければいればいいのです。
家にいるのに理由なんて必要ありません。
それなのに、外が雨で、家にいる大義名分ができてホッとしているわたしがいます。
“ホッとする”ということは本当はそうしたかったということ。
わたしは家にいるのが好きなのです。
ステイホームでホッとしている人もいる
強制ではなくとも、要請があれば従うのが日本人です。
政府や自治体の要請で自宅にいるのがあたりまえになりました。
この2年弱、会社と近所のスーパーくらいしか出かけていないという人も多いのではないでしょうか。
このことに関して、「ストレスがたまる」などマイナス要因が報道されますが、一部の人はホッとしているようです。
コロナが流行る前から、会社と自宅の往復だけであまり外に出かけない人は存在していたのです。
気軽にごはんに行ける友達がいない。
そもそも人と一緒にいるのが疲れる。
家族も遠くに住んでいたり疎遠だったりして交流がない。
そういう人たちは、活動するのがあたりまえの人たちとの会話は返答に困ることがあります。
「正月は実家に帰るんでしょ?」とか、
「夏休みはなにをするの?」とか、
なにげない会話ですが、特になにもないのでけっこう煩わしい質問だったりします。
それが、この2年弱は
「家にいるのがあたりまえ」
「極力、人と会わないようにしましょう」
というお達しがあったために、堂々と家にいられたのです。
雨の日は充電日
わたしはnoteを書く際、記事を書く前にイラストを選ぶのですが、今日のイラストを見つけて、「これだ!」と思いました。
コップに水が溜まっていく絵がピッタリだと思ったのです。
雨の日は残念な日でもつまらない日でもなく、家で充電する日です。
家の中を整えてもいいし、
とにかく休息にあててもいい。
天が与えてくれた充電日として活用する日です。
そう考えると、とてもありがたい日に思えるのではないでしょうか。
コロナだって、失ったモノや感染してツライ目にあった人のことを考えると確かに胸は痛みます。
それでも自分と向き合うきっかけになったり、給付金をもらって休業したことで、働きづめだった身体を休ませることができたという人もいるのではないでしょうか。
コロナという大雨を経験する中で、自分を整える時間が与えられたという人も多いはずです。
今日という充電日、わたしは部屋の模様替えをしました。
部屋を冬仕様にしたのです。
ストーブの試運転をし、ストーブの近くで作業ができるように家具を移動しました。
模様替えは運気アップにもいいそうです。
大きなモノを動かすと、必ずそこには普段の掃除では取り切れなかったホコリや汚れが出てきます。
その部分を掃除し、ちょっとだけ雰囲気が変わった我が家を眺めると、やっぱり気分が上がります。
これがいいんです。
以前、収納に関するセミナーに参加した際、受講者の人がこんな感想を言っていました。
「お気に入りのカフェに行ってコーヒーを飲むのもいいけど、自分の家をお気に入りの場所にしてコーヒーを飲む。その方がずっといい。」
なるほどな。
この人は別に自分の家をカフェのようなおしゃれな空間にしたいと言っているわけではなく、自分にとって居心地のいいお気に入りの空間にしたい。
そんなことを伝えたいんだな。
わたしも同感です。
晴れの日でも雨の日でも、
「わたしの家最高!」
と自信をもって言えたら幸せです。
雨の日は、そんなことに気づかせてくれる恵みの日です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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