厭魅

主に糖を食べています

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最近の記事

備忘録60 心は健康です。ご心配なく

好きな人が私の中に増えていって、大事にしたい人も両手から溢れてしまうくらい、増えた。 麻雀をしてくれる会社の同期や、家でダラダラおしゃべりをしてくれる友達、私を叱ってくれる桃ちゃん、交換日記をしてくれる彼ら、など。 そんな人達のことがすごく大切で、あーいつまでもこのままでいて欲しい、このままでいたい。って思っている。 でもいつからか、少しだけ人生に絶望している私がいる。それは紛れもなく「絶縁」という選択肢を選んでしまった、大切な人が居るからだ。 恋愛体質だった私は、恋

    • タイトルをつける余裕なんてねえよ

      しょうがない、仕方ないよ、って他人(言葉としては少し刺々しているが)はいうけれども 私はあの時、もう一度信じるという約束をしたんだった。 その約束を私は守れなかったし、いろんなことから逃げて、目を逸らし、その結果堰が切れたように彼に当たり散らすことを繰り返した。 私は言わなかった。敢えて。 不満や不安や悲しいこと、嫌なこと。 けれどもそうやって彼と向き合わなかったのはずっと私の方で、本当に今更になって後悔する。 今更になって後悔することが、この世で一番馬鹿げていると私は知っ

      • 備忘録59 ワクワク夏

        少しだけ、夏に心が躍っている。 蝉が鳴いてら。扇風機が私の味方だ。 こんな自分は初めてで驚いているとともに、以前の夏は暑いから嫌いだと豪語していた自分は、この高揚感や、「夏の全力」を避けてきた気がして、情けなく勿体無い人間だと感じる。 夏だ。 もうそれは、気づいたらあっという間に、という感じに、夏。 気づいたら暑くなっていた。 7月末に友達と「風鈴作り体験」をする約束を取り付けていて、その時はまだまだ先の話だと思っていたのだが、気づけば「夏イベント」がすぐそこに来ている

        • 備忘録58 好きな○○一位決定戦

          本日は好きな○○一位決定戦を開催したい。 私の好きな"お菓子"一位は、『チョコあ〜んぱん』である。 これ、食べてる人あたししか見た事ない。だけどあたしはこれ週一で食べてる。 コンビニでも108円。スーパーだともっと安い。 それなのに満足感がある。 でもカロリーは200kcalちょっととそこまで高くないのだ。そこがまたたくさん食べる原因になってしまう。 物心気づいたときには『チョコあ〜んぱん』の虜になっていた。 スイミングスクールに通っていた頃、母親によく買ってもらっていた

        備忘録60 心は健康です。ご心配なく

          備忘録57 最近の気づき

          何もかもを投げ打って恋人に会いにいくあたしの事が、自分でもとても嫌いだった。 恋人に時間を合わせすぎて、やらなきゃいけないことをしなかったり、恋人の約束を優先したりしていた。 今考えたら彼には時間なんていくらでもあったし、いつでも会えたのに、何かを失わないように必死だった。そして、彼の顔を見たくてしかたなかった。 まさに盲目。我ながら恥ずかしい 顔を見れば、彼へのもくもくとした気持ちとか、嫌なこととかを忘れられるから。というか、気づかないふりができるから。彼は目の前の人

          備忘録57 最近の気づき

          備忘録56 夢だった何か

          叶えられなかった夢と約束は、いつだってあたしの肩にのしかかっている。 あたしには、叶えられなかった夢と約束が沢山ある。 齢23にして、既に叶えられないことが確定したそれらがあるなんて、絶望も甚だしいと思う。 とはいえ、夢なんてこれから増えていくものだし、私はそれ程人生に嫌気はさしていないのだが。 例えば あたしは、音楽で天下を取りたいと本気で思っていた。 でもあたしは逃げた。 確実に、逃げたと称すことが正しい。 チャンスなんてごまんとあった。 学生時代にバンドに誘わ

          備忘録56 夢だった何か

          備忘録55 平坦

          好きだった人と会わなくなってから、だいぶと時間が経った。 彼のことを恋焦がれることは一時も無くなった。あたしは彼のことを相当恨んでいるみたいだった。 正直彼の顔も見たくないと思うときもあるし、少しだけ話を聞いてほしいと思うときもある。 思い出す時がないといえば、嘘になる。 ただそれは、彼への執着とか、愛情とか、そういった類のものでないことは知っている。 彼のような"存在自体"がいないことが、寂しいのである。要するに、彼じゃなくても良いという事。 誰かの特別でない事実と、

          備忘録55 平坦

          備忘録53 久しぶり

          久しぶりに、高校の時付き合っていた恋人に夢で会った。 彼はたまーにあたしの夢に遊びに来てくれて、古い記憶の通り、くしゃくしゃな笑顔で微笑みかけてくれていた。 なんだか、あたしのことが心配で様子を見に来てくれているようだった。 別れの原因は、彼のせいなんかじゃなかった。 大学生になって、何と無く心が離れてしまって、他の人が輝いて見えてしまった。あるあるな理由で別れた。 でもそれを彼に、自分の幼さのせいだと思わせてしまっていた。 あたしが一番幼かった。純粋な彼を傷つけてしま

          備忘録53 久しぶり

          備忘録52 歌にして、想いを馳せる

          心が燻んでいた時期にはよく歌を作っていたなと、ポツリと思った。 最近は心が穏やかだし、なによりうちのアパートは楽器がNGなので、歌なんてしばらく作っていない。 それはそれで良いことだ。 心が綺麗なんだ、今のあたしは。 そんな心が澄み切った時に歌を歌えない奴の曲なんか、誰の心にも響くわけないんだけどね。 よく当時の恋人のことを歌に書いていた。 後になって分かったことだが、彼がまさに他の女の空気を吸い込んでいたとき、わたしは無性に心を曇らせ、歌を書いていた。 自分の第六感、

          備忘録52 歌にして、想いを馳せる

          備忘録51 中華はお好き?

          わたしはやたらと"中華"が好きだ。 最近食器にハマっているのだが、中華風の八角皿を二枚も買った。こんなのは絶対に一枚でいい。 自炊する時もやたらと中華料理が多い。 炒飯や回鍋肉、エビチリなんかを好んで作っている。 いつからかわからないけど、なんか大学生後半あたりから中華料理が好きになっていた気がする。昔は中国史なんて難しくて好きじゃなかったし。 中華料理屋のやたらギトギトの炒飯・青菜炒め。 赤と紺と金と緑とか、様々な色で装飾された、主張が強めの中国雑貨・建物が好きだ。

          備忘録51 中華はお好き?

          備忘録50 春について

          こんばんは。わたしです。 以前、noteがある人によって監視されているなどわーきゃー騒いだが、なら全部変えたらいいじゃないかと思い立ち、ぜーんぶ一新しました。 note一回消せば良いのかと思ったけど、それは流石にやりすぎ と、わたしの中のリトル川北が呟いたので、とりあえず一式変えました。 跡つけられないように。 あのね、この前私の街に春がきたと書いたと思うんだけど、駅までの道に桜の木がバーってあるのね。 あたしはインドアすぎて知らなかったけど、3月末には桜祭りもあった

          備忘録50 春について

          備忘録49 『市子』という映画

          これ何で知ったんだっけな〜。。 ただ、タイトルと杉咲花が主演のやつで、ポスターが印象的だったので、よく覚えていた。 アマプラに出ているということで、久しぶりに一人で映画を。まだ木曜日だけれども。結論から言いますと、かなり好きな映画。 *ネタバレだよ まずこの映画の印象的な点は、2点ある。 ①「市子」が何故か、どうしても、魅力的に見えてしまう ②若葉竜也、結婚してくれ まず①の市子の謎の魅力についてだけど、これは杉咲花の配役にも相当理由があるんじゃないかと推測。 大

          備忘録49 『市子』という映画

          備忘録48 年度末

          春がきたね と私は毎年、冬が終わるたびに口に出している。 家から駅までの道のりが、なんか明るいなぁって思ったら、早咲きの桜が少し咲いてた。 道にピンクがあるだけで、すごく明るく見える。すごい。 私が今住んでいる街は冬の顔しか知らないから、これからいろんな顔を見せるこの街に、あたしはドキドキワクワクしている。 春がきたね、今年も、無事に 春はいろんな人と出会って、いろんな人と別れて、感情が忙しくなる季節だ。 だから私は春が好きだ。 初めてのちゃんとした半年間のプロジェ

          備忘録48 年度末

          備忘録47 マイ・ハッピーエンド

          昨日友達と家でリングを見て、思ったよりもバッドエンドでちょっと引いた。 これ、どこで分岐があったんだろ。ロープレだったら赤字で出てくるようなバッドエンド。 私たちは途中から、このバッドエンドに向かって走り続けていたし、誰もそれに気づかなかったことにゾッとする。 バッドエンドってさ分岐があるんだけどそこに気づける人ってそう少なくて 後々、あ、これあそこで間違えてたんだな…って気づくんだよね。 もちろん未来が全て見えてたら何にも面白く無い訳なんだけども。 とはいえ、どこかで

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          備忘録28 大好きな友について

          こんばんは 今日はこいつのことについて話そうかと思って、わざわざnoteをひらいた。 果たしてこのあたしの手前にいるのが誰なのかというと 私が一位(タイ)で好きな友である あたしはこいつと一緒に暮らしてもやましいことが一つも起こらないという大層な自信があるくらい、本当に友達としての友達。 どんなやつかというと、とにかく花火が好きでドライブはいつもお台場、パーティー好きの賑やか好き、飽き性で友達思い、意外と薄情 な、めっちゃ良いやつ あたしはこいつにどれだけ助けられて

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          備忘録46 春になったら

          人類の中で、見切りをつけるのが上手な人と、べらぼうに下手くそな人がいると思う。 私は圧倒的に後者で、クレーンゲーム・パチンコだったら大負けしているタイプの人類だ。 まだ、もしかしたら、やっぱり、でも と、自分の中で永遠に繰り返す。 つまり、損切りが下手くそなわけだ。 いつだって気づいたら私は後悔の渦にいて、もう後戻りはできないところにいたりする。 今日はそんな私の、ある一日のことについて書く。 * もうこのままではダメだと思ったわけだ。 彼から、「もう俺たちは前に

          備忘録46 春になったら