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イヤな記憶を塗り替えるには

最近、結婚式に関する質問をインスタで頂くたびに、
結婚式のこと(2021年11月28日 軽井沢にて)
を思い出すんですが、
わたしが真っ先に思い出すことって
「前髪切りすぎちゃったなぁ…」
「泣いて顔パンパンだったなぁ…」てことなんです。

素晴らしい時間しか流れていなかった
尊い1日だったのに、やっぱりなぜか、
「ちょっと後悔してること」
を先に思い出してしまいます。

結婚式という思い出の9割が
「友達に会えて嬉しかったし、
会自体がすごく楽しくて全ての瞬間が愛おしくて、
結婚式が始まる前の感動も、終わった後の
ほしのや時間も含めてぜんぶ最高だった!!!」
という"良い記憶"なはずなのに…。

なのに、その「良い9割」より先に
「後悔の1割」が記憶にこびりついてしまうのって、
人間のデフォルトで設定された
「危機管理能力のひとつ」なのかもしれませんね。
(何かの本で読んだ気がします)
(特に女性は自分の子供を守るための本能で、
危険なことやイヤな記憶を覚えておくように
体が設計されてるとかなんとかかんとか…笑)

私生活においても、
そういうことありませんか?

日々、生活の中で
楽しかったことや嬉しかったこと、
笑ったこと、感動したことなんて、
たくさんあるはずなのに、
それよりも、誰かに言われた些細な嫌味とか、
謎のマウンティング攻撃とか、
悪気はないかもしれないけれど嬉しくなかった一言や、
自分のちょっとした失敗、、反省、、後悔、、
などの方が「良かったこと」以上に
思い出してしまう率が高いんです。

どうしたら「悪いこと」よりも「良いこと」を
思い出せるようになるんでしょうかね…。

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