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「自分よりも大切な存在」についての考察。〜夫をずっと好きでいられるのか問題〜

きのうから読み始めた、燃え殻さんの「ぼくたちはみんな大人になれなかった」という小説が、良すぎて、良すぎて、良すぎて。

というか、わたしがただただ「好み」なだけかもしれないんですが、リアルさと、普通っぽさと、切なさと、キャラクターの憎めなくて愛しくて面白い感じと、そして文章の凄さと、、あーーーもう「何もかも私好み!!!!」な小説に出会えて「胸が高鳴る」ってこういうことか、、としみじみ感じてました。

で、その小説の中にたびたび出てくる「自分以上に大切な存在」という言葉があって。主人公が彼女に対してそう思ってる、ということなんですけど、誰かを「自分以上に大切」と思えること、って純粋にすごいですよね。

これについてよく考えてみてて、わたしも、今のところ「自分より大切な存在」は「夫だ」と気付いたんです。

きっとこれを読んでくれているオトナの方々は「そう思うのはいまのうちだけで、子供ができたら、女は子供が一番よ」と思うと予想するんですが、まだ母ではないわたしの暫定一位は、まぎれもなく「ふみや」なんです。

この記事は夫婦エッセイマガジン「カレーと、ごまどうふと、文章と。」のひとつです。水と土に妻が、月に夫が1000字以上の文章を書きます。月額290円。初月無料。ごまどうふ1こ(300円)と同じくらいの値段で、月10本ほどのエッセイが読めます!

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新潟でカレーとごまどうふの店を営む夫婦が、日々の気づきや、表じゃ書けない裏話などの「赤裸々エッセイ」を綴ります。

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