見出し画像

娘の恋愛事情 ~ 無償の愛という感情~

僕には娘が2人居る。
思春期御年頃で、ほとんど喋る事も無くなった。

僕からも喋りかける事は無い。
難しい御年頃なので、娘達が用事がある時だけ来れば良いと思っている。

長女中2の10月になったばかりの土曜日、次女が用事で、1日中出掛けて、いない日があった。

朝から出掛けて行く音が2階の僕の部屋に聞こえた。
しばらくすると、何かのがどんどん近付いて来る。
ドアが開き、スピーカー付きのオモチャのマイクで、歌いながら長女が入って来た。

立派なパリピに成長したものだ。
POW!!POW!!

長女は小さい頃から歌うのが好きで、何処ででも歌ってしまい、母親に怒られたりもしていた。
中学生女子にもなると、流行のアンテナが凄まじく、TikTokYouTubeで歌やダンスを覚えては、友達とスマホで撮影し編集したりしている。
今時の子である。

そして、歌を教えて歌わせて楽しんでいたのは、父親である僕の為、巷で流行ってる歌を教えに来てくれる。

部屋に入って来て少し歌った後、
「1階に行こう」
と誘われリビングへ。
家のテレビはABEMAYouTubeが見れるテレビなので、カラオケを流して、長女の覚えた歌を聴き、リクエストをして歌って貰ったりと、久しぶりに長女と2人の時間を過ごしていた。

いつの間にか昼になっていたので、2人で昼ご飯を食べながら娘がテレビを見出した。

番組の内容は高校生位の男女のリアルな恋愛番組告白された女の子の心の葛藤の様な場面が映し出されていた。

無言で恋愛番組を見ている長女に何気なく
告白された時の勉強か?
と、話かけてみた。
それに対し長女が
え?ん~別に
何か、素っ気ない返事をしてきた。
まだ、そこまで、良く解らず見ているだけなのか?

しばらくすると、テレビでは、女の子が2人の男の子に取り合われると言う話の流れに。
僕が、
男の子2人に取り合われるとか、どうする?
と聞いてみた。
今思えば、中々ガサツな質問をしている。
すると長女が、
パパ、あのな
と、ちょっと溜め息混じりに話出した。
○○(長女の名前)な、小6と中1と中2で告られてるんやん


…Whats?

……Whats?

………Whats?


Pardon?

このPardon?と言う英語は、相手の言葉が聞き取れなかった場合に「もう一度お願いします」と言う言葉で、僕が高1の時のリスニングテストで使った、唯一の言葉である。
テスト当日に友達に教えて貰い……

このまま、僕が高校を辞めるまでの悪ふざけの数々を2万字位書いて、話を無かった事には…できひんな…

勇気を出して、話を戻そう…

長女からの唐突な告白に、僕の思考が停止したのは、言うまでもない。

僕は恋愛も生きて行く上で大事な経験だと思っている。
だから娘達も、中高生位で付き合ったりした方が、大人になってから変な男に騙され無い位に思っている。

…思っていた?

いや思っている!!

すいません。書きながら情緒が乱れてますw

小6と中1と中2?
あれ?中2は、まだ2学期やんけっ!!
今、思った。
ペース配分おかしいやん…

僕は
そうなんやぁ
と、返すのに精一杯。
す…凄いなぁ、もう3回も告られてるんやなぁ
と、メンタルギリギリで続けると、長女が
え?3回?
ん?何か問題でも?
え?小6と中1と中2やろ
と僕が言うと
それは告られた学年な。告られたのは7回。同じ人に2回って言うのがあるけど


…OH MY GOD!


自分に何が起きているのか、解らなくなった。

歩くのが疲れたり、怖い事があると僕の足元で万歳をして抱っこを求めて来た
小児喘息の発作で季節の変り目には咳き込んで眠れず、眠るまで座って抱っこをした
イカの干物、それはスルメ
青信号、それは進め

…ハ…ハハハ…笑っておこう…

そう言えば嫁から昔聞いた、長女恐ろしいエピソードを思い出した。
保育園の頃からモテているのは知っていた。
毎日、保育園が終わると、外の遊具等で、しばらく遊んでから帰ってくる。
しかし、その日は買い物に行くから、すぐ帰ると嫁に言われていたので、遊ばずに帰る事になっていた。
帰ろうとすると、そこに数人男の子達が来て
○○ちゃん、あそこまで競争しよう
と駆け寄ってきたらしい。
それに対し長女が
うん、わかった
と返事をして構えた。
いやいや、買い物に行くから、すぐ帰るって言うたやんと、嫁が言おうとした瞬間、長女
ヨーイ!ドンッ!!
と叫ぶと、全力疾走で走って行く男の子達
スタート地点構えたまま残っている長女
そして長女が嫁に
ママ行こ
と言って反対方向に歩き始めた。
嫁も目が点になったらしく
良いん?
と、聞くと、長女は何も無かったかの様に
え?何が?買い物行くんやろ?
と言って来たらしい。

恐ろしい世の縮図を聞かされた気がした。
なんだろう、タチの悪いキャバ嬢みたいな…
保育園児でも無ければ、誕生日が1年に数回来てそうな…

そんなモテ期があるものなのか?
告られて、どうするん?付き合ったりするん?
もう、これが父親としての質問の限界だった。
いやいや、なんで好きでも無い人と付き合わなアカンの
と返って来たので
好きな人は居いひんの?
と聞くと
居いひんなぁ
と返ってきた。
これ以上は詮索できない。
そして、僕のメンタルが、よくわからない事になっていたので
そんなに、男の子にモテる娘になってくれて、パパ良かったよ
と、言うと、ニヤッと笑い、僕に親指を立ててきた。

書ききりました…
何とか書ききりました…

締めます。

僕の義理の息子になり損ねた男の子達へ。
僕の娘を好きになってくれて、ありがとう。
少しの間でも、娘に対し、愛情を持って接してくれた事を嬉しく思います。

だがしかしっ!!

父親である俺の無償の愛と言う地球上でもっともデカい愛に敵うモノなどコノ世に存在しないと言う事をっ!!

言っておくっ!!

(嫁と娘に見られたら、シバかれるなぁw)

そして、娘達
これから、もっと、パパの知らない自分達の世界を生きて行く。
色々な経験をして、乗り越え吸収して、大人になって行く。
たまには、逃げたって構わない
元気生きていてくれるだけで構わない
生きていれば良い事悪い事も起こる。
ただ、良い事の方が少しでも、大きく、多く起こる事を願う
として。


わかったかコラァ(T0T)!!




最後まで読んで頂き、ありがとうごさいますm(_ _)m
途中、情緒が乱れ、読みにくい、内容がアホな部分があるかと思いますが、お許し下さいm(_ _)m
宜しければスキ・コメント・フォロー等、宜しくお願いします。
コイツ泣いとるやんけっ!!と可愛そうになっった方は↓

次女は…↓w












宜しければ、スキ、コメント、フォロー等、お願いしますm(_ _)m 色々な方の感性に触れたい🎉