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楽しかった1人旅①イタリア

初めて1人旅で行った国はイタリアでした。
なぜ、イタリアを選んだかというと、
世界遺産の数が多いから。という、安直な理由。

結果、イタリアが大大大好きになり、3回訪れることになりました。笑 (2017〜2018年の話です)

当時大学生だったので、お金もバイトで稼いだ分しかなく、基本宿や食事は簡素に済ませていました。
イタリア語は全く分からず、(最後の方は挨拶と数字だけ理解できるようになった)、英語も全然喋れず。(TOEIC600点くらい)

そんな状態でも南北を縦断してきたので、街ごとの思い出をまとめようと思います。

ローマ

初めて降り立った地がローマでした。
とりあえず、有名どころは行ってみようと思ったので、一発目に向かったのがこちら。

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コロッセオです。
これは朝8時ぐらいだったと思うのですが、まだ人も全然いなくて、朝日に照らされてカッコよく見えます♡

コロッセオの後も、トレヴィの泉、スペイン広場、パンテオン、、、等、観光地は網羅したのですが長くなるので割愛します(^-^;


ローマの中で最も感動したのは、バチカン市国でした。学校で習いますが、世界で一番小さい国ですね。

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夜は幻想的です。
この美しい大聖堂は、ミケランジェロが設計したのですが、私はローマを訪問して以降、すっかり彼の虜になりました。

ピエタ像が有名ですが、私はこのモーセ像にえらく感動しました。

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今にも動くんじゃないか、というくらい繊細です。
顔の向きについて、、等、これも逸話があるのですが長くなるので別でまとめます。


フィレンツェ

花の都 フィレンツェは、街そのものが世界遺産になっているという、初めて聞いたときはその意味がわかりませんでした。


が、街を歩くと理解できました。

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これは市内中心にある、大聖堂の頂上からの眺めです。綺麗ですね。奥に見える山からは、大理石を採掘できるそうです。だから?フィレンツェは芸術家の街でもあるのかと思いました。

こちらは、上の写真とは川を挟んで対岸の位置、市内を一望できるミケランジェロ広場です。

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大聖堂の形が美しいです。

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あまりにも綺麗だったので夜も来ました。笑

滞在するうちに、「ここに住みたい」なんて軽率に考えてしまいました。


ベネチア

水の都 ベネチアです。
ちなみにディズニーシーも模している街ですが、再現度はかなり高いと思います!!

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着いた瞬間、ゴンドラめっちゃいました笑笑
ベネチアは車が走ってはいけない街なので、移動は水上バスや船、ゴンドラです。

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ここでも高いところに登りました。青とオレンジが映えてます。


ベネチアといえばカーニバルが有名ですが、私が訪れたのは2月中旬、ちょうどカーニバルの時期でした。

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至る所に、仮装した人たちがポージングを取っています。そして、みんな群がって写真を撮ってました。

街の中には、仮面屋さんも沢山あります。

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「インテリアになる!!」と血迷った私は、何軒も店を回りました。
そして、80ユーロくらいする結構本格的な仮面を購入(今も家に飾ってます♡)


ミラノ

ミラノは、ここまで紹介した3つと違い、近代的な街だと感じました。
、、といっても、中心には巨大な聖堂があります。

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聖堂内部のステンドグラスは荘厳です。

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ステンドグラスは何面かあるのですが、たしか聖書のストーリーが描かれています…(記憶が曖昧…)


そしてミラノでもう一つの見どころ、ガレリア。

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クリスマスの時期には、巨大クリスマスツリーが飾られます。
ここは、ディズニーランドのワールドバザールがモデルにした場所です(^-^)確かに似てる。


ナポリ

イタリアの面白いところは、北部と南部では雰囲気が全く違うところだと思っています。

ナポリは南部では大きな街ですが、ローマのような高貴な雰囲気とは真逆、親しみやすい街だと観じました。物価は北部より安いので、一人で巨大なピザばかり食べてました。


そんなナポリで1番好きな風景がこちら。

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(また高い所…笑)
目の前のベスビオ火山、海、オレンジや黄色の建物。「ナポリを見てから死ね」の意味がよく分かります。

ちなみに、有名な「鬼のパンツ」の歌(メロディー)は、ベスビオ火山のケーブルカーのPRソングだそうです。なぜか、鬼のパンツの歌詞が付けられて、今に至るのです...。

ポンペイ

かの有名なポンペイ遺跡は、ナポリから電車1本で行けます。

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ベスビオ火山が噴火し、滅んだ街がそのまま遺っています。
天気が良ければその火山も目の前に見えます。


噴火に巻き込まれた方から作成された石膏です。

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イタリアには古代遺跡がたくさんありますが、ポンペイは他とは違う感じがします…上手く表現できないのですが…

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アルベロベッロ

世界ふしぎ発見で、アルベロベッロが取り上げられていた回を見て「可愛い!!!行く!!」というノリで旅行を決めた街です。

イタリア南部にある、バーリという町から電車で行けます。


街は一面こんな感じです。

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可愛い❤️テレビで見たまんまでした。
この建物、トゥッルッリと言います。読みにくい…

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ちょっと高い場所から見ても、街の遠くまトゥッルッリでいっぱいです。


世界ふしぎ発見にも出演されていたのですが、日本人の方がお店を開いていました。トゥッルッリ柄の雑貨はどれも可愛いので、訪れたら寄ってみてほしいです(^-^)

マテーラ

イタリアは南北で雰囲気が違う、と前々段くらいで書きましたが、マテーラはまた別な、異国のような街でした。

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洞窟住居の街です。

ローマやフィレンツェのような華やかな風景と比べると、どこか廃れたような、異様な雰囲気が漂っています。


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遠くの方に十字架が見えるのですが、これも洞窟に作られた教会です。内部も岩に囲まれているのですが、天井にはフレスコ画が昔のまま残っていたと記憶しています。


夕方~夜になると建物に灯りが点き、


夜は建物に灯る光だけが目立っています。都会のようなネオン、看板は一つもありません。


ちなみにマテーラは、急な坂道が多く、石畳の歩道はツルツル滑るので、足元には要注意です。


アマルフィ

子供の頃、親が映画「アマルフィ」(織田裕二さん主演)を家で見ていて、その時の街並み・サントラが印象強く残っていました。
なので、イタリアに行くからにはアマルフィは行かなくては!と決心していたのです。

ちなみに、映画で使われていた曲は サラ・ブライトマンのTime to say goodbyeです。これ、街中を歩きながら聴いてました笑笑

そんな小さい頃から夢見てたアマルフィ海岸がこちら

カラフルなパラソル、岸壁にそびえ立つカラフルな建物、、、事前に写真では見ていたものの、船を降りた瞬間に虜になりました。

「小さい頃、映画で見た景色だ〜😭」と別な感動もしてました。


アマルフィは海岸だけでなく、バスで山の上まで行くこともできます。(本数少ないのでめっちゃ混みます)

頂上は展望台のようになっていて、上からアマルフィの景色+海を見下ろすことができます。

これは最後、帰りの船から撮った写真ですが、帰りたくなさ過ぎて半泣きでした…ここは何度でも来たい…

カプリ島

島の名前だけではピンと来ないかもしれませんが、あの青の洞窟がある島です。

青の洞窟は、島本土から船に乗って向かいます。

…が、、、めっっっちゃ混みます。
まず20人乗りくらいの船に乗り、洞窟の前に着いたら小さいボートに乗り換えて、中に入っていきます。

洞窟の前まではスムーズに行けるのですが、洞窟前に着くと入り待ちをしている船が何十艘もいます笑 

これは入り待ちをしている時、海が綺麗なので撮った写真です。ここで2時間くらい待ちました( ◠‿◠ )

そして、いよいよボートに乗り移ると注意事項が説明されるのですが、とにかく頭上に注意と言われました。
というのも、、

ボートの上で寝っ転がらないと入れないほどの高さだからです。ちなみに外からでは、本当に青いの?と疑うくらい、普通の海にしか見えません。


そして中に入ると、、、

写真でもしっかり青いですが、肉眼でも同じくらい青いです。ライトアップされてるんじゃ!?と思うくらいに青いです。
長くても1分くらいしかいれないのですが、これは2時間待つ甲斐がありました。

ちなみにカプリ島は青の洞窟だけでなく、島の中もちょいちょい観光スポットがあります。

ロープウェイに乗って、山の上まで行けます。
天気が良くなかったので、あまり綺麗ではないのですが…
本当なら、青空・青い海・崖の景色を楽しむことができます。


マントヴァ

(南北の地理関係をバラバラに書いていることに今気付きました…。)

ミラノから電車で1時間ほど移動した位置に、マントヴァという街があります。
ここに来た理由は1つ。
ジュリオ・ロマーノの作品を見たいから。です。

ジュリア・ロマーノとは、ラファエロの弟子である画家/建築家です。
ラファエロの作品は、ローマの美術館でいくつか見ていました。
ある日Instagramでその弟子の作品を見かけ、「これは現地に行かなければ」と思い立って行きました。それがマントヴァです。

その作品が何かと言うと、こちら

これは宮殿内にある巨人の間という一室で、「巨人族の没落」が、壁・天井に絵が描かれています。

これが天井画です。
ゼウスが発したイナズマによって大地が崩壊し、巨人族が滅びる絵になっています。

壁・天井を使って表現されていること、そして部屋全体が騙し絵になっていること、こんな壮大な絵はここでしか見れない…!と興奮しました。


ちなみに近くには、ロマーノの自宅もあります。(外から見ることしかできません)

それがこちら(建物の正面、上部にあった彫刻です)

奇妙ですね〜笑
口から蛇でしょうか?こういう常人とは外れた感覚があるからこそ、巨人の間のような作品が作れるんですかね…。


マントヴァは小ぢんまりとした街ですが、ちょっと田舎っぽい、落ち着いた雰囲気でした。

川に反射する街が見たくて、結構な距離のある橋を渡ってきました笑 (結果、渡って良かった)

私が訪れた時は、そこまで有名ではないせいか、観光客はほとんどいなかったです。観光スポットが多いわけではないですが、オススメの街です。


最後に

行った地域全部についてサラッと書くつもりが、とても長くなってしまいました。
今思い返すと、他にもまだまだ思い出はあるのですが(例えばアマルフィ行く前日に全財産盗まれたとか)、控えます。笑

なんとなく、綺麗そうだから、というノリで行ったイタリアでしたが、市況が落ち着いたらまた行きたい国だと思っています。

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