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【札幌セルフ写真館】お出かけをレンズ付フィルムでもっと楽しく。「写ルンです」と「Kodak FunSaver」撮り比べてみました

札幌狸小路の韓国式セルフ写真館、紫陽花写真館です。

紫陽花写真館では3月より使い切りフィルムカメラの販売を開始いたしました。

①撮影小物として持って写真が撮れて
②そのまま持ち帰れる

という2つの楽しみ方があります!

ラインナップは「写ルンです」「FunSaver」です。
どちらもパッケージから取り出したら1枚ずつフィルムを巻いてシャッターを押すだけ!
設定などはなく操作は簡単で、普段カメラに触れる機会がない方や小さなお子様でも楽しく気軽に撮影ができます。

今回はこの2つのカメラにどのような違いがあるのか撮り比べてみました!

カメラの特徴

まずは、それぞれのカメラの特徴を簡単にご紹介します。

フジフィルム 写ルンです シンプルエース

・1986年販売開始の日本製カメラ
・フラッシュOFF時や屋内では、やや暗めの写り
・フラッシュはスイッチ式

公式サイトに掲載されているスマホ撮影との比較がとても分かりやすく綺麗なので、ぜひあわせてご参考ください!

Kodak FunSaver

・1988年販売開始のアメリカ製カメラ
・写ルンですに比べると、屋内やフラッシュOFFでも明るめの写り
・フラッシュはボタンを数秒間押したままにする充電式

シーン別に撮り比べてみました!

カラフルな撮影

狸小路1丁目の「せいす」さん前です。
色とりどりののれんがとても綺麗でした。

「写ルンです」で撮影
「FunSaver」で撮影

「写ルンです」で撮影した写真は、見たままの色がそのまま写っています。
それに対して「FunSaver」で撮影した写真は、奥のビルや道路、看板の色に少しセピアがかっていることが分かります。

のれんに使われている色には、目立つほどの差は出ませんでした。

明るい場所での撮影

すすきのの交差点です。
観光客気分で撮りました。

「写ルンです」で撮影
「FunSaver」で撮影

「写ルンです」で撮影した方がホワイトが強く出ているためシャープで明るい写りに見えます。
「FunSaver」で撮影した方がよりイエローがかってやわらかくレトロな印象です。

暗い場所での撮影

狸小路7丁目の「エチオピア」さんの前で撮った写真です。
ぽつんとある2階の窓がかわいかったので撮りました。

夕方にアーケード内(屋内)で、フラッシュをONにして撮った写真です。

「写ルンです」で撮影
「FunSaver」で撮影

屋根や壁などライトが当たっていない場所を見ると、「FunSaver」で撮影した写真のほうが隅々まではっきりと確認できる明るい写りです。

暗い場所での撮影では、「写ルンです」で撮影した方がイエローが強く暖かい雰囲気になり、「FunSaver」で撮影した方が白っぽくソフトな雰囲気になるようです。

実際に撮り比べてみて

それぞれのカメラの印象をまとめてみました。

どちらもポケットに入れて簡単に持ち運びでき、撮りたいものが見つかったらサッと撮れる気軽さが新鮮で楽しかったです。

今回は友人や家族にもカメラを渡して何枚か撮ってもらったのですが、撮る人によって「撮りたい!」と思うものが違うので面白かったです。
周りの人とカメラを共有して撮りためていくのもおすすめです。

色について

・シャープさ、見たままの色を表現したいときは「写ルンです」
・レトロさを表現したいときは「FunSaver」

狸小路7丁目 「FunSaver」で撮影

狸小路周辺は昔ながらの雰囲気が残っているので、FunSaverとの相性がいいように感じました。

明るさについて

・屋外撮影が多めのときやスポットライト撮影のようにフラッシュが当たる部分だけを目立たせたいときは「写ルンです」
・屋内や暗い所でも全体的に明るく撮影したいときは「FunSaver」

フラッシュについて

フラッシュの光は1~3m程度までしか届かないため、明るく見える夜景や星空でも、撮影すると真っ暗な写真になってしまいます。
そのため、夜間の撮影では明るく写したい部分に近づくと綺麗に撮れます。

室内での撮影や人物を撮るときはフラッシュをONにすることをおすすめします。
晴れた日の室内や、電気が点いていて明るい室内でも、フラッシュなしでは何を撮ったか確認できないほど暗く写ってしまいました。

また、大雪が降る日に屋外でフラッシュをONすると雪が綺麗に写ります
冬にはおすすめの撮り方です。
雨の日もフラッシュをONにすると雨粒を写すことができます。

FunSaver

撮りたい物との距離について

「写ルンです」も「FunSaver」も撮りたいものから1m以上離れると綺麗に写ります。
テーブルの上の料理など近くのものを撮影するとピントが合わずにぼやけてしまうのでご注意ください。

まとめ

このように27枚限定と短い付き合いのカメラですが、ぜひ撮影小物として一緒に写真を撮ったり、セルフ写真館を楽しむ姿を大切な人と撮りあったり、セルフ写真館での撮影のあとはスタジオの外で色々な思い出を詰め込んだりしてみてください!

外が暖かくなってお出かけの機会が増える春、使い切りカメラと一緒に特別な思い出を残してみませんか?

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