027



掴まえるどころか存在を捉えることすらままならないままにするすると喉を抜けていく  次々
書きたいことか  書くべきことか  書きたいだけか書くべきだと思っていたいだけか  いずれにしても取り零し続けているという事実だけが止まった扇風機に項垂れる僕の隣で体操座りをひけらかしている  ちょこん  かわいいねえ  僕は僕の人生を気に入っているのでそれに絡む全ての要素は何だって愛おしい  必然的に


泣いていようと死んだ眼をしていようと心は踊っています  いつだって  貴方のおかげでなければ何いうまでもないことをわざわざいうのはどこかからただの不粋になるけれど  だからといっていわなくてもわかるでしょをしてわかられないまま埋もれるのは嫌だなあと  それだけを理由に今日も今日とて貴方  まあ ほら 生粋の飽き性だから  あと少しの辛抱だから  赦して  御免


大抵の事は此処に着くこと  そろそろ思考放棄ではないだろうかと疑ってみたって一瞬で弾ける  いまの僕が思考をしていないとしたらそれは放棄というよりも前提であるだけ  前提に設ける行為に至るだけの弱さは認めています  僕なりの生をするには僕だけではあまりにも無謀  果てしなく夢想  健全な消費すら倣えないことも赦されてしまうまでは馬鹿でいたい  いないといられない  叶ってしまってもへっちゃらになったら叶いに行くつもり  その一歩早くに間違って叶ってしまうことを夢というかもしれない
次に知るのは夢かもしれないですね  そのまま知らない大事たちは全て貴方が教えてくれたらいい
永遠も絶対も頼れはしない脳に不可逆を焼き付けてくれ  思い切りヘビーな其等でしか無理だ  どう頑張っても真夜中  太陽が過多  そういう意味で





何だ彼んだ向かい風を乗りこなす僕等に尽かした愛想の溜息を愛情と呼んだ甲斐性の無さを合図に集まる怪獣の溜まり場は  昼間に埋められた小さなスコップと愛と勇気の空き袋が明日を待つ砂場或いはブランコの柵の上  其処に座るのも覚束無い平衡感覚が引き起こす眩暈から始まる酩酊  倒れ込んだ泥濘を背に見上げる衛星  漂う気配なら悴む精霊の羽に反射して極彩の白  君の国では何色になるの

昨年の台風で吹き飛んだ窓の痕を携えて落ち合う午前四時  その移動距離分を遡れば 安心させるために心配させるために繕ったトラウマが各々にあったな  性懲りもなく繰り返し飛び込む国道脇竜巻の中心でアスファルトを割って咲く花の存在は僕等だけが知っているから誰も名前は知らない  教養と引き換えに溜め込んだ直感で不規則なライフサイクルと同期  巡る血液の速度に引かれて背丈を伸ばし続く花茎  粘膜を滲んだ一滴一滴を拾い収めて透過を上げる花弁  摘めない其奴の隠喩として棺に咲く愛敬のために  今日も恍惚と咀嚼嚥下嘔吐を往来  縋る  縋れ  離れるまでは離さないでいい  欲しいのは長さではないから好きを  明日を  君を  僕を


歪みを帯びたと知った頃には手遅れに編み上がっていた波形  破綻させるまでもなく椎骨の数から足りなかった倫理  仮定果て無く愛しさのみで火炎瓶へ吟じ込んで一心  日進月歩を敷き写す日々は指針を向いていると瀕死 尚も信心  査定されろ真摯
明日へ伸びる唯一の道を守るためなら全世界を欺くも迷わず  切り裂くも厭わず  願わくは  しあわせを守るために纏う不幸せを見透く君に預ける表情は未だ引き出しの奥で待っている  その頃君は何で匿っている  無神経に暴きたがる正義にとっておきの笑顔を共演して逃げよう  虚言だよってついた嘘の本質は僕にだってわからない  わからないままでいい  たのしかっただけ  意味とかはないよ  付き合ってくれて有難う





初めて盤で欲しいと思った映画  たぶん  初めて

いつもは動画や文章で探す他の方の感想もとりあえずは見ないでおきたいと思ったことも  記憶の限りでは初めてじゃないかな  気持ちでも言い切りを避けたい質  日々言葉が恐い  それでいい


視覚の心地がずっとよかった  好かった
全編通してほんのりとどこか寂しげな湿度が漂っていて  けれど悲しさや辛さ重さは寧ろ比率としては少なくて  曇りの冬に木製のベンチから立ち去る頃の優しさに似ている  感覚  伝わらないと思って書いています  それでいいので  混ざらないように

CG  アニメーション  何ていうんだろう  それもとても好きだった  ああ好きだなあと思いながら観てた  色かな  不安を流し込まれている実感はありながらもお洒落だなあと思わされてしまうだけの生物の温度  そろそろ僕も何をいっているのかわかっていないかもしれない  感想も感覚も生きた分だけ変わったり変わらなかったりするからとりあえずいまのこと


忘れた頃にまた観たいから言語化はこのくらいにしとこ  作品のタイトルはハッシュタグで付けておくので 知りたかったり知りたくなかったりで各々の良いようにしてくれ  丸投げ





丸投製麺


昨日初めて観て爆笑した  今年一笑った  暫定
今日もう一つの方を観ようかと思うています

 




好きだった映像繋がりで  いまの僕のオアシスを紹介しておわるね  何がそんなに好きなんだろうね  わかんないけれど好きなんだよな
このところは この動画や配信のアーカイブなどを流しながら言葉を食むなどしています
「食む」(動詞) と「はむはむ」(擬音) って関係あるのかな  あったらおおーってなるし なかったらええーってなるな  どっちともうれしくなりそう
そんなこたあどうでもいいのよ  どうでもいい話は好きですが  今はこっちが大事
よかったらみてみてえ








この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?