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恋愛も結婚も幸せも、自分で決めたい。|映画『そばかす』

ちょっと前に、映画『そばかす』を観た。


この映画の中で
「女性として好き」
「男として見れないってこと?」
というような台詞があった。
(※うろ覚えなのでそのままではないかもですが…🙇🏼‍♂️)

そのシーンを見て、
(異性愛の)恋愛って、相手を「男として」「女として」見ないと成り立たないの?
という疑問が生まれた。

自分が今まで恋愛対象になった異性のことは、異性として見ていたわけじゃない。
「恋愛対象として好き」と思っても、「男性として好き」とは思っていないことに気づいた。
そして相手には、自分を「女性として好き」とは思われたくない。

“自分”と“相手”という「1人の人間」として見たいし、見られたい。
その上で、恋愛(したくなれば)したい。

(じゃあ、「人間として好き」と「恋愛感情の好き」の違いは…?って考えると、
線引きや定義が難しいな、と思う。
かぶるところはあれど、自分的には、同じじゃないような…。そこはまあ、一旦置いておくとして。)


この疑問を、ChatGPTに聞いてみた。

うんうん…。そうだよね!
うちもそう思います。


以前マッチングアプリを始めたとき、
“自分に女性らしさを求めない人”と出会えるといいなと思っていて、
実際、そういう人に出会えた。

そして、その人と付き合っている中で
周りから結婚について聞かれることが多々ある。
「結婚は考えてるの?」などと、今後のことについて興味を持ってくれるのはすごく嬉しいけれど、
「絶対結婚した方がいいよ!!」
と言われるのはすごく嫌だ。

結婚を強く勧められたとき、
「どちらかといえばしたい、とは思っていますけど… “結婚だけが幸せ”とは限らないと思います」
と言うと、
「でも、結婚しなかったら、周りがどう思うかな?(よく思われないよ)」
と言われた。
「周りは周りじゃないですか!」
自分にしてはよく言ったぞ!と思うけど、なんか華麗にスルーされた。
まあ、喧嘩したいわけでもないし、自分の意見を言えたのでいいと思う。

結婚については
するかしないかも、タイミングも、
自分たち次第だし、まだわからないのだ。

今のところは、結婚する予定も、別れる予定もない。
未来のことなんてわからないし、焦って2択のどちらかを選ぶのは違うと思う。


また別の人から、「結婚式は絶対したほうがいいよ!」と言われたこともある。
「まだ結婚するかどうか、したいかどうかもお互いわからないので…まあでも憧れはありますね」
と答えたら
「憧れるよね〜!女の子だもんね!」
と言われた。
その人に悪気はなく、むしろよかれと思っての発言だったと思う。
でも、めちゃくちゃ違和感があった。

結婚に憧れるのは、“女の子だから”じゃないよ。


映画『そばかす』の主人公・佳純(かすみ)は、恋愛感情を抱かない。
でも、母親からは「早く結婚してほしい」と思われている。
自分自身も、おかあから恋人のことや結婚についてしょっちゅう聞かれて、ハイハイ…😩ってなってるから、佳純といっしょに苦しくなった。
(佳純の苦しみとわたしの苦しみは同じではないけれど、ぐさぐさと感じるものがあり、佳純を守りたくなった)

恋愛も、結婚も、したい人がしたいときにすればいいわけで
したくない人はしなくていいのに。
周りが「したほうがいい」とか決めることじゃないのに。

でもきっと、する(したい)人にとっては
するのが当たり前で、してない人のことが心配だったり気になっちゃったりだとか、
自分の今までの選択を肯定したい意味でも、他人に勧めるのかなと思う。

自分が恋愛や結婚をしたのが幸せだからといって、あなたもそうだよね!うちの子もそうだよね!って押し付けるのは違うよね。
親しい人であっても、親子であっても、
みんな別々の人間だし
一人一人、それぞれの幸せがあるのだから。


周りの意見に惑わされそうになるときもあるけど、映画『そばかす』を観て、
自分のままで大丈夫だよね…!と
救われたような気持ちになりました。

幸せは他人が決めることじゃなくて、自分が「幸せ!」って感じたら、それがすべてだと思う。

自分がどうしたいか、何が嬉しくて何が嫌なのか
それを大事に生きていきたいし、
周りと違うかもって苦しんでる人がいたら、
「あなたのままで大丈夫だよ」って、伝えられる人でありたいです。

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