見出し画像

失敗の日と西野亮廣さんの講演会で実現したいこと



現在私は、「学校行事である失敗の日で高校生や先生、地域の人に西野亮廣さんの講演会を届けたい」という想いでクラウドファンディングを実施している。

今回は、「失敗の日と西野亮廣さんの講演会で実現したいこと」について。
この文章は、書くに至るまで自分の心の中でいろんな感情がうごめき、自分と対話を繰り返し、書き起こしてまとめるのにすごく時間がかかった。

そして先ほど、ようやく、想いが文章になった。
今の私の想いをありのままに書いたので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。                 



10人にインタビュー


「失敗の日を通して、西野亮廣さんの講演会を通して、あなたは何を実現したいのか」
この問いは、何度もいろんな人に問われ、でもうまく想いを表現できなくて、ずっとさまよっていた。


そんな時、とある人に、
「自分だけの視点で考えているからなのではないか、現在、どんな境遇・立場にいる人がいて、その人たちはどんな葛藤や悩みを持って生きているのかなど、もっと解像度を上げてみたら」とアドバイスをもらった。

そこで私は、
高校生・学習センター(公営の塾)のインターン生・高校の先生・魅力化コーディネーターといった計10人にインタビューした。

たったの10人だったけれど、今まで自分が勝手に人に持っていたフィルターが破壊され、感情がごちゃごちゃになり、インタビューをし終わってから、咀嚼して文章として言語化するまでに、数日間かかった。

以下は、インタビューの中で出てきた言葉の抜粋である。

”夢を見ている自分がアホらしい
ずっと夢を見続けるためには、現実を見なきゃいけない
夢を叶えるためのビジョンや道筋はあるけれど、現実に行動する1歩目が苦手”

”踏み込み→失敗→踏み込みのサイクルはそう簡単にできることじゃない
先生や学校が期待していること・求めていることを感じて、その通りに行動している自分がいる”

”完璧主義で、そこから脱却したい”

”今のままの自分に限界を感じている。もっと自分を成長させたい”

”忙しすぎて、余裕やゆとりがない
自分のやりたいことをしているから嫌ではないけど、このままでいいのか
生徒の伴走をしていて、成果にこだわることは大事だけれど、周りが成果にこだわるのはどうなのか”

”承認欲求が強くて、でも、もっと素直に生きたい
挑戦することは難しくないけれど、ゴールを決めるのが苦手”

”失敗を称えられた瞬間は何でもできそうな気がするけれど、月日が経つと忘れて、失敗が怖くなる時がある”

”「何かやらなきゃいけない、頑張らなければならない」にとらわれている。挑戦をすること、1歩踏み出してみようと背中を押すことが全ての人の幸せに繋がるのか。今までしていた教育は自分のエゴだったのかもしれない”

”メディアで取り上げられることで、島前高校に入学する人の中に「ここに行くと変わるかもしれない」と受け身で他力本願で入ってくる人がいる。でも、0から変わらさせてという人に俺らはどうすることもできない”

”挑戦したけれど、周りから否定されるかもしれないことを考えると怖い”


挑戦してない人はいない


普段の関わりでは聞けないような心の奥底にある葛藤やモヤモヤ、悩みが強烈にヒシヒシと伝わってきた。

私はこのインタビューを終えた後、実現したいことを改めて考えた。

今回インタビューをした10人は、全員海士町に住んでいる人たちだけれど、それぞれ所属しているコミュニティーがあって、好きなことや嫌いなこと、興味のあることがある。

高校生は、例えば、部活に熱中してたり、家族と時間を過ごしたり、プロジェクトに奮闘していたり、友達と遊んだり、地域のイベントに参加したり、勉強に励んだりとそれぞれが今したいこと・やりたいこと(=夢)を持って様々な形で日々踏み込みをしている。

また、地域の大人や先生は、私たちのしたい・やりたいことに本気で向き合ってくれて、応援してくれている。そんな、大人たち自身も、挑戦していることがある。

マイプロジェクトについて壁打ちしてブラッシュアップする生徒


そして、その挑戦の裏には、常に恐怖や不安がある。これからの人生で、例え失敗の日や講演会をしても、それらの感情が消えることはない


踏み込みって素晴らしい!!でも、、、


けれど、
日本や海外を問わず、毎日試行錯誤しながらたくさんの挑戦と失敗を経験してきた西野さんを島に呼んで、
今挑戦していることやその中での悩みや葛藤、失敗したこと、1歩踏み込むときの恐怖、それでも前に進んでいる話などを等身大でありのままに話してもらうことで、

悩みや葛藤を持つ中での苦しさやしんどさとどう向き合って、
それらを1歩踏み込むためのエネルギーにどう変えていけばいいのかの自分なりの答えをそれぞれが見つけれる場にしたい。

明日への1歩


挑戦の結果がどうであれ、その時にした経験はその人にしかないものだからこそ、当たり前のように毎日挑戦しているけれど、実はとっても素晴らしいことで、失敗したとしてもそれは挑戦した証だと私は思う。

その一方で、これからの生きていく中で人生をかけてでもしたいこと・やりたいこと(=夢)が出てきた時に、やり方が分からないから・お金がないから・繋がりがないからという理由で夢を諦めざる負えないという状況になるのでは、違う気がする

失敗の日や講演会を通して、1人1人が必要な時に必要な武器(=人脈力・集客力・応援・発信力・お金など)を持っていることで、人生や判断の選択肢を広げ夢を実現できるような社会にしたい。そして、そのための方法を全員が身に着けられるような社会を私は作りたい。

感謝の伝え方


私は高1の時に、それまで過ごしてきた地元香川県を離れ、現在は海士町で寮生活を送っている。

海士町では、心から尊敬する地域の人や同級生にたくさん出会った。
今、クラファンをしていて、人の優しさや温かさにたくさん触れて、思わず涙がこみ上げそうになる。


海士町での3年間、クラファンを通して出会ったご縁には、感謝してもしきれない。

島への恩返しなんて、そんなこと自分には到底返しきれないくらい、海士町で出会った人達やクラファンを通して出会った人達に数えきれないくらいお世話になっているが、
失敗の日を地域に開いて、講演会を開催することで、
私の3年間を通しての感謝の気持ちを少しでも伝えたい。


クラファン終了まで残り5日。
自分にできることは可能な限りしたいという想いで、今動いているけれど、自分の力はとてつもなく小さくて、
でもどうしても最高の失敗の日を作りたい、講演会を届けたい。
どうか皆さんのお力を貸していただけないでしょうか。
応援よろしくお願いいたします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?