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じいちゃんの手と、じいちゃんの友達のネコの写真

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最近の記事

まだ耐えられる気温のうち

 中国語日記を再開しなければ…。課題や仕事に追われるとそればかりになってしまい、その他の“自分で勝手にやっている勉強”が完全にストップしてしまう。1日1単語でも、継続が大事だとは実感しているのに、色々ぎりぎりで進めているせいでいっぱいいっぱいになっている。  別の言語について、サークルで勉強している時にネイティブの方から「なんでそんなににやにやしているの?」(“にこにこ”ではない)と聞かれてとても恥ずかしかった。もう5年以上勉強しているのにまだまだ面白く、文法が面白かったり単

    • 湿度を恐れる日々

       雨が降っている。冷房の効いた職場なので昼間の暑さはそれほど感じずに済んでいる。真夏の35℃を恐れすぎて、30℃前後であれば“それほどでもない”と思ってしまっている。  何年か前の梅雨、湿度が高すぎて体調も悪かったし何より家中のものがカビだらけになった記憶がある。襖の表面をうっすらカビが覆っていた怖気は未だ忘れられない。まだそこまでの湿度を感じてはいないけれどそれ以降遠慮なくエアコンをつけるようにはなった。  柞刈湯葉さんの『人間たちの話』を読み始めた。途中まで読んであった

      • エアコンの季節/本を読む時間

         本が読みたいのに適切な物語が手元にない。馬場あき子さんの本を読もう。  …と思っていたら村上雅郁さんの『かなたのif』を買ってまだ読んでいなかったので読む事にする。本を読めることが嬉しい。  ここ最近第二言語習得に関する研究を調べてまとめる作業をしていて、自分の中国語学習において圧倒的に足りていないあれやそれやに心当たりがあり、もっとがんばりたいな、という気持ちが湧いている。きちんと家で勉強する習慣をつけて、発音してみない事には始まらない感じだ。  机周りがあまりにも散ら

        • 坂の街にて

           遠くまで聞きに行った公開講座とワークショップが終わった。自分の実力不足に努力の必要をひしひしと感じた。日本中のやる気ある人たちが集まってきていて、課題を見せあったりグループワークをするだけで新たな視点ややる気をもらった。  私は公開講座などは1人で申し込んで1人で参加して淡々と帰ってくることが多いのに、今回は同世代の皆さんと一緒にかなり楽しく話せたのがとても嬉しかった。そしてそれを“楽しい”と思える自分に驚いてもいる。この先同じ分野に関わり続けていれば必ずまた会えるであろう

        まだ耐えられる気温のうち

          分からないものを読む

           文章を読んでも分からない、理解できない、という事は無いと思っていた。じっくり読めば分かるだろう、と思っていた。のが、課題のために読む必要のある論文が難しくて分からず大変焦った。何せ時間がない。想定の10倍の時間をかけ(睡眠時間を削り)、調べまくり、どうにか大枠を捉えられた。それを咀嚼してノートにまとめて事前課題として提出した。これでひと段落ではなく当日までにスムーズにアウトプットできるようにしておく必要がある。こんなに誰かと相談しながら進めたいのに今回は1人で申し込んでいる

          分からないものを読む

          あまりに暑い朝

           課題にひと段落ついたので、本の山を崩しにかかっている。小津夜景さんの『カモメの日の読書』を読み始めたのに、柞刈湯葉さんの新刊を読み始めてしまった。幽霊に対する徹底した見方がとっても気に入ったし“人の気持ち”に対するスタンスが主人公に似通っているため共感しやすく楽しく読めている。新潮文庫nexだけれど、久しぶりに文庫を触ったからかハヤカワ文庫並みの縦長に見えてしまっている。  朝から湿度が大変な事になっていて、歩いていても数分で汗だくになってしまった。いつの間にか見回せばノ

          あまりに暑い朝

          色んな人が色んなところで

           帰納と演繹の語の意味を説明できず調べている。しっかり10秒ほどあればどうにかアウトプットできるが、求められているのは瞬発力で、瞬時に語意をつかまなければどんどん置いていかれる。  米原万里さんのロシア語通訳現場の話でよく聞く原子力関係や科学や物理についてなど、事前準備はネットもない時代にどのようになされていたのか想像もつかない(いや想像して自分もやっていく必要があるのだが)。通訳原稿は何日前に届いたのだろうか。  こういった営みに、少しでも近づけるようなりたい。  好きな

          色んな人が色んなところで

          そろそろ雨が降り出す

           朝家を出たら火を焚いている匂いがして久しぶりに田舎を感じた。生まれ育った土地は田んぼと山に囲まれた土地で、朝方は野焼きしているような匂いが流れてきていた。今住んでいる土地は街に近いし田んぼも見えないので、火と煙の匂いを久しぶりに嗅いだ。チェーンソーで木を切る音が聞こえたこともあったし、思っているよりここは山に近いのかもしれない。  夏至が過ぎてしまった。来週はずっと雨の予報が出ている。色んなものが腐りやすくなるのが本当に嫌だ。  関わっている団体の暑気払いという名の飲み会

          そろそろ雨が降り出す

          忙しかろうがお茶のお稽古には行く

           訳あって第二言語習得について調べている。テーマがたまたま自分の今の状況にマッチしているので、与えられた課題だけれどとても積極的に取り組めてありがたい。自分が直感的に思っていた効果的かなと思う指導法と、研究されている知見とのズレがあって発見がままあり面白い。  中国語に関してそこまでの情熱は持たずにいこうと初めの頃は思っていたのに、しばらく勉強してしまえば“もっと使いこなせるようになりたい”という思いがでてくるものでそれもまた楽しい。  言語の専門家の先端研究について調べて

          忙しかろうがお茶のお稽古には行く

          本が読めていない

           中国語検定は試験後数時間でホームページに回答が掲載されているのでざっくりとした自己採点はできたと思う。受ける前は全くと言って良いほど勉強しておらず(予想外のやるべきことが横入りしてきてその勉強に忙殺された)、これで万が一受かってしまったらもうこの級の勉強をしなさそうでやばいと思っていた。どうなることやら。万が一が起きてしまったら同じレベルのhskを受けようかな。  中国語だけでなくその他諸々の勉強に追われていっぱいいっぱいになりなぜかYouTubeのピアノ初見動画にもハマっ

          本が読めていない

          言葉を発する/音に乗せる

           最近話した人が気持ちの良い方で、私は人と話すのがめちゃくちゃ苦手だけれど、一対一だとまだましに話せる、と少し思えた。  別件の、出た方がいい飲み会(何なら幹事をすべき)は欠席させてもらった。仕事を理由に断ったけれど、正確には単に苦手だからだ。「苦手」というと克服できそうな印象になってしまうが、いわゆる“飲み会”は一生無理だし昔より不適応具合は悪化さえしてきている。歳をとる(=大人になる?)というのはそういうものが緩和していってくれると想像していたのに、なってみないと分からな

          言葉を発する/音に乗せる

          人と話すのは相変わらずに

           仕事で“初めまして”の人と会い、その後の時間で“お久しぶりです”の人と会い、お二人それぞれととても楽しく有意義な時間を過ごせて(相手もそう思ってくれているといいな)、私はそれだけでいっぱいになってしまい夜の会議でめちゃめちゃ眠そうな目で参加していた。正面に座っていた人に不思議そうな目をされた。眠くて目つきが悪かっただけです。   「初めまして」という言葉は言語学習の最初に習うけれど日常生活ではほぼ使わない単語だな、と思っていたのに最近よく使う気がしている。なるほど仕事柄使

          人と話すのは相変わらずに

          アリアムとアガパンサス

           本が積み上がっていく。東京で10冊も買ったが読み始めるのは7月中旬まで無理そうなのはどうしたことか。  やっと地震で落ちた本を片付け始めて半分くらいは床から棚に上がった。そうすると未読の本が気になって気になって仕方がない。物語はまだ、いつでも読み始められるけれど、人文書系はタイミングを頑張って作らなければ手に着けなさそうで怖い。今度参加する講義の参考文献がたまたま買って積んであった本の中にあって、そういう事も稀にだが、ある。わーい(借りる手間が省ける)、となる。  近所中

          アリアムとアガパンサス

          あの街で

           東京に行った目的は演劇を観ることで、手話での2人芝居を観に行った。  開演前の、皆んな手話でおしゃべりしていて音的には静かなのに賑やかな感じとか、通じる言語が手話である安心感とかがあって、わくわくしながら開演を待つことができた。舞台は1時間強くらいだったが、密度濃く私たち観客を惹きつけてあっという間に感じられた。その場に居る皆んなで一つの芝居を体感できたことが嬉しく、来年もまた来ようと思えた。  聴者の演劇に手話の通訳がつくことはあれど、ろう者の演劇に音声通訳がつかない、と

          あの街で

          人生何があるか分からない

           中国語検定の勉強を頑張らなければ。  だんだんと夏に近づいて帰宅したら部屋が暑くなってきている。網戸がないため窓を開けられないので扇風機と服装でどうにかするしかない。まだ暖房器具も冬布団も片付いていない。  関わっている各団体の総会が終わって年間計画が出され、長めのスパンの予定がたってきた。予定の中身も詰まってきて、そろそろ動き出さなければならないものも多い。完全に予定外なのは、あまりにも星野さんに今夢中になってしまっているという事実で、どこに影響が出てくるか分からない。

          人生何があるか分からない

          書店回りは主目的ではなかった

           日帰りで東京に行ってきた。行きは中国語のテキスト1冊しか持っていなかったのに、帰りは10冊以上本を買ってぱんぱんのサブバッグと共に自転車に乗って帰宅した。何しに行ったのかと聞かれたら「買い出し」と言って差し支えない量の荷物(本)になってしまった。  エトセトラブックスは本当に良くて、I read feminist booksのトートを持ってそのまま他の本屋に行きまた同じような冊数を買い、最後は丸の内丸善でひいこら言いながら3階まで往復した。メインの予定の合間を縫ってよく3件

          書店回りは主目的ではなかった