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北斗七星降臨の聖地・星田妙見宮と【大阪公立大学附属植物園】
◆星田妙見宮◆
大阪府交野(かたの)市に鎮座する、星田妙見宮。
交野市は奈良にも近く、いろんな歴史がありそうな地域です。
ご祭神は、天之御中主大神(アメノミナカヌシノオオカミ)・高皇産霊大神(タカミスビノオオカミ)・神皇産霊大神(カミムスビノオオカミ)。
素敵な神社と聞いていたのでずっと行ってみたかったのですが、今回やっと参拝できました。
京橋駅からJR学研都市線に乗り替え、星田駅から住宅街を20分ほど歩いたところにあります。
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弘法大師・空海が近くの獅子窟(ししくつ)で修行中に秘法を唱えると、北斗七星の方角から星が降ってきて3ヶ所に分かれて地上に落ちた、と伝わっているそうです。
そのうちの1ヶ所を妙見さま(北極星・北斗七星)としてお祀りし、星の霊場として創建。
平安時代はお寺だったこともある、神仏習合の神社です。
星がテーマの神社のようだけど、行ってみると龍神さまもたくさん祀られていることがわかりました。
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入ってすぐ、神社というよりは『北斗七星のテーマパーク』?と思うほどの明るい印象。
星好きの方だけでなく、ファミリーでも、デートにも良さそう。
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石段を登りますが、自分の守護星を探しながら歩くので楽しい!
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きれいな石段を200段ほど登り、拝殿に到着。
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境内の地図を見て、本殿より先にまだ道が続いていたことが気になっていたのですが、どの道がわからず社務所で教えていただきました。
気づきにくい細い山道に、青龍社(青龍大明神)・豊臣稲荷大明神・龍王社があり、龍神さまがたくさんお祀りされていることに驚きました。
(青龍社・豊臣稲荷大明神の写真を撮り忘れました…)
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石段を降りたところに、最後の見どころスポットが。
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今は細く水が流れていますが、住宅開発で水脈が絶たれる前までは、水源豊富な滝だったそう。
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あまり目立たないのですが、こちらにも龍王社。
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今回はトカゲ2匹に出会いましたが、若い1匹目にはすばやく逃げられました!
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空海さんの妙見信仰と龍神さまを、ギュッと凝縮して祀っている星田妙見宮。
楽しくて気持ちの良い神社ですが、隕石などミステリアスな部分もあり奥が深そうです。
◆大阪公立大学附属植物園◆
星田妙見宮は1時間半ほどあれば一周できてしまうので、午後からは近くの『大阪公立大学附属植物園』へ。
神社からは20分ほど歩きますが、予想以上にすばらしい植物園でした!
(ベンチもあるので、季節の良い時期はランチ持参で。)
有料地区で出入口はひとつのため、グーグルマップに閉鎖中の扉を案内されないようにお気をつけください。(騙された人…)
現在放送中の『朝ドラ』で高知県牧野植物園が人気ですが、ここは樹木が中心の植物園。
観光のためではなく、学問的に重要な外国産樹木や、絶滅危惧植物の保護育成を目的にした大学管理の植物園なので、とても新鮮でした。
見たことのない花や樹木があるので、植物好きならまる一日滞在できそう。
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山を含んだ広大な敷地なので回り方が難しそうですが、毎週水曜・土曜にガイドツアーがあるので、時間が合えばおすすめです。※HPで要確認
今回は曜日が合わなかったため、地図を見ながらなんとか一周しました。
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北アメリカ区の樹木群があまりにも大きかったので、植物園の歴史が気になりました。
生駒山系北西部麓の丘陵に位置する、敷地面積26ヘクタールの府下最大級の植物園。園内は4つの尾根と3つの谷があるダイナミックな地形で大部分が樹木の植栽となっており、世界の樹林型および日本の樹林型(11種類)を復元している。
高さ30mを超えるメタセコイアの林やクスノキの巨木などがあり、メタセコイアは1941年に元園長である三木茂博士が化石植物として命名したもので、日本で二番目に古い苗木が現存する。
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日本では見ない木々の中を歩くと外国気分も味わえるし、山道に入ると植物園の中ということを忘れそう。
夕方まで植物園を満喫し、植物園から6分ほどの場所に京阪電車・私市(きさいち)駅があったので、すぐ電車に乗って帰ることができました。
大阪市内からすぐの場所に、こんなに良いところがあったことに驚くばかりの一日でした。
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