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3033
2020年8月31日 06:59
3033は、大学に入りたての頃に仲良くなったAくんが好きだった。ストライクゾーンではないけれど、ヒットにする自信があった。色白に映える赤い唇にさらさらの黒髪、黒縁のメガネ。それだけ聞くと量産型男子大学生のように思えるが、出会った季節は常にTシャツ革ジャンでロックスターみたいな格好をしていた。また、中身もパンクな人だった。思い出は数えきれなくて、でももう数年も前のことだから思い出
2020年5月9日 23:22
記憶は、遠く遠くなっていく度に美しくなる。あの白い肌も、黒くて綺麗な髪も、真っ赤な唇も、もう手の届くところにはない。あなたの声すら思い出せなくなっている。あんなに好きだった笑顔も、今はぼやけている。また、あなたに巡り逢った季節が来た。そしてまた、あなたと離れ離れになった季節が来る。最後に見たあなたは、月の影に隠れて泣いていた。 #恋愛 #あなた #春 #出会い #別れ #
