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このブログで掲載している怪談は99%フィクションです。
2022年4月12日 18:00
久しぶりに会った後輩に聞いた話2.3年前から月に何回か同じ人から間違い電話がよく来るんですよ。「村上さんですか?」って。「いや、ちがいます。」って答えて切るのが毎回の流れなんですけど、めちゃくちゃ気持ち悪いんすよね。「いや、普通に相手が間違えてるだけじゃないの?」後輩が話終わった際に私が言うと、後輩が暗い顔で話し出した。「何回か電話番号変えてるんですけどねぇ。」S県Yさん
2022年4月15日 10:53
夜中に金縛りで目が覚めた。体は動かないが、目だけは動くのであたりをキョロキョロと見渡してみた。あれ、何かあるぞ。テレビの前に何か人影がある。ソイツは直立不動で一切動かない。初めの方は真っ暗で人影の正体は分からなかったが、段々と目が慣れてきて正体が分かった。ソイツの正体は通学路によく置いてある看板だった。「とびだしちゅうい」文字も小学生男子のイラストも通学路に置いてあるまんまの
2022年4月24日 13:34
ふらりと入ったスナックのカウンター席、隣の席の方と仲良くなった。彼の名前はAさんといい、話をしていくうちに彼が元ヤ○ザだと分かった。好奇心を抑えきれずに聞いた。「今までで一番怖い体験はなんですか?」まだ現役でヤ○ザだった頃、Aさんは若い衆を引き連れて、5人で飲み歩いていた。ひたすら飲み歩き、夜も開け始めた頃、目の前から背の高い筋肉質な男が歩いてきた。このまま歩いてくると
2022年4月27日 18:28
Wさんは何でも屋をしている。何でも屋と言っても珍しい仕事はなく、引越しや掃除がほとんどだという。ある日、仕事の依頼が入った。アパートの一室を片付けて欲しいという依頼だった。<作業内容>1.家具や雑貨など中にあるものは全て捨てて良い2.当日、依頼者は来れない。3.鍵だけを先に事務所に送る。4.作業終了後には妹が確認に来る。5.通帳と捨てて良いかわからないものは妹へ渡して欲しい
2022年7月15日 17:27
4月ごろからこのブログを書き始めて早3ヶ月が経った。現時点で公開している記事が48個。マニアックな皆様の応援のおかげで続けられている。この場を借りて感謝を伝えたい。1から私が考えたフィクションが7割。私が実際に遭遇した話が1割。残りの2割は取材のような真似をして集めたものになる。今日はその取材の際に遭遇した怪談について話す。誰かに習ったわけでも仕事にしているわけでもなく、完全