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モヤモヤさまぁ〜ず2に登場する高齢者とぼくの共通点。

まいど、黒井です。

再燃した風邪の影響で、おとといに引きつづき、きのうも一睡もすることができませんでした。これで丸3日起きつづけていることになります。

夜の間はずっと布団のうえに横たわっていたので、弱ってはいるものの、何とか生きています。

関連:その姿はまるで冬眠をする熊のようであったそうな。 - note


意識をしていないと呼吸ができず、そのせいでひとり、長い夜を過ごすことになるわけですが、そのあいだ、ずっとAmazonプライムビデオに追加されたばかりの「モヤモヤさまぁ〜ず2」を見ていました。

モヤモヤさまぁ〜ず2とは、お笑い芸人「さまぁ〜ず」のふたりと、テレビ東京のアナウンサーが、よそではあまり特集されないような、マイナーで、モヤモヤした町を練り歩く番組です。

放送時間がゴールデンタイムに変更になる前は、ほんとうにモヤモヤしたテレビ番組でした。

町のクリーニング屋のおじさんや、喫茶店のおばちゃんが、みんな個性的で、またその個性をさまぁ〜ずのおふたりがうまーく引き出すんですよ。

モヤモヤさまぁ〜ず2を見ていると、ときどき、ある共通点を持ったおじいさんや、おばあさんと出会います。

それは「最初は人見知りでシャイな感じだったのにしゃべり出すと止まらなくなる」という共通点です。

このような特性をもったひとは、少なくともモヤモヤさまぁ〜ず2を見ているかぎり、若者や壮年の方より、高齢者に多いように思われます。

彼らは配偶者を亡くしてひとりきりになり、地域のコミュニティーにもほとんど参加しておらず、いつも孤独に暮らしている……

ひととコミュニケーションをとる機会を失い、少しずつ人見知りになっていくのだが、ほんとうは誰かと会話を楽しみたい……

そういう深層心理が「最初は人見知りでシャイな感じだったのにしゃべり出すと止まらなくなる」という特性として表れているのではないか。

何の確証もありませんが、ぼくはそのように感じました。

なぜなら、ぼくも同じだからです。

配偶者を亡くしたりはしていませんが、社会や地域のコミュニティーに属さず、いつも孤独で、ひとと接する機会がないが、ほんとうは誰かとおしゃべりをしたい。まさにぼくのことです。

ぼくがそうであるように、モヤモヤさまぁ〜ず2に見るおじいさんやおばあさんも、孤独に「慣れっこ」になっているに違いありません。

しかし、彼らがいつもマイペースで生きているのに対して、ぼくは、ふとしたときに堪えきれないほどの寂しさに呑まれてしまうことがあります。

それはぼくがまだ若いということなのか、胸の奥底にあるほんとうの気持ちに気付いているからなのかは、定かではありませんが。

ただ、いつもぼくを癒やしてくれるモヤモヤさまぁ〜ず2は、ときどき、ぼくの心臓の皮のいちばん薄いところを、チクンと刺してくるのです。


Twitter:黒井@ガチひきこもりブロガー
ブログ:たのぶろ
お供え:黒井の欲しいものリスト


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