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名古屋のレトロ建築を撮りに行った

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「観光地はない」と言われがちな名古屋ですが、その貴重な観光地の一つが栄の近くにあるんですよ。しかも名古屋の歴史に関する展示や資料が整っており、入場無料という素晴らしい施設。それが名古屋市政資料館です。

名古屋市政資料館は大正時代に建てられた元裁判所の建物で、名古屋市役所や愛知県庁が立ち並ぶ官庁街の付近にあります。正式名称は「旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎」という長い名前がついていました。

入り口の大階段、ステンドグラス、真っ赤な絨毯など、気品あふれる佇まいは明治期における文明開化の西洋建築を思わせます。

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建物外観は重要文化財に指定されており、内装も現役で使われていた当時の状態に復原されています。

商業目的の写真は許可申請が必要ですが、個人的な趣味であれば撮影禁止エリア以外は自由に撮影できます。写真撮影にもってこいの良物件です。

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入って階段を上がると、エントランスホールが広がります。

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ステンドグラスは復元されたもので、見どころの一つです。この大階段は映画やドラマの撮影にも使われ、「華麗なる一族」や「坂の上の雲」で登場しました。

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一つ一つの装飾も凝った作りになっています。細かいところまで豪華さを魅せるのも、明治大正期のバロック建築ならでは。

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レンガも名古屋監獄の囚人が作ったものが使われているそうです。ベンガラ色が映えます。

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椅子や机にも細かい装飾が施されています。

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地下は罪人の拘留場所として使われていたようです。階上部の豪華さとは違い、照明が少なく、暗い雰囲気が漂います。

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細かい装飾がたくさんあるので、単焦点レンズを持って撮りに行くのが楽しいです。

装飾一つとっても歴史的価値があり、入場無料でここまで見せてもらえるところはなかなかありません。

名古屋に来たら一見の価値ありだと思いました。

今回の使用機材
レンズ1:smc PENTAX-DA★55mmF1.4 SDM
レンズ2:HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
ボディ:PENTAX K-3Ⅱ








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