料理をたのしくするキッチン用品を求めて

有賀薫さんと山口祐加さんがキッチン用品を語る、イベントへ行ってきました。

お二人とも思っていた以上にシンプルで実用的なセレクトで、いくつか欲しくなったものがありました。

おたま

柳宗理のおたま。ふつうのおたまよりふた回りくらい小さい。スープや味噌汁で、具を汁と分けてよそうことができるので、盛り付けがやりやすいそうです。

3WAYボウル

傾けることで、ボールとザルを兼用できる優れもの。茹でた材料を水で冷やすときに、材料をこぼさずに水切りできそう。

まな板

山口さん愛用のまな板。
うちのキッチンは狭いので、横幅の短いまな板は使いやすそう。

有賀さん愛用のまな板。
こちらも横幅は抑えつつ奥行きがあって使いやすそう。

シリコンスプーン

シリコンなので、取り分け用のスプーンとヘラを兼用でき、トロみのある料理を残さず取れるそうです。これがあれば、木ベラが必要となるシーンはほとんどないとのこと。

排水口ごみカゴ

有賀さんは排水口の滑りに悩まされていましたが、浅めの排水栓カゴを3つ購入し、料理の都度、交換、洗い、ローテーションすることで、解消されたそうです。

一人なら、鍋は15−16cm程度のものを。径の大きいものは、一人分で煮物を作ろうとすると十分に調味液に浸らないので注意。

安い鍋は水分を入れずに火を通すとと焦げ付くので、厚みのあるものを選びたい。先に火を通して煮炊きできると料理のレパートリーが広がります。

蓋は、ガラスより金属のものが良いそうです。蒸し煮をするなら、蓋に蒸気穴のないものが、圧力がかかって火が通りやすい。

フライパン

焼いたフライパンでそのまま食卓に出せる、こんなものも紹介されました。

包丁

包丁については、手の大きさによって握りやすいグリップの形状が異なるというお話がありました。使い比べてみないと気がつかないことので、勉強になりました。いきなり通販に飛びつかず、実店舗で試しに握ってみたいと思います。山口さんは東急ハンズをオススメしていました。

研ぎについては、研ぎ師にお願いするのが一番だそうです。自分でやってみた方には、貝印の研ぎ教室をオススメされてました。わかりやすく基本的なことを教えてくれるそうです。


山口さん愛用の包丁は多分これ。

手の大きな有賀さんは、この太めのグリップの包丁がしっくりするそうです。

キッチンバサミ

鶏肉やベーコンをスープに入れるとき、まな板を汚さず切れるので、重宝するそうです。
分解して洗えます。

ピーラー

上が山口さん、下が有賀さん愛用のもの。こちらも包丁同様、手の大きさにフィットするものが使いやすいようです。

皿洗い

山口さんがキューバの家庭を取材されて、6軒中4軒に、シンクの上に水切り兼収納があり、食器を拭かないというエピソードを聞いて、うちと同じだと思いました。うちは湿度低く一晩で乾くので、食器を拭く作業はありません。食洗機の必要性をあまり感じないのも、乾かす機能が要らないせいですね。

最後の質疑応答タイムで聞き忘れてしまったのですが、お皿についても聞いてみたかった。大きすぎると使いにくいし、小さいと数が必要になります。かと言ってワンプレートも使いにくいですよね。料理が美味しく見える食器の色も気になります。

調味料を題材にやりたいというお話も出たので、次回を楽しみにしています。

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