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なぜスタートアップが好きなのか?

なぜ、このテーマで書いてみようと思ったか?

 このVoicyが、このnoteを書いてみようと思ったきっかけです。このVoicyはスタートアップ営業ラジオという、スタートアップにCSO(最高戦略責任者)として参画しているジェイさんが、スタートアップや営業に纏わる事を語っているラジオです。

 僕は、ペンネーム?の@以下に3度の飯の次にスタートアップが好きと書くくらいスタートアップが好きです。
ただ、今まで何故好きなのか?について言語化した事はなく、今回初めて(多分)言語化しようと思ったのです。

そもそもスタートアップとは何なのか?

 この問いに関する答えは、答える人の数だけあるくらい、人によって解釈が違います。特に、とてもうるさい人だと起業とスタートアップの違い、ベンチャーとスタートアップの違い、スモールビジネスとスタートアップの違いについて体系的かつ学問的に語る方が数多くいらっしゃいます。

かく言う私も、
「スタートアップとは、短期間で急成長し、EXITを目指すビジネスモデルを持った企業で、今まで世の中にはなかった、技術や仕組み、手法によって世の中を変える企業」

と言ってきました。しかし、今はそう思っていないのが事実です。今強いて言うなら
「スタートアップとは、ビジネスの形態というより一種のライフスタイルというか思考であり、答えのない問いに挑み続ける挑戦者」

ではないでしょうか。
 スタートアップというのは、アントレプレナーシップ旺盛な人が、まだ誰も解決していない課題に対する答えを探すために、もがき苦しむ(試行錯誤とも言う)非生産的行為の事だとも言えると思います。

答えのない問題に挑む事の重要性と難しさ

 日本人にとってスタートアップにチャレンジするのが難しい理由は、まだ誰も気づいていない、もしくは答えを見つけていられない課題にチャレンジすからにほかありません。私のような50歳代のおじさんたちは、子供のころから如何に失敗してはいけないのか?お手本通りにやるのか?と言ったことを言われ続けてきました。つまり、答えのない問題を避け続けて生きてきたとも言えます。

 しかし、世の中が複雑になり、従来の前例を踏襲するだけでは上手くいかない現代においては、答えのない問題に挑む事は不可避であるとも言えるのではないでしょうか?要は、以前のように良い意味での変わり者や物好きが、好きで答えのない問題に挑むというだけでは治まりがつかなくなっているといえると思います。

スタートアップにとって失敗は失敗じゃない

 上で述べたようにスタートアップは、まだ答えの問いに挑む存在です。ですから、最初から上手くいく方法は誰も知らないと言えると思います。そのため、打つ手一つ一つがチャレンジであり、世の中で言えば失敗の連続だとも言えると思います。しかし、きっちり仮説を立てた上での失敗は失敗でないとも言えます。一つの失敗を如何に新しい仮説に生かすか、これがいずれ訪れる成功への道筋だと言えるのではないでしょうか?
 よく、スタートアップの経営者がギャンブラーだという人がいます。しかし、私はそうは思いません。客観的に、上手くいく確率が、30%〜50%くらいでも自分自身が、70%〜80%上手くいくと言う確信を持ってチャレンジ出来る真のギャンブラーこそがスタートアップの経営者であると思います。
 つまり、スタートアップというのは、そういったマインドセットの事であり、経営者だけでなく、営業、エンジニア、デザイナーの職種に関わらず持つべきものであり、そういうマインドを持った人は、自治体や大企業にも必要で、世の中を違う形で変えていくのではないでしょうか?

だから、私は、そういうチャレンジをする人やスタートアップのマインドを学ぼうとする人たちが大好きなのです。

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