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どこからいらした!?

ついこの間変な夢を見た。
せっかくなので、覚えているうちに記録しておこうと思う。

舞台は、今の家の前の前の家。私が学生時代を過ごした家だ。
なので、意識は今の私なのだけれど弟の姿とか、私自身の姿も今より少し若かったように思う。

当時の私の家はマンションの最上階である14階の角部屋で、私の部屋は西向きにベランダがついており、西側は一面ベランダに続く窓だった。

目覚めてから冷静に考えてみれば、おかしいということは分かるのだが、夢っていうのは常識とか一切無視なので、私の部屋の窓の外には木々が見えていた。そう、今の家の窓の外の光景のように、葉が茂っている部分がちょうど見えやすい位置にあった。

部屋にいた私は、なんとはなし窓の外に視線を向ける。
すると、目があったのだ。枝の上で優雅に休む虎と。

奇声。

とりあえず、弟を呼ぶ。
目が合ってしまったばかりに虎も私を認識してしまっている。先程までゆったりと座っていたのに、腰を上げベランダに飛び移ろうと様子を見ている。

ベランダの窓がしまっているのを目視したところで、弟がやってきた。
サファリパークとか動物園のノリでベランダに飛び移ってきた虎にテンションアゲアゲの弟は、あろうことか窓の方に近づいていく。

「ばか、何やってんの!?戻ってきなさい」
という私の静止を無視し、窓を開け網戸越しに「虎ヤベー」とかのたまっている。
そうだよ、ヤバいんだよ、だから早く窓しめて鍵閉めなさいよと言いたいのに回らない口。
私の口が正常に動き出す前に網戸が破られた。

悲鳴。

弟の背中を押して、玄関から外に押し出す。
急いで私も後に続く。後に続きながら、これからどうしたもんだろと考えを巡らせる。走って逃げたところで、追いつかれるだろうし。戦って勝てると思えない。なぜ、私は武井壮の虎の倒し方を学んでおかなかったんだ・・・と後悔をする。

虎がゆらりと玄関から出てくる。

エレベーター?非常階段?誰か他の人の家?
とりあえず、「逃げてー、虎だよー」って現状を叫びつつ、弟と家の反対方向に向かおうとする。
が、こういった場合、背中を見せたらまずいのでは?と、虎と向き合いつつ、ジリジリ後退する。私や弟の叫び声を聞いた人や、現状を見た人の叫び声や逃げる足音も聞こえてくる。
虎は、すっかり玄関から外に出てきてしまっており、焦るでもなく一歩一歩進んでくる。

虎の背後からは、虎が進んだのを見計らって、キャーキャーと逃げようとする子供達がわらわらと玄関から非常階段へ向かおうとする姿が見える。
「危ないから玄関の扉閉めて、部屋に隠れてなさい!!!」
と叫ぶ私。
コクリとうなづく子供達。

・・・!!!

・・・・・・!?

・・・・・・・・誰やねんっ!!??

で、目が覚めた。
虎もだけど、あの子供達どこから湧いて出たのだろう?おたく、どなた?現象だ。
全く見覚えもない。
あえて何に似ているかと言ったら『はたらく細胞』の血小板ちゃん達のようだった。いろんなものが脳内でごちゃ混ぜになっている。

だが、目覚められたお陰でエグいバッドエンドは、回避できたようなのでよしとしよう。あれかな?『タモリ倶楽部』で虎の咀嚼音聞いちゃったからかな?
めっちゃ影響受けているじゃん、私の脳。
単純。

とりあえず弟に虎がベランダにいても網戸にしちゃダメだよ、って言っておこう。

最後に、昨日の地震で丸皿割って大惨事ってお話をしましたが、とりあえずキッチンなどは綺麗に片付きました。私は怪我もありませんので、ご心配くださった方ありがとうございます。

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