見出し画像

沖縄宮古島まるごと体験 フレッシュハーブティー入門セットの話

全国を旅しながら選んだ、暮らしを豊かにする食材と日用品を販売するセレクトショップ「はちどり屋」の代表コイデです。

まもなく収穫を迎える今回の企画。
どんなストーリーの企画なのか?この記事でまとめておきたいと思います。

今回の企画を一言で言うと、

宮古島のハーブ畑で
ライブ配信をしながらハーブのリポート&収穫をし
関東の農園さんにまとめてクール便で発送、その後個別のお客様に発送

という一連の流れを初実施するという形になります。

なかなか関東では入手することのできない沖縄(宮古島)のハーブ類を、
ドライではなく採れたての「フレッシュ」状態でお届けさせていただきながら、宮古島の空気感や魅力を追体験していただけるような企画にしたいと思っています。

宮古島の魅力をまるごとお客様に伝えたい!

今回の企画をなぜ行うのか?ずばり一言で言うなら
私(はちどり屋)の旅のなかで訪れた宮古島で体験した、あのワクワクを伝えたいから。
2021年2月、初めて宮古島を訪れました。3日間という短い時間でしたが、宮古島の溢れる自然と豊かな資源に圧倒されました。

画像1

画像2

自分の心を動かしたのは、見たことのないくらいに美しい海や心温かな人々、独特の文化がまず挙げられます。

そしてさらに、今回の企画ともリンクするのが、この島の希少なハーブの存在や、そのハーブを知り尽くし上手に扱う人々の存在。
宮古島に出入りするきっかけとなったのが宮古島の石鹸屋さん「Glycerin Queen」なのですが、僕がそのように思うきっかけの一つを与えてくれた人の一人なのではないかと思います。
こちらのオーナーさんは様々な有用植物をうまく取り入れた石鹸の販売や石鹸づくりワークショップをやっていたりします。元々友人のご縁で出会ったのですが、それ以来ファミリーのように仲良くしていただいてる島民の一人。訪れるたびに地元のディープな魅力や人々を紹介してもらってます。

画像3

ほかにも農薬や化学肥料を使わず、ビストロやレストラン向けの小型の野菜やハーブ(「ガストロノミーハーブ」というジャンル)を栽培する農家さん「Qui Farm」さんや、ハーブオイルを使ったハワイ式マッサージ・ロミロミのセラピストさんなど。
皆、それぞれの暮らしと島のハーブが密接に関わり合っているように見えました。まだまだこの島では出会えていないのですが、琉球の民俗文化を継承してハーブと付き合っている地元の方もいらっしゃることと思います。そのような「ハーブとの関係性」という面で、東京ではなかなか感じることのできない人々の文化、スタンスが垣間見えたのが印象的でした。

画像4

このようにこの島の魅力にすっかり魅了され、これからこの地域とのご縁を深めていきたい、何らかの形で関係性を持ちたいと思い始めていました。

画像5

2回目の訪問の際は、島中をレンタル原付で走り回りました(意外と広いのでかなり時間がかかる)。島の風を感じながらのツーリングも最高。島の人々と会うたびに刺激を受け、インスピレーション溢れる3日間でした。
余談:バイクはレンタルバイク宮古島さんがオススメです。

2つのご縁がこの企画の実現につながった!

そんな矢先、私が2020年から自然栽培での野菜やハーブ栽培を学ぶために通っている「さとやま農学校」主催の「すどう農園」さんとお話しする機会がありました。

画像6

その時、すどう農園さんにとって、宮古島は第2のふるさとともいえる場所だったのを思い出しました。
須藤さんは20代の頃にご家族で宮古島に住まれていたこともあるのだそう。

そんな須藤さんから「以前家族で暮らしてお世話になった宮古島や沖縄への恩返しも兼ねて、その地域と日本各地を繋ぐような形でもう一度仕事をしたいと思っている。そしてその仕事を小出さん、やってみないかい」とお話をいただいたのがこの機会の始まりです。

須藤さんとしては様々なプロジェクト(仕事)を若手にバトンタッチするような動きを近年はじめられたそうで、そんなタイミングとはちどり屋の想いが重なったのでした。

このようにして、宮古島と日本各地を繋ぐ仕事をはちどり屋が引き継がせていただくこととなったのでした。大変光栄なお話です。
その企画・第一弾として行うのが、今回のハーブセットの販売です。

この企画に向けて、前回訪問時、この企画のキーマンの一人ともいえる宮古島の地元の方 下地さんをご紹介いただきました。

画像7

下地さんは、介護施設に始まり現在はゲストハウスとなった「ゆがふ村」の立ち上げ人です。ハーブやパーマカルチャー等、植物とともに暮らすライフスタイルにも造詣が深い方です。
その介護施設というのは、ご自身のご両親の介護を考えたときに、理想的な施設が無いから自ら作ってしまおう、そしてご近所の高齢者も一緒にケアできる施設にしよう、ということで立ち上げたのだそうです(無いから作ろう、っていう発想が素晴らしいですね)。

現在では様々な課題もあって介護施設としての運用は終了し、若者層を中心に共同生活を行なったりときには来客を受け入れるゲストハウスとして生まれ変わっています。

一度お会いした際にはハーブ畑をご案内いただき、晩酌にもお誘いいただきました(たくさんの泡盛で歓迎くださいました笑)。
現在70代とのことですが、とっても柔軟な発想やアイデアをお持ちのエネルギー溢れるお若い方でした。晩酌のとき、はちどり屋のインスタで、宮古方言を教わるところを一緒にライブ配信させていただいたりもしたんですよ。「そのライブ配信ってのは面白そうだね!やろうじゃないか!」と。笑

下地さんはご出身は宮古島ですが、現在はご家族が本島にいらっしゃるので二拠点居住的な生活を実践されています。その点も時代の最先端ですね!

「ゆがふ村」の立ち上げの際、当時20代だったすどう農園さんが下地さんのもとでお手伝いをされていたことが、今回のご縁につながるきっかけとなっています。

宮古島を五感で追体験できるようにする試み

今回の企画は、宮古島をはちどり屋自身が自ら訪れ、ハーブ畑からのライブ配信することから始まります。

まずは畑をぐるっと一周しながら私が畑をリポートします。
今のハーブの様子や、それらの効能などの簡単な解説をできればと思っています。

そして収穫。収穫風景の一部もライブで流します。
今回の収穫予定日はスケジュールの都合上、7月21日(水)のみ。

宮古島は突然大雨が降ったかと思えば、いきなり太陽が姿を現して一気に暑くなる、ということもあるくらいにダイナミックな天候変化のありえる場所です。
できればこの企画は、雨が降ったから中止、ということにはせずに、身の危険の無い範囲でなら収穫を実施したいと思っています。楽しみにしてくださっている方も数多くいらっしゃいますし、そういった島のダイナミックな気候そのものさえも、ライブ配信を通してお伝えできたらと考えています。

画像8

そしてお客様の元へはヤマト運輸さんのクール宅急便という現代技術を最大限に活用させていただき、収穫後のハーブを梱包した上でクール便で発送します。
一旦、相模湖のすどう農園さんを経由してここで個別のご自宅宛の梱包やお手紙の添付を行います。

ハーブの物流は、あまり積極的に行われていないのも事実です。収穫したてのフレッシュハーブは水分を含んでいるので、工夫しないと傷んでしまいます。それを避けるために冷蔵しながら運ぶ、つまりクール便を使うならば、高価な送料も必要になります。ドライハーブであれば保存性や輸送のしやすさ(重さや鮮度の面で)も担保できますが、フレッシュハーブはそのような様々な課題があることから、身近になりにくいのではないかなと思います。

今回の企画では、ハーブそのものをお届けするということはもちろんですが、採れたてのハーブを実際に触っていただき、フレッシュだからこそ味わえる本物の香りを体験していただいたり、ハーブを通して宮古島のことを知ってもらえたらと考えています。
また、さらには今回のハーブ企画を通して、ハーブ自身には様々な効果があることを知っていただいたり、手軽に飲める「ハーブティー」そのものを体験していただくことができたらと思います。

画像9

ハーブの効果を気軽に体験するきっかけをつくりたい

ハーブの効果を体験するには、様々な方法があります。ハーブティーの他には、エッセンシャルオイルなど。エッセンシャルオイルはハーブ等から取り出したオイルのことで、患部に塗ったり、気持ちを落ち着かせたりするのに使ったりします。生成されたオイルはアロマオイルという形で、様々な業者さん(身近なところでは無印良品さんなど)で購入することもできます。もう少し本格派の方になると、植物から自分でオイルを取り出すこともできますが、こちらは難しい部分もあるので、上級者向きかなと思っています(かくいう自分も、様々な面で精製されたオイルの恩恵には預かっているものの、自分でオイルを抽出することは未経験です。今年中には体験したい)。

様々あるハーブの効果の体験方法の中で、今回の企画で取り上げている「フレッシュハーブティー」は最も手軽なものの一つなのではないかなと考えています。シンプルなことに、フレッシュハーブティーは収穫したてのハーブにお湯を注ぐだけで楽しむことができるのです。
この方法をマスターすれば、例えばご自宅にハーブの苗を植えたプランターを用意して、そこでできたハーブを日々少しずつ収穫して、お湯を注いで飲む、ということも日常の暮らしに取り入れることができるのです!コーヒーやお茶の代わりにもなります。

ドライのハーブティーはマイルドな香りや味わいであることが多いと思いますが、採れたてのフレッシュハーブを使ったハーブティーは格別です!ハーブそのものを使っているからこそ豊かな香りを楽しみながら、ほっと一息のリフレッシュタイムを楽しむことができます。
そしてハーブの成分は、香りを嗅いだり飲んだりすることから体内に取り込まれて人体に様々な形で作用してくれます。初めてフレッシュハーブを楽しむ方でも「なんとなく落ち着いてきた」「リラックスした感じ」といった入り口から、様々な体験を味わうことができることと思います。
(本当はちょっとした身体の不調や病気的なものにも植物が良い作用をしてくれる、ということもあるようですが、薬事法等の関係で言いきることができないのですよね。そういう面もあるので、個々人で体験していただくのが速いのかなあ、とも思ったりしています。)

こういった様々な効能や魅力のあるハーブを初めて体験していただく際にも、今回の生命力溢れる宮古島のハーブはオススメできるのではないかなと思っています。
今回収穫予定の畑は農薬や化学肥料を使わない自然栽培の畑です。自然栽培の野菜やハーブは植物そのものの力を引き出すような状態になっていて、香りも一般的なものと比べて濃厚なことが多いのかなという体感です。

ライブ配信のリンク・予約リンク

台風接近に伴い、収穫日変更のためライブ配信は中止となりました。
代わりに、記録用のアーカイブ動画を作りました。

商品のご予約は以下のページから。
ご予約受付は終了しました。

●主なハーブのラインナップ
モリンガ、月桃、レモングラス、ホーリーバジル(ヴァナトゥルシー)、島トウガラシ等

●ご参考リンク:すどう農園宮古島ハーブ企画ページ

皆様のご予約をお待ちしております!
ライブ配信もお気軽にご覧くださいませ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?