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「ずるい仕事術」を読んで、ずるくなりたい。

佐久間宣行
テレビプロデューサー、演出家、作家、ラジオパーソナリティ
元テレビ東京の社員で「ゴッドタン」「あちこちオードリー」「ピラメキーノ」などを手がける。

タイトルが気になって、ずるく仕事できていないなと思った「不器用な私」はすぐに読むことにしました。
こちらの本には佐久間宣行さんの仕事術、武器がふんだんに盛り込まれていて、
目からウロコのしごと術ばかりでした!

仕事術編

佐久間宣行なら佐久間宣行という「人間そのもの」への信頼も欠かせない。
どれだけ仕事ができても、人間性に難があると、いざという時に人は離れる。フリーランスになってからたくさんの人に応援してもらえているのは、僕がこれまで誰かを脅したりせず、その人のやりたいことを叶えたり魅力を伝えたりと、ポジティブなものづくりに徹してきたからだと思う。

しみじみと自分を鑑みます。
ときには、忙しさでイライラしてしまうことも有るけれど、これも自分の修行不足。
同期や後輩の真の幸せを願って、その人に自分の価値観を押し付けるのではなく、本人の生き方を応援してあげる。
他人に好かれたいからというわけではなく、それが結局自分のためなんだなと思いました。

企画術編

いまあなたがコツコツ積み重ねている努力は、明日の結果につながらなくても、10年後に効いてくる。だから、10年後に過去の残りカスにすがった、すっからかん の大人になりたくなければ、サボらずインプットを続けよう。

勉強は必須なのでしょうか?
私個人としては、取り憑かれたように勉強しています。まだ、若いですしね。
医師全員が全員100%、インプットを続けているかと聞かれるとそうではないと思います。
人それぞれ価値観がありますから、最小限のインプットで仕事をしている人も実際います。
医療以外の勉強をすることは、プライベートの時間を使ってまでやる必要があるのかと、考えるときもあります。
医療だけやっていてもだめなようなきがするのです、人間性を磨くことや、全人的な成長をしていくためにはそれ以外の本も読まなければならない。
このような悩みに突き刺ささる回答に出会いました。
すっからかんの大人になりたくない!

メンタル編

特に響いたのは、メンタル編の箇所です。

心を壊してまでやるべき仕事なんてどこにもない。どんなに大きな仕事でも、どれだけ意義のある仕事でも、心を差し出すまでの価値はない。だって仕事なんて、「たかが仕事」なのだから。
期限を区切れば「無敵」になれる。仕事の先がみえない、つらい。今の会社にいつづけていいのかわからない。(中略)僕がおすすめしているのは、期限を決めてゴールを設定し、そこまでは全力で努力してみるということだ。迷ったら「どうしよう」とブレーキペダルを踏むのではなく、ブレーキから足を離し、アクセルを踏み込んでみる。期限を決めるのは100%の力で打ちこむためだ。

メンタルは鍛えていきたいですし、うまく対処する方法も身に着けていかねばならないなと思っています。
しかし、メンタルは鍛わるものなのでしょうか?
医療界はメンタルを崩しやすい業界です。
当直などで勤務が不規則になり、時間外労働もあり、生死と隣合わせの仕事上でのストレスはかなりのものです。
修羅場は過酷な状況、部活などで、メンタルを鍛える機会は多くありました。また、様々な書籍を読んで私が感じたのは、
メンタルは鍛わらない、うまく対処する方法を身につけるかどうかだ
そう感じました。
そのような状況を超えても、落ち込むときは落ち込みますし、緊張する場面もまだまだ多くあります。
もともとのキャラクターはそう簡単には変わらないと思いますし、自分が育ってきた環境(これまでの経験)は変えられないので、これからのことを考え、うまく対応していきたいなと思っています。

また、本書の中で「メンタル回復スポット&ドラマ・本」のなかで「調理場という戦場 斉須政雄」という本が紹介されていました。
気になっていた本でもあったので、運命的なものを感じ、またこちらも読んでご紹介したいと思います。


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