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ついつい買っちゃう美術展の図録
美術館という建築物そのものと行けばいろんな作品に出会える非日常的な空間が好きで、安らぎと刺激を求めて定期的に足を運ぶ。そこでやめられないのがつい図録を買ってしまうこと。実はそんなに見返さないし置き場もないから厳選してるつもりだけど(ポストカードとマグネットは別腹)、気づけば10冊以上になっていたので曖昧な記憶と共にまとめてみる。時系列はばらばら。
マグリット展
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昼と夜が混在する「光の帝国」という絵をはじめて観たとき、なんだこれは?としばらく考え込んだ。展示を東京でやると聞いて大学からの友人Aちゃん(よく一緒に美術館に行く子)と行く。他の作品も面白く大満足。きっと何度も見返すだろうと図録を買う。
シュルレアリスム展
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縁あって譲ってもらったもの。先述したマグリットもシュルレアリスムに深く関係していていつかちゃんと読みたい。
kawaii日本美術
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大学時代からの友人3人と行った。日本画の動物という斬新なカテゴリーのかわいいが集まってて癒された。かつての画家たちも動物を可愛く描けたら「かわいい!」なんて言いながらキャッキャしてたのかな?と思いを馳せる。
地中美術館
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同じく大学時代の友人3人と四国を旅した時に訪れた地中美術館。建築の美しさとジェームズ・タレルの体感型の作品が衝撃的だった。絶対にまた行くという想いも込めて買った記憶。
安藤忠雄展
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Aちゃんと。地中美術館で安藤忠雄建築に魅了され、もっと知りたい!と思って行ったら大混雑だった。ゆっくり観れなかったのでせめて図録でじっくり観たい!と思って買った。
これからの美術館事典
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美術館についての展示。絵画を展示する時のフレームとか館内の温度とか搬送とかそういう裏側について学べて楽しかった。図録がまさに事典仕様で面白くて迷わず買った。
ムーミン展
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こんなにシンプルな線で、個性があってキュートなムーミンは本当にすごい。癒される。ムーミン展は何度か行っているのだけどこれは夫と行った六本木の図録。
谷川俊太郎展
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Aちゃんが誘ってくれたやつ。小学校の教科書ぶりの谷川俊太郎さん。谷川俊太郎さんのことばっていいな、とじんわり思った。この展示後に開催された東京蚤の市でお互い谷川俊太郎さんの本を買ったのも大切な思い出。図録は当日迷って買わなかったけど結局欲しくて購入。
和田誠展
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これもAちゃんが誘ってくれて行ったやつ。恥ずかしながら和田誠さんのことをよく知らなかったけど、その絵は思ったよりも私たちの日常に溶け込んでいて観たら知っていたものもあった。図録は迷って買わなかったけどその後頭から離れず、5回くらい悩んだ後に本屋で買った。
目[mé]非常にはっきりとわからない
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目[mé]の作品にはじめて出会ったのは資生堂ギャラリー。定期的に通っていた時期にたまたま目[mé]の展示をしていて、本来だったらありえないことをかたちにしている作品に驚き、こんな発想があるなんてと衝撃を受けた。Aちゃんとの小豆島旅行で瀬戸内芸術に行った時にも目[mé]の作品があり、やはり面白くてファンであることを自覚。千葉美術館で初の単独美術館展示があると聞いて喜び勇んで行ってきた。しかしタイトル通りよく分からなくて理解したいと図録を買う。まだ読めていない。
もじイメージグラフィック展
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休日も遊んでくれる会社の同期と行った。仕事にも趣味にも通ずるものがあり見応え抜群で楽しかった。バイネームでグラフィックデザイナーとして活躍する人のアイデアと技量ってすごい!と凡人さ全開の感想を抱きつつ、憧れの気持ちから図録を迷わず購入。こんなものづくりがしてみたいなと刺激された。
デイヴィッド・ホックニー展
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面白い展示を探していた時にこのスプリンクラーの絵に一目惚れして、夫を誘って行った。ホックニーさんは現在86歳。iPadでの作品作りに挑戦するなど常に新しいことをしていてエネルギッシュだった。かっこいい。
ジブリパーク 食べるを描く
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ジブリパーク内の展示。当日じっくり観る時間がなかったのでざっと観て面白そうなことを確認し図録を買った。映像上ではほんの数秒だけど、リアルな食事のシーンを再現するためにとてつもない工数がかかっているのだということを実感させられる。普段映画を観ている時になかなかそこまで気が回らない。
コジコジ展
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ヘッダーの写真に載せ忘れてたけどこの記事を書いてる途中で思い出した!母から影響を受けてとにかくさくらももこさんの作品が大好き。これまでさくらももこ展、アニメちびまる子ちゃん展などたくさんの展示に行ったけど、意外と図録を買ったのはコジコジ展だけだった。漫画も全巻持っているけど裏話とか細かい設定とかが記されていてファンにはたまらない内容。
と、遡れば10年以上も前の出来事もありつつ意外と思い出せているので、物で残すということの大切さを改めて実感する。とはいえ買って満足してほとんど読めていないので、きちんと読み込んでもっと好きな人たちの作品について詳しくなりたいなと思う。
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