【エッセイ】ゆる〜い理論派。
ちょっと前ですが、こんなオンライン・セミナーに参加してみました☟
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大変失礼ながら、私の持っていた星野さんのイメージは、家業の旅館業を継がれたボンボンでした。
が、このセミナーで覆りました。
彼はコーネル大学のホテル経営学でMPS(Master of Professional Studies) 学位をとっている、徹底的に理論を学んだゴリゴリの理論派でした!
この短いセミナーの中で紹介された本が以下の通り☟
■「社員の力で最高のチームを作る」 ケン・ブランチャード
■「1分間マネージャー」ケン・ブランチャード
■「ブランド戦略論」田中 洋
■「真実の瞬間」ヤン・カールソン
■「ブランド・ポートフォリオ戦略」デビッド・A・アーカー
などなど…、まさに教科書的な質の高い本がザックザクです。
星野さん曰く、「全ての正解はこれらの本に書かれている」。
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しかし、これらの理論で完璧に武装した星野さんが「ゆる〜い」のです。
これこそ、「守破離の離」でしょうか?
このようなことをいつも真剣に考えおられます☟
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セミナー中に印象に残った星野さんの話があります。(正確ではありませんがこのような内容)
フラットな組織と言いながら、「落としこむ」とか、「吸い上げる」と言葉を使っている時点で、全然フラットじゃないです。
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コロナで厳しい中、完璧な理論をベースに、柔軟なアイデア(社内向けには倒産予想確率を共有しているそうです)を次々に打ち出し、前向きに挑戦している星野さんと星野リゾート。
引き続き、その動きに注目し、応援したいと思います。
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