【エッセイ】史上最高難易度の引越し。
毎週末、ジャズをかけっぱなしにして、「超」断捨離に励んでいます。
我が家にとっては数年周期で巡ってくる、恒例の引越しです。
引越しといっても、国内引越しではなく、海外引越しでもなく、
「海外間引越し」です。
外国から外国への引越しを何回繰り返して来たことでしょう。
8回、9回?ちゃんと数えたことがありません(笑)
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今回は、以下の理由から我が家の引越し史上、最高の難易度になっています。
①コロナ下の移動になるので、出発前のPCR検査、到着後の隔離がある。
②今回、息子は大学進学のためオランダへ。私と家人は日本へというスクランブル引越しである。
③日本でビザを取得した後、私は新たな次の赴任国へ移動する。
①✖️②✖️③の複雑さがあり、これはこれまでになかった難易度です。
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この家にはこれまでのどの家よりも深い愛着があります。
コロナ以降の約一年半はほとんどリモート・ワークをしてきました。
他の国々で住んだ家に比べると、この家で過ごした時間が圧倒的に長いのです。
カバー写真は私の部屋の写真です。
自分史上、最も長い時間を過ごした部屋です。
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そして、そうです。
いよいよ海賊を解散する日が近づいてきました☟
そして、海賊を解散する日は、息子が独立する日でもあります☟
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これまでどの国でも、最後に家を出る時、
がらんとした部屋に向かって「ありがとう」と声をかけてきました。
今回の「ありがとう」は、
今まで以上に想いのこもった「ありがとう」になると思います😎
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